近年ジワジワと人気上昇中のサクラマスを狙ったオフショアジギング。
岩手県では3月1日がサクラマスのジギング解禁日として設けられ、三陸の風物詩として益々発展していきそうな釣りジャンル。
そんなサクラマスジギングであるが、まだまだオフショアジギングの専用竿というのはそれほど多くない。ゆえにテイルウォークのサクラマスジグTZは、専用ロッドとして存在する意外とレアなロッドとして非常にコアな人気のあるロッドだ。
ちなみにテイルウォークには、サクラマスジグSSDというモデルがあり、TZとはトルザイトリングガイドを示し、SSDからさらにパーツマテリアルにもコダワリを持つサクラマスジギングのフラッグシップロッドといえる存在。
サクラマスジグTZ
まず駆け足でスペックから紹介していくと、全3機種でいずれも6.5フィート統一。その中で0番・1番・2番とより繊細なモデルからガチンコパワーモデルが揃う分かりやすいラインナップとなっています。
モデル | 全長(ft.in) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | ロッド自重(g) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(PE) | L1(mm) | L2(mm) | 税別価格(¥) |
C650 | 6’5″ | 2(B) | 149 | 136 | max100 | max1.5 | 540 | 410 | 45,000 |
C651 | 6’5″ | 2(B) | 149 | 139 | max120 | max1.5 | 540 | 410 | 46,000 |
C652 | 6’5″ | 2(B) | 149 | 143 | max150 | max1.5 | 540 | 410 | 47,000 |
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トリッキーなサクラマスに対応するフルソリッド
なんといっても特徴として挙げられるのが、カーボンフルソリッドである点。ソリッドの利点は、その追従性やフレキシブルさにあるのはご存じの通りだと思いますが、これがサクラマスに合う。
というのも、サクラマスはそもそもタナ自体がかなり頻繁に変わるのと同時に、水面付近ではジャンプしたり、掛かるとローリングするようなファイトを見せ、かなりトリッキーな動きをするんです。
ローリングするあたりは、ヤマメの降海型といった感じがしますよね。
そのために、非常に繊細で追従性の高いカーボンフルソリッドは役立ちます。大型の割に口切れすることも意外と多く、そのファイトに応じてオートマチックについていくブランクがかなり役立つのです。
時に、ドはまりするとまさかの連発…ということもあるのですが、一方で1尾釣れたらよし!という状況も多く、その1尾が来た時に信頼できる竿…としてサクラマスジグTZは高い信頼を得ているのです。
また、TZはトルザイトを指すように、オールステンレスフレーム・トルザイトリングガイドを採用。
そしてこれがスパイラル設計。感度と軽さをもたらすだけでなく、ブランクスのネジレも抑制し、サクラマスの独特のファイトにも対応。
併せて、その追従性をフルに発揮できるようバットジョイントとなっているのも特徴。
グリップ周りはコルクを使用し、高級感のあるデザインもうれしいところ!
意外とまだまだ少ない専用ロッドだからこそ、そのハイスペックモデル「サクラマスジグTZ」で貴重な1本を狙ってみては?
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