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ゼニスの新作ショアキャスティングロッド「カレントランナー」機種別解説

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2023年登場予定のゼニスのNEWショアジギング&プラッギングロッドが「カレントランナー」。 その基本的な特徴は前回お伝えしたところ。

さて、そんなカレントランナーについて、もう少しかみ砕いて機種ごとの簡単な特徴を解説している動画がアップされました。

出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」

カレントランナー各機種の特徴

ショアからヒラマサとのファイトを楽しめるモデルから、サワラやサゴシといったターゲットにも適するライトショアキャスティングモデルまで、全4機種。スタッフの西本さん、プロスタッフの冨田充さんが分かりやすく解説。

CR-S1022H

H表記となるCR-S1022H。は70g前後のプラグや80g前後のジグまでが扱いやすく(ジグMAX自体は120g)、一日投げ倒しても体に負担の少ない振り抜き感。

これは全機種共通していることだが、細身肉厚のブランクス設計が快適なキャストフィールを生む。

またデュアルクロスXというカーボン補強をバット部にコンポジットしているため、非常に粘り強く強度も高い。

スレンダーボディのロッドからは想像できないほどに、大型青物相手にも主導権を握らせない細マッチョな仕上がりとなっている。

適合リールとしては8000~14000番でPE4~5号に対応。対象魚としては、ショアから狙うヒラマサなどとのガチンコファイトを想定している。

型番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 適合ルアーウエイト(g) 適合ラインPE(号) 適応ドラグ(kg) カーボン含有率(%) 本体価格(税抜)
CR-S1022H 10’2″(3105mm) 2 160.0 396 2.3/18.6 Jig:40~80(Max120)/Plug:~70 4.0~5.0 6.0 98%/2% 38,000
CR-S1002MH

MHは4号タックルをベースに使用するのがマッチする。Hより若干ライトなだけに60g前後のプラグやジグが非常に使いやすい。

より軽量感を求めるシチュエーションに選択したい機種。こちらもヒラマサにも対応するが、メインとするところは大型のブリなど。

こちらのHとMHがヒラマサ・ブリのメインどころとなるだろう。

型番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 適合ルアーウエイト(g) 適合ラインPE(号) 適応ドラグ(kg) カーボン含有率(%) 本体価格(税抜)
CR-S1002MH 10’0″(3055mm) 2 157.5 359 2.2/17.9 Jig:30~70(Max100)/Plug:~60 3.0~4.0 5.0 98%/2% 36,600
CR-S972M

Mモデルはライト寄りなショアキャスティングロッドという位置づけ。40g前後のプラグ・ジグが扱いやすい。いわゆるメジロ・ハマチなど60cm前後からブリまでをメインどころにテクニカルな操作も得意。

さらに軽量感を打ち出したモデルで、その軽さはキャストの決まりやすさも生む。Mとなればリールは6000~8000番クラスが好適。沖堤防で青物が回ってきたなんて時にも重宝する。

型番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 適合ルアーウエイト(g) 適合ラインPE(号) 適応ドラグ(kg) カーボン含有率(%) 本体価格(税抜)
CR-S972M 9’7″(2925mm) 2 151.0 313 2.2/16.7 Jig:25~60(Max90)/Plug:~50 2.0~4.0 4.5 98%/2% 33,800
CR-S952ML

MLは当然さらに軽量感と操作のしやすさが得られるモデル。20g前後から投げられるため、プラグ・ジグのみならず、ジグヘッド&ワームや重めのミノーなども守備範囲となる。身近なフィールドからサゴシ・サワラなどショアからの人気者を狙うのにも好適。

型番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 適合ルアーウエイト(g) 適合ラインPE(号) 適応ドラグ(kg) カーボン含有率(%) 本体価格(税抜)
CR-S952ML 9’5″(2875mm) 2 148.5 292 2.0/16.3 Jig:20~50(Max80)/Plug:~40 1.0~3.0 4.0 98%/2% 33,300

カレントランナーは細身肉厚、軽快なキャストフィールと掛けてからの粘り強さを押し出した仕上がりになったという。

ロックショアのヒラマサから身近なターゲットを対象にした機種までラインナップも豊富。

気になる機種のチェックはお早めに。

ゼニス公式カレントランナー詳細ページはこちら

オクマ/ゼニス(okuma / ZENITH ) プロフィール

1986年に台湾・台中市で設立されたリールメーカー「オクマ」。アメリカ、ヨーロッパ、北米やアジアなどワールドワイドに流通するオクマリール。低価格&高性能のリールをリリースしている。ゼニスは福岡県北九州市にあるロッドメーカー。ショアからオフショアまで幅広くルアーロッドを展開。ロッド製作工程の多くを自社で行い、高品質で定評がある。
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