「メバリングロッドらしい乗せ重視」細身軽量でシッカリ曲がって粘る国内生産の拘りメバリングロッド「19フィネッツァ」/オリムピック

2023年06月07日

梅雨メバル。

と言われるように、まだまだ良型が狙えますね。釣れるサイズが大きいと一筋縄ではいかないことも。頭の冴えたデカメバルの繊細なアタリを鮮明に捉えれる感度、掛かってから主導権を与えず引き寄せれる強靭さ、それから軽量リグを軽快に操れる操作性。これらに優れるロッドがあると安心。さて、こちらはどうでしょうか？

19フィネッツァ【オリムピック】

コンセプトは差別化。

アジングロッドとは異なるテイストで、本来のメバリングロッド特有の乗せ重視に設定、オリムピックのメバリングロッド「19フィネッツァ」。

オリムピック公式「19フィネッツァ」詳細ページはこちら

ブランクスには低・中弾性カーボンをメインに使用。そして部分的に高弾性カーボンを採用することによって、リグ操作時のダルさや持ち重りを極力排除。それから細身・軽量・ローテーパーアクションに設定することで、リトリーブの釣りが快適に行える味付けに。価格帯も自社窯で丁寧に作成され、国内で生産されているにも関わらず本体価格31,500円から入手可能というコスパにも優れています。基本性能を追求し、今もなお多くのメバルアングラーから広く親しまれているロッド「19フィネッツァ」。買い替えなどをご検討されている方はご参考に。

良く曲がって粘る

パワフルな引きの割にショートバイトも多々あるメバル。

「19フィネッツァ」は軽量で細身かつ高感度、それでいてファイト中はシッカリとキレイに曲がり強いバットパワーで、ロッドの反発力を活かしてメバルを浮かせて獲ることのできるロッドに仕上がっています。そのようなことを実現している大きなポイントが、バット部に施されている4軸カーボン「スーパークワトログラファイトクロスLV」。

スーパークワトログラファイトクロスLV

「スーパークワトログラファイトクロスLV」とは、数あるオリムピック独自の4軸カーボン内でも最軽量な素材。運動エネルギー効果を落とすことなく、23％の軽量化を実現。タイトな軽量化が求められる場合、細径への使用に効果を発揮する素材です。細身で軽量、乗せ重視の「19フィネッツァ」との相性もバツグン！　また、良くしなって粘り強い。尺クラスの大型を掛けても安心してキャッチまでサポートしてくれる仕様に。

高感度の証！「O.S.S.」も採用

アジングロッドやメバリングロッドなど。感度が求められるロッドで採用されていることが多い「O.S.S.」。こちらは数値化した感度の基準をクリアしたモノで、いわゆる高感度の証！　啄むようなバイトでもティップから手元へシッカリ伝達し、フッキングが決まりやすいようになっています。

他にも細かいコダワリが沢山

「19フィネッツァ」は他にもガイドやグリップ、リールシートなど。こだわられているポイントが色々！　引き続き魅力を解説していきたいと思います！

全モデルに軽量なチタンフレームガイドを採用

ガイドは全モデル共通の軽量なチタンフレームガイド。

ティップからベリー部にかけて、トルザイトリングが採用されていることで、ティップセクションのブレやロッドの持ち重りを軽減。極細ラインにもシッカリ対応します。

幅広いリールにマッチするリールシート＆グリップ

また、シルエットとの一体感を考慮してデザインされたリールシートやグリップにも注目していただきたいトコロ！　幅広いリールにマッチするシックで大人らしいデザインが魅力。リールシートには軽量・細身のVSSリールシートをアップロックで採用、グリップマテリアルには高強度・耐久性に優れているEVAを採用。グリップ部を最小限に留め、セパレート形状にすることで軽量化を実現。

2ピースを感じさせないキレイな曲がりを実現するフェルール（逆並継）

ジョイント部はフェルール（逆並継）で、まるで1ピースのような優美なベンディングカーブを描きます。

ラインナップは全3機種

「19フィネッツァ」のラインナップは全3機種。

7ft5inに設定されたチューブラーとソリッドモデル。そして、もう1つは7ft11inといったロングレングスモデルが1機種展開。全て乗せ重視で記者的には「GLFS-752L-T」と「GLFS-752L-S」のどちらかでジグ単やプラッギング、フロートやキャロといった少し遠くへ飛ばすアプローチにロングレングスの「GLFS-7112ML-T」という使い分けをしてみたい！　気になるモデルはありますか？

GLFS-752L-S