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「重量リグを遠くへ飛ばすための新機種」年間2,000枚以上の釣果“森浩平”が求めるロングレングスモデル「シルバーウルフ AIR」(83MB-S)

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チヌゲーム特集

シルバーウルフ。

それは、ダイワが展開するチニングブランド。フリーリグをはじめとする昨今主流になってきているメソッドに対応するため、2021年~2022年にかけてリニューアルを果たし、近年でワーム、フック、プラグ、リール、ロッドといった数々のアイテムを一気に展開。ブランドロゴも赤を基調としたデザインからシルバーへと一新。

中でも注目を集めるシリーズの1つとして挙げられるのがロッド。

“シルバーウルフ”には現在、ハイスタンダードモデル「シルバーウルフ MX」をはじめ、フラッグシップモデル「シルバーウルフ AIR」と、2023年5月にはエントリーモデル「シルバーウルフ」の登場で全3モデルが展開中。そんな中で今回紹介させていただくのは、シリーズ最高峰「シルバーウルフ AIR」から2023年4月に登場した新機種、8ft3inにセッティングされたロングレングスモデル。

「シルバーウルフ AIR」(83MB-S)【ダイワ】

2023年4月登場

重量リグを遠くへ飛ばしてシッカリ掛ける。

ための専用機種“83MB-S”。1機種目に登場した“76MLB-S”と同様に、フリーリグチニングの第一人者、年間2,000枚を超えるチヌ・キビレを釣り上げる、もりぞーこと“森 浩平”さんのコダワリを吸収させたモデルになっています。“76MLB-S”は一言で言えば“万能”。フリーリグを楽しむにあたり丁度中間的な立ち位置。一方、“83MB-S”に関しては“もっとリグを遠くへ飛ばしたい”、“もっと重たいウエイトを背負いたい”、“障害物周りで相手に主導権を与えたくない”といったロングレングスに求められる要素を完璧にこなしてくれるモデルに仕上がっています。

 

森 浩平(Kouhei Mori) プロフィール

愛称は"もりぞー"。大阪湾の淀川をホームグラウンドに、ベイトタックルスタイルで年間2,000枚を超えるチヌ・キビレを水揚げするチニングエキスパート。 デイ、ナイト問わず、チニングをメインにシーバスや季節の釣りを楽しんでいる。

“シルバーウルフ MX”にも全く同じ番手がラインナップされていますが、最高峰モデル「シルバーウルフ AIR」ならでは、最先端技術を惜しみなく取り入れることで、オープンエリアで行う重量リグを使った遠投をブレず快適に、遠くでもしっかりフッキングを決めることが可能。グリップの長さに関して“シルバーウルフ MX”より少し短く設計されていることで、手元は短く有効レングスが長くなることで、ウエーディング時などでも取り回しの良さを発揮してくれます。

陸っぱりの釣りにおいてもその利点は多く、足場の高い場所でルアー操作がやり易かったり、障害物を躱して魚を獲りたい時などでも、ラインの角度を充分に確保できるため、障害物に巻かれるリスクも軽減、相手に主導権を与えず手元までシッカリ魚を引き寄せて来れる。またライフジャケットにグリップが干渉するといったストレスなども排除。ショートグリップでロングレングスは、チニングシーンにおいて様々なメリットを生み出してくれます。

83MB-Sのスペック詳細
品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/
元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
適合
ライン
ナイロン
(lb)
適合
ライン
PE
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー
希望本体
価格
(円)
83MB-S 2.51 2 129 104 1.4/12.9 5~21 4~14 0.4~1.5 99 48,000

という形で新たな攻め方を可能にする新機種が登場となり、アプローチの幅が広がりましたね! さて、折角なのでこちらでも「シルバーウルフ AIR」本体の魅力について紹介させていただこうと思います。

ハイレベルなフリーリグチニングをこなす最高峰モデル
ゲーム性を極めるためのチニングロッド「シルバーウルフ AIR」

ハイスタンダードモデル“シルバーウルフ MX”をベースに、“森浩平”さんのチニングに関する経験や知識を取り入れ、ダイワの最先端技術で様々な要望や意見を形に…、「シルバーウルフ AIR」。ブランクスやガイドに、緻密な調整を施してより軽く強く、キャスト飛距離、アキュラシー、ルアー操作性、フッキングのレスポンス…。チニングで求められる要素を高次元で達成させたフラッグシップモデル。

ダイワ公式「シルバーウルフ AIR」詳細ページはこちら

昨今の主流であるメソッド“フリーリグ”を軸に、トップウォータープラグの釣りなども快適に行えるよう、全機種をベイトモデルに統一。0.6号や0.8号などの細いPEラインをストレスなく快適に扱えるラインナップ。汎用性はモチロンのこと、最上位機種ならではのレスポンスや操作性、ハリのあるブランクスとソリッドティップが、高感度さとリグを繊細に操り、スムーズにランディングまで導いてくれる仕様に。エキスパートアングラーがより深くチニングの世界へ、のめり込むためのハイスペックモデルが「シルバーウルフ AIR」。

