「渓流バルサミノー特化型」という個性的マルチピース！ ティムコ「パスプルーバー」PRV411SL-4
仕掛けて獲るパスプルーバー
ティムコの新作トラウトロッド「Path Prover（パスプルーバー）」は、トラウトに対して「仕掛けて獲る」をコンセプトに持つロッド。
全5機種にそれぞれ特化したスペシャリティを持たせたラインナップが揃っていて、かなり面白い存在になりそうです。
出典：YouTube「Tiemco Trout Fishing JP / ティムコ トラウトフィッシング」
| 商品名 | 全長 | ライン | ルアー | アクション | 継数 | グリップ | パワー | 仕舞寸法 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パスプルーバー PRV411SL-4 “Balsa Connect” |
4’11″(150cm) | 3-6lb (PE Max#0.8) | 2-6g | MS | 4pc | F:35mm, R:55mm (Total:190mm) | L | 40.5cm | 42,000円 (税込46,200円) |
| パスプルーバー PRV52SL-2 “Crisp Twitcher” | 5’2″(157cm) | 3-8lb (PE Max#1) | 2-7g | F | 2pc | F:35mm, R:55mm (Total:190mm) | L | 82cm | 38,000円 (税込41,800円) |
| パスプルーバー PRV59SML-2 “Rapture Trigger” | 5’9″(175cm) | 3-8lb (PE Max#1) | 3-9g | MF | 2pc | F:35mm, R:115mm (Total:250mm) | ML | 89.5cm | 41,000円 (税込45,100円) |
| パスプルーバー PRV67SL-2 “Sweet Setter” | 6’7″(201cm) | 4-10lb (PE Max#1.2) | 4-10g | MS | 2pc | F:35mm, R:185mm (Total:320mm) | L | 103cm | 45,000円 (税込49,500円) |
| パスプルーバー PRV83SM-2 “Silver Runner” | 8’3″(251cm) | 8-16lb (PE Max#1.5) | 7-18g | MS | 2pc | F:40mm, R:255mm (Total:395mm) | M | 129cm | 48,500円 (税込53,350円) |
上記の通り個性のある5機種ですが、全体的なコンセプトとしてはキャスト時の収束の速さを持つブランクスでブレがなく、正確にスポットを撃てるキャスタビリティが挙げられます。
また、ティップセクションは食い込みのよさを重視、軽快な操作感を味わえるベリー、そして大型トラウト類であっても力負けしないハードバットが特徴。
非常に繊細なティップながらバット径は意外としっかりしているハイテーパーなデザインとなっているのですが、これは先重りを抑制する効果ももたらします。
ビュッと投げてキュッと操作してバシッと掛ける、そんな楽しみ方ができるロッド。
ガイドに関しても投げた先の抜群の感度を誇るPEライン＋リーダーに対応する、糸抜けのよい設定。当然モノフィラメントラインにも対応します。
唯一のマルチピースPRV411SL-4 “Balsa Connect”
その中で…です。唯一のマルチピースがPRV411SL-4 “Balsa Connect”。当然ネイティブトラウトのフィールドを考えると携行性はありがたいばかりなのですが、先にも述べた通りパスプルーバーには機種ごとのスペシャリティがあります。
バルサシンキングミノー特化型
PRV411SL-4 “Balsa Connect”の場合、渓流バルサミノーの操作感を求めたモデル。単に4ピースというだけでなく、Balsa Connectのサブネームが示す通り、バルサミノーにスペシャリティを持つ。なかなか渋いと思いませんか。
その渓流バルサミノーといっても色々ある中で、昨今主流となってきている50mm前後・3～5gのバルサシンキングミノーの使用感を追求したそうで、かなりトガったモデルといえます。
そして、これが実はバルサシンキングミノーを中心としたプロダクトを展開する麗sルアークラフト、STAYGOLD、鱒mokuの3メーカーに開発の協力を仰ぎ完成したという。リアルなバルサシンキングミノーメーカーの声を聞き、生まれた。
4フィート11インチというレングスと4が示す4ピースは、源流から里川までそんな50mm前後のバルサシンキングミノーを守備範囲広く使いやすいための設定なんだそうです。
バルサミノーのキャストにおける飛距離などの弱点も、シャープで張りがありながらも負荷が掛かるとしなやかに曲がり込むブランクスで解消。コンパクトにキャストしてもキャスタビリティ高く撃ち込めるそうだ。
かつ、あえてトップ付近のガイドを大きめにしているのも特徴。ガイドの重さをティップに乗せることで、よりバルサミノーのウエイトが乗りやすくなり、かつガイドが大きめなことで糸抜けもよい設計となっているそうだ。
そうでありながら操作時にはブランクスの張りが好適で、レスポンスよく誘って、あとは掛ける！そんな釣りを展開しやすいんだとか。
唯一のマルチピースロッドながら明確な役割がある “Balsa Connect”、ぜひチェックしてみてください！
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