2023年のテイルウォーク新製品の中でも、完全な新シリーズとなるロッドシリーズがL-ジギーズSSD。
超幅広いラインナップでデビューを迎えるが、まずどんな竿?という部分。
簡単にいうとオフショアライトジギングロッドを網羅するシリーズ。
L-ジギーズSSD
ライトジギングといっても幅広く、小型のタングステンジグを主体にするようなスーパーライトジギングモデルから、タックルは比較的ライトながら狙うサイズは限界ギリギリ…という場合もあります。
そうした大枠でライトジギングという範疇の中で、細分化される部分も網羅するラインナップ。それが、L-ジギーズSSD。
全10機種展開
全機種のスペックは以下の通り。
MODEL | 全長(ft.in) | 継数 | 仕舞寸法 (cm) |
ロッド自重 (g) |
適合ルアーウエイト (g) |
適合ライン (pe) |
価格(税別) |
C631/FSL | 6’3″ | 1&H | 125 | 125 | MAX 120 | MAX 1.5 | 27,000円 |
C632/FSL | 6’3″ | 1&H | 125 | 128 | MAX 150 | MAX 2.0 | 28,000円 |
S6400/FSL | 6’4″ | 1&H | 125 | 112 | MAX 80 | MAX 1.0 | 26,000円 |
S640/FSL | 6’4″ | 1&H | 125 | 114 | MAX 100 | MAX 1.2 | 27,000円 |
S632/FSL-Ne | 6’3″ | 1&H | 117 | 128 | MAX 150 | MAX 2.0 | 28,000円 |
C631 | 6’3″ | 2 | 99 | 108 | MAX 120 | MAX 1.5 | 24,000円 |
C632 | 6’3″ | 2 | 99 | 112 | MAX 150 | MAX 2.0 | 25,000円 |
C633 | 6’3″ | 2 | 99 | 116 | MAX 180 | MAX 2.0 | 26,000円 |
S631 | 6’3″ | 2 | 99 | 112 | MAX 120 | MAX 1.5 | 24,000円 |
S632 | 6’3″ | 2 | 99 | 120 | MAX 150 | MAX 2.0 | 25,000円 |
Z-シェイプリールシート
スピニング5機種・ベイト5機種の計10機種のフルボリュームとなっているが、どちらにもテイルウォークオリジナルのZ-シェイプリールが搭載されています。
何がイイってフィット感がイイ。それも、誰が・どんな握り方をしても違和感がないよう設計されています。痛くならない、操作していて楽。釣り物によっては軽く握るだけでフィットするので、それが感度にもつながったり。
そして、チューブラーブランクスとカーボンフルソリッドブランクスがあります。その継ぎ方にも意味があって、チューブラーに関してはセンターカット2ピース。携行性に優れる。
一方、ソリッドモデルはワン&ハーフ。バット部はチューブラーとし、各魚種の引きを受け止める役割を持たせています。バットで止められる。そしてカーボンフルソリッド部分はしなやかで追従性も高く、フルソリッドのよどみなく曲がるカーブをフルに生かし切れる設計。
また、バット部をチューブラーとしたことでジグの操作性も向上。全てがしなやか過ぎると、使用ジグウエイトによっては、飛ばしにくくなったり、やや速めのジャークではリズムもつかみにくかったりしますが、ジグの操作もオールマイティにこなせる器用さも持つ仕上がりに。
ガイド設定はステンフレーム・オールSiCリングとなっています。フルソリッドモデルの中にはスパイラルガイド仕様もあり、ブランクス性能を生かしつつガイドによる先重りを軽減、ファイト時のブランクスのネジレ抑制にもつながります!
選べる10機種
機種は上記の通り全10機種。
簡単にご説明しておくと、機種名の数字が表しているのがレングスとパワーランク。例えばC632/FSLであれば、数字は632。6フィート3インチの2番(ジグウエイトMAX150gまで対応しますよ~という感じ)。
ちなみにもうお分かりかとは思いますが、Cはベイトキャスティングモデル、Sならスピニング。FSLはフルソリッドモデルを表しています。
そうしてみると機種もグッと分かりやすく、ベイトモデルは6フィート3インチでレングス統一、スピニングモデルには6フィート3インチとともに6フィート4インチがあり、その中でパワーランクの違いやフルソリッド、チューブラーモデルといった違いがあることが分かります。
例えば、スピニングのS6400/FSLやS640/FSLなら軽めのジグ、小粒なタングステンジグでスーパーライトジギングでキャストから斜め引きで使いたいなぁ…とか(個人的にはイサキなんかをキャストからのフォールバイトを取って釣ってみたい笑)。
あるいはC631/FSLやC632/FSLなどであれば、フルソリッドブランクスを生かして、ジグを飛ばし過ぎないで食わせたい釣りなんかにイイかも、とか(個人的にはタフコンのタチウオジギングで使ってみたい)。
ちなみに、S632/FSL-Neに関してはNeが根魚ジギングを指し、山陰地方で盛り上がっているスピニング根魚ジギングを強く意識したモデルになっています。
何はともあれ、「ココが欲しかったんだよねぇ」というストライクな機種を見つけられる豊富なラインナップになっているのではないでしょうか?
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