【春バス】水野浩聡がトーナメントに参戦!果たして結果は!?
こんにちは! 水野浩聡です。
さぁ新年度がスタートし、桜も見ごろを終えてしまっていますね、はい…。あっという間に散ってしまうから、楽しむ間もなくいつも散ってしまい散ってしまってから、もっとじっくり観察すれば良かった…なんて後悔することが実は毎年続いています(笑)。
さて、桜が咲く時期になると、平野部のフィールドではバスのスポーニングシーズン最盛期となります。
この産卵によって差してくる動く魚を狙っていく釣りが1年の中でもかなり好きな水野ですが、今週は地元の長良川(岐阜県)にて行われたローカル試合のナガラマスターズに参戦してきましたので、その時の模様をお伝えしながら、春の解説を進めていこうと思います。
ナガラマスターズに参戦!
試合前日。今年初めての長良川ボート釣行となったこの日は、広い下流域をざっくり探っていくために「リレンジ(130)」というフルサイズのジャークベイトをセレクト。
Name | Length | Weight | Type | Hook Size | Price(税込) |
---|---|---|---|---|---|
RERANGE 110SP | 110mm | 14.8g | SUSPEND | #6 | ¥2,035 |
RERANGE 130SP | 130mm | 21.5g | SUSPEND | #4 | ¥2,145 |
ジャッカル公式「リレンジ」の詳細ページはコチラ
「リレンジ(130)」をセレクトした理由としては、まず水質。長良川は清流と呼ばれるだけあって、下流域もクリアウォーターでアクションの強いルアーがこのタイミングで騙しにくくなっているからです。
水を逃がすアクションのジャークベイトで、シャローフラットからファーストブレイク付近までをチェックしていき、産卵直前のフラットに乗っかったバスを狙ったり、産卵を控えて待機しているようなブレイクにいるバスを浮かせて釣っていったりするイメージで使用。
しかしながら、クリアウォーターと減水のタイミングが重なってしまい、シャローレンジのバスはほぼいない状態で、ブレイクからブレイク下の一段と深いレンジに魚がいるような気配。
そして、ローライトコンディションや風が吹いたタイミングで、浅い方に一時的に上がってくる…といった様子が垣間見えて、午後からの南風が吹いた条件でなんとか一発キャッチでき、プラクティスを終えました。
でも、釣れたのはオスっぽい個体だったので、やはりウェイトを持ったナーバスなメスを釣っていくためには、少し深いレンジを視野に入れてスローな釣りを展開しないと厳しいかな?という印象を持ちました。
試合のプランとしては、朝イチや風が吹いた時は「リレンジ(130)」の釣りを展開し、晴天無風予報の日中は橋脚などの縦ストラクチャーや、ブレイク下の深いレンジの沈みモノを「フリックシェイク(4.8in)」のジグヘッドワッキーで攻めていくというプランを立てました。
いよいよトーナメント当日!
そして、試合の朝イチは弱いながらも適度に風もあって、日が昇りきるまでの太陽光の弱いタイミングで、川のインサイドにあるシャローフラットやそれに絡むブレイクなどを、とにかく手数を増やしながら徹底的に「リレンジ(130)」でチェックすると、何ヶ所目かのポイントで、ブレイク付近でバイトしキャッチ。
予定通り?というか、やはりオスっぽい個体。その後は500~600gクラスのオスがじゃれつくようなバイトがあったものの、掛かりが浅くどちらもバレてしまうという運のなさ…。
日が昇ってきてしまってからは、縦ストや数少ない知っている深いレンジの沈みモノなどを攻めていきますが、試合時間内にメスの正解に辿り着くことができぬままタイムアップとなってしまいました。
結果はウェイインがたった2人という超ローウェイト戦だったので、釣った一本が貴重な魚となり順位は2位でしたが、完全に長良川のバスには完敗…。
優勝した若手のマオくんも、ジャークベイトやジグヘッドワッキーなどの組み立てて展開しており、やはり日中は橋脚でグッドサイズを釣ったり、風が吹いたタイミングで一瞬魚が差すタイミングに遭遇したそうで、そこでさらにグッドサイズを追加して、唯一の複数キャッチでスコアメイクしてました。
今、1番長良川に出ている若手ということで、さすがの釣果でした!
長良川でリレンジ130を使うワケ
今回はキチっとハメることはできませんでしたが、メスの供給があるタイミングでは、このフルサイズのジャークベイトが効率も良く、バスの目線にもマッチし、毎年春の僕の定番ルアーとして「リレンジ(130)」は長く使っています。
気象条件や水質などがさらにバチっと合えば、破壊力を持った釣りにもなりますので、サーチしながらも広大なフィールドで釣っていきたい時の一手として試してもらえたら、旬な楽しい釣りができることと思います。
「リレンジ(130)」に関しては、このサイズ感や潜航レンジ、そしてアクションの強さが長良川にはちょうどよく、シャローからミドルレンジまでをきっちりカバーできるので、オカッパリで行かれるアングラーさんにもぜひおすすめしたいジャークベイトです。変に小さくする必要はありませんからね!
タックルデータ
・ロッド:ポイズンアドレナ(163M)【ジャッカル×シマノ】
・リール:メタニウム100 XG【シマノ】
・ライン:レッドスプール(4Lb)【ジャッカル】
今回初導入したメタニウム100モデル。14Lbのフロロカーボンラインがガッツリ100m巻けるスプールを搭載しているので、この飛距離をしっかり出して、ストライクゾーンを広く取るジャークベイトの釣りにはピッタリ! 今後もこのタックルでの、ジャークベイトゲームが増えそうです。
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