高感度で軽い、そして粘り強いブランクス周り

強度が求められるブランクス周辺。

チヌ・キビレの力強い引きに耐えるためのパワーが必要不可欠になりますが、剛性を向上させると硬くなりすぎてオーバーパワーになってしまい、操作性や感度が低下するなどのデメリットを引き起こすケースも。ただ強いだけでなく、高い操作性を実現する軽さと感度の良さ、素直なベンドカーブで魚を必要以上に暴れさせないコントロール性能…、そういったことを実現させるためにダイワの独自技術でカバー。“SVF ナノプラス”を取り入れた超軽量ブランクスが採用されており、ボトムの地形や流れの強弱や変化、チヌの僅かなバイトなども手元へ鮮明に伝達してくれる作りに。

SVF NANOPLUS(エスブイエフ ナノプラス)

SVF ナノプラスとは、レジン(樹脂)量を減らし、カーボン繊維の密度を多くしたカーボン素材。これにより、軽量化・パワーアップ・細身化を実現し、軽くて強度もバツグン。

また、ネジレ防止のための対策として“X45X”も採用されています。

キャスティング、フッキングなどで高いレスポンス性を実現し、細いPEラインに過剰な負荷をかけないしなやかさと、アワセ切れを恐れずにシッカリ掛けにいける強引さも実現できる理想的なブランクス。

X45フルシールド(=X45コブラシールド)

X45フルシールド(=X45コブラシールド)とは、ロッドのネジレが最も発生しやすい、ロッドティップからバッドまでにかけて全体的にX45を巻き付けたもの。

レスポンス、飛距離、アキュラシーを最大限に向上させるファストテーパー設計

ロッドアクションはファストテーパー設計になります。

レスポンス、飛距離、アキュラシーを最大限まで向上。MXシリーズの同アイテムよりもファストテーパー仕様に。ベイトタックルに慣れているアングラー向けのセッティングが施されており、シッカリ負荷を掛けながらブランクスを曲げ込むキャストを実現。

V-JOINT(V-ジョイント)がスムーズな曲がりを魅せる

ファイト時はV-JOINT(V-ジョイント)がスムーズな節の曲がり、理想の調子とパワーアップを実現。節の合わせ部分にDAIWA独自のバイアス構造を取り入れ、合わせ部のスムーズな曲がりを実現。パワー、レスポンス、感度が向上。

ガイドにAGSを搭載! ブランクスのパワーロスを防ぐ

ガイドには“AGS (エアガイドシステム)”が搭載されているため、ブランクスのパワーロスを防止。

ラインの弛みも最小限に、ガイドから伝達される振動はロス無くブランクスへ。感度面、操作面のレスポンスが向上。さらにAGSは高感度かつ軽量、ロッドとして先重りが少ないのもメリットです。

繊細なリグ操作に欠かせない性能に。

AGS(エアガイドシステム)

軽量で高感度なのがメリット。軽量なカーボンフレームが使われていることで、飛距離とコントロール性能が向上。チタンと比較しても約3倍の剛性を秘めるカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号でさえ、吸収せず、ダイレクトにブランクスへ伝達する高感度を有します。シングルフット、ダブルフット、それからサイズに形状などバリエーションも充実。さらに新開発の軽量リング“Cリング(コバルト合金)”、“Nリング(シリコナイト)”搭載の次世代AGSなども。

【感度×強度】MEGATOP(メガトップ)

繊細なアタリをすかさずキャッチすることを実現、ロッドティップには“MEGATOP(メガトップ)”を採用。

MEGATOP[メガトップ]

メガトップは繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッド。どの方向にも同様の曲がりを見せ、更に通常のカーボンソリッドと比較しても強度が飛躍的向上していることで、細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を実現。カーボン素材特有の手に響く感度はモチロン、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。

レングス長を最大限に確保!ショートグリップ形状

グリップ形状はあえてショートに。

リトリーブ中やフォール中のバイトにも速やかに対応可能。レングス長を最大限に確保できることで、振り切れやアワセ切れを防ぐメリット以外に、身体の前でロッドを軽快に取りまわせるのもメリットの1つ。

全3機種が様々な状況・メソッドに対応

ラインナップは“76MLB-S”を軸に2023年の新機種であり今回紹介した“83MB-S”と、ライトリグやトップの釣りなどを得意とするショートレングスモデル“72MLB-S”も同時期に登場。この全3機種が様々な状況で活躍。

品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/
元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
適合
ライン
ナイロン
(lb)
適合
ライン
PE
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー
希望本体
価格
(円)
72MLB-S 2.18 2 113 89 1.3/12.9 4~18 4~12 0.4~1.0 99 46,000
76MLB-S 2.29 2 118 93 1.4/12.9 4~18 4~12 0.4~1.0 99 46,000
83MB-S 2.51 2 129 104 1.4/12.9 5~21 4~14 0.4~1.5 99 48,000

以上! 「シルバーウルフ AIR」の2023年NEWモデル“83MB-S”の紹介と同時に、ロッド全体の魅力についても触れてみました! 今が旬のチニング。今回紹介させていただいた機種もぜひご検討ください!

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[チニング]SILVERWOLF AIR AGS 72MLB-S/83MB-S impression for CHINING 森浩平

出典:YouTubeチャンネル「DAIWA Salt Water Fishing」

もりぞー森浩平の最新フリーリグチニング! 初場所での爆釣法を伝授

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

ダイワのシルバーウルフから2023年・新作チニングロッド続々【エントリーシリーズ、AIRの新機種】

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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