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人にも優しい。現場主義から生まれた「セミハードロッドケース185」

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ロックショア、渡船、遠征など、タックル類を運ぶという作業はつきもの。

中でも最も気がかりなところがロッドの破損ではないでしょうか? 上記のような状況でロッド1本ということは少ないですし、それなりの容量もほしい。かといって、とりあえず入ればいいや…と選ぶと強度面だったり利便性で、結局痛い目を見たり…。

イイなと思ったのがラグゼの「セミハードロッドケース185 LE-904」。

セミハードロッドケース185 LE-904

出典:ラグゼ公式

セミハードロッドケース185 LE-904
素材 サイズ 重量 希望本体価格(円)
〈本体〉P.V.C
〈芯材〉ポリエチレン
〈樹脂環〉デュラフレックス
〈外寸〉H1870×W115×D155mm
(内長寸1850mm)
約3.5kg 23,000

ラグゼ公式セミハードロッドケース185 LE-904詳細ページはこちら

とにもかくにもロングタイプなのがイイ

上記スペック通り、まず内長寸最大が185cmとロング。1ピース、2ピースともに185cmあれば、かなりカバーする範囲は大きい。

シンプルにタフで大容量

また、作り自体はシンプル。シンプルというか、必要なパーツが考えられて設置されているんだけど無駄がない。

必要なものは取り付けながら、極力引っ掛かりの少ないデザインにしたとのことで、コレが実はありがたい。例えば渡船で船から磯へと渡る時など、意外やケースが何かの出っ張りに引っ掛かることって多いんですよね。それを極力抑える構造。

本体素材には防水加工のPVC生地を採用。サッと水分や汚れをふき取りやすくアフターも楽チン。また芯材にはPE素材板を採用して耐衝撃性をアップ。

そして大容量。青物用のルアーロッドであれば5~6セット+ランディングシャフトも収納可能。

きめ細かなコダワリ

そして、きめ細かなパーツでとにかくユーザーに優しい。

渡礁時や船積の際に不可欠なハンドルベルトを本体上部に配置。渡る時など、ケースを縦持ちしなくてはなりませんが、そのハンドルの長さや幅もケースが安定し、かつ釣り人側がつかみやすい形状、長さと硬さに設定しているんだそうです。

また、通常で持ち運ぶ時は横持ちな場合も多いですが、こちらのハンドルも高品質のゴムとナイロン素材の高耐久仕様。リベット留めで固定しているので、長期間の酷使にも耐える。

ファスナーは樹脂製大型仕様。ダブルオープンファスナー方式で開閉も便利。ファスナーが大きいって、実はありがたくて特にグローブをしている時などは重宝しますよね。また、金属製のものだと長い間使用して続けるとファスナー自体がポキッ