テイルウォークとHMKL(ハンクル)のコラボで生まれたI字系。HMKLの言わずと知れたI字系ジョーダン65Fに、テイルウォーク・リミテッドカラーが登場となり話題を呼んでいる。
そのカラーリング、構想はテイルウォークの芦ノ湖マスター・中村宗彦氏。それをHMKL代表の泉氏に伝え、泉さんがカラーリングを施した、なんとも贅沢なリミテッドカラーだ。
出たっ!3180g・53cm
そのジョーダン65F・テイルウォークリミテッドカラーで、中村さんが3180g・53cmをキャッチした。
それを捉えた実釣ムービーが以下。
出典:YouTubeチャンネル「tailwalk テイルウォーク」
極めてナチュラル
当日は若干の濁りが入ってたとはいえ、それでも水質はクリア。フィールドとなった芦ノ湖は、基本的には非常に透明度の高いクリアウォーターで、だからバスからもルアーはよく見える。それはつまり、とても騙しにくいことを指す。
端的にいえば、そう簡単ではないフィールド。バスは結構見えたりするのだけれど、いわゆる〝天才バス〟も多く、直前で見切ることも多々。そこで騙し切った会心の1本。
現在の多くのフィールドでもそうであるように、芦ノ湖におけるバスのメインベイトはワカサギ。そんな中で極めてナチュラルな〝美味しそう〟なワカサギ感を演出できるジョーダン、そしてそうしたクリアウォーターでもナチュラルさとアピール度を絶妙なバランスで内包するテイルウォークリミテッドカラーが見事にハマった結果。
ジョーダン65F・テイルウォークリミテッドカラー
さて、そんなジョーダン65F・テイルウォークリミテッドカラーには3色がラインナップされる。
プレーンな元祖シルバー(銀箔)系カラーで、適度なギラつきのある、いかにもワカサギ感のある#01 KOJIRI WAKASAGI (コジリワカサギ)。
まさに強過ぎないけれど適度なアピール力を持つオールラウンダーで、ピンクヘッドと口元の蛍光オレンジはバスに気付かせ浮かせる効果はもちろん、アングラーからも見やすい。
#02 N-SECRET (N-シークレット)は内蔵されたシェルプレートと透け感とマット感が絶妙なカラー。膨張色なこともあり、中村さんはやや濁りの入ったローライトの朝イチなどにも使用。先に述べた会心の1本をキャッチしたのもこのカラー。
そして#03 CLEAR LAKE SP (クリアレイクスペシャル)。マイラープレート内蔵しかつ緑がかった背中とクリアなボディはナチュラル。秋口など、クリアアップしたタイミングでの抜群の実績もあるカラーで、バスを騙しにくいクリアな水質で、その効果を体感できるカラー。
全長:65mm
ウエイト:3.0g
税別価格:1,850円
#01 KOJIRI WAKASAGI (コジリワカサギ)
#02 N-SECRET (N-シークレット)
#03 CLEAR LAKE SP (クリアレイクスペシャル)
ジョーダン65F(tailwalkリミテッドカラー)詳細ページはこちら
距離感をつかむ
そんな特徴のある3色であるが、相手は自然に生きるバスでもある。基本線として各カラーの出しどころを覚えておくのは大事だけれど、中村さんが大事だというポイントは実際に現場で使った時のバスとの距離感。
とあるカラーを使っていてバスとルアーの距離が遠くても、違うカラーを入れるともう少しでスイッチが入りそうな距離感になったりするという。つまりはカラーに対して先入観を持たず、ローテすることも大切。そして、「さっきよりバスとの距離が詰まった…」など、その時使用していたカラーとバスの距離を覚えておくことが大切だと話す。
ということで、今回はナイスバスをキャッチした実釣ムービーをご紹介しましたが、ジョーダン65Fを投入した際に使用したリール、テイルウォークのスピーキーのXHGを使用した理由なんかも、また別項でご紹介したいなと思います。