2023年にフルモデルチェンジが発表されたオリムピックのアジングロッド「23コルト」。
今作は新たにオリジナルのカーボンリールシート「OP-01」を採用するなど、感度・操作性に優れたモデルとなります!
今回紹介するのは、シリーズの中でも最もショートレングスの「23GCORS-572UL-HS」。
ハードソリッドティップ搭載で、漁港内・常夜灯周りなど近距離で軽量なリグを操作するのに長けたモデルです!
オリムピック公式YouTubeチャンネルでも、実釣と解説動画が公開されています!
出典:YouTubeチャンネル「OLYMPIC TV」詳細ページ
23GCORS-572UL-HSについて
つい先日に店頭に並んだ、23コルト「23GCORS-572UL-HS」。まずはそのスペックについて簡単にご紹介!
「23GCORS-572UL-HS」は、冒頭でも触れた通りシリーズの中でも最も短いレングスのモデルで、主に軽量リグを扱うことに長けているのが特長です。
漁港や常夜灯など近距離でのアプローチに特化しているロッドとなります。
ナイトゲームなど視認が難しい場面でも、繊細なティップとグリップ・ブランク設計でリグの存在も見失わず、任意のレンジに送りおこむことが可能。タフなコンディション下でも多くのバイトを引き出すことができるのだそう。
Lenght (m) | Power | Action | Grip Type | Weight (g) | Close (cm) | Section (pcs.) | Top Dia (mm) | Lure (g) | Line (lb) | Price (JPY) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.7 | UL | Regular-Fast | A | 52 | 88.3 | 2 | 0.6 | MAX2g | MAX2lb | 28,000円 |
感度に優れたオリジナルのカーボンリールシート「OP-01」の採用
「23GCORS-572UL-HS」の最大の特徴は、新たに搭載されたオリジナルのカーボンリールシート「OP-01」。
「OP-01」は、手のひらの懐にフィットするラウンドバック形状でホールド性も高く、それでいて大胆に肉抜きされたことでブランクタッチもしやすい特性があります。
加えて素材も、熱可塑性カーボン「トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610」採用。
PA610 + カーボン30%含有で高強度・高弾性な質感で、前作からさらに感度も向上しているとのこと。
デイゲームなどの渋い状況下や豆アジなどのショートバイトでも、よりクリアにバイトを伝えてくれるのだそう。
また、グリップもフロントグリップレス仕様で、ブランクタッチしやすい特長です。
セパレートグリップを採用しているので、リアグリップ部は最小限の大きさに留めることにより軽量化を実現し、繊細なリグの操作も得意としています。
先径0.6mmのハードソリッドティップの搭載
そしてもう一つが、先径0.6mmのハードソリッドティップの搭載。
アクションは前モデル「21GCORS-572UL-HS」と同様の先調子設計。
超先調子のパリッとした仕様で、水中での繊細なリグ操作や、微弱なバイトも拾うことができるセンサーソリッド設計となります。
ブランクも負荷に応じて、きれいに曲がりこむため、アジの動きにもしっかり追従。
バラシや口切れなどのリスクも軽減し、ファイトをサポートしてくれるのだそう。
ブランクス素材も、高弾性カーボンが使用され、細身軽量でありながらハリがあるのが特長。
バットセクションには「ライトウエイトグラファイトクロス」をバイアスカットという強度を高める補強方法で巻かれていることで、捻れ方向の強度が大幅にアップ。
ちなみに「ライトウエイトグラファイトクロス」とは、織物の中でも最軽量を誇るスーパー織物で、軽いだけじゃなくてパワーもバツグンなのが特長。グラファイトクロスと同様、ネジレや潰れにも強い作りになっています。
また、感度を数値化した「O.S.S.」も採用。
「O.S.S.(OLYMPIC Sensitivity System)」は、は数値化した感度の基準をクリアしたモノ、このシステムが採用されている機種は超高感度の証。啄むようなバイトもシッカリ伝達して即フッキングへ移れます。
ガイドには、全機種共に軽量なチタンフレームSiC-Sリングガイドを採用。
以上、23コルトの「23GCORS-572UL-HS」について紹介しました!
ショートレングスで、軽量リグを使用した近距離アプローチに特化したモデル。操作性に優れ、それでいて感度も優秀!
特にタフな場面でも頼りになる一本に仕上げられています。ぜひチェックしてみてください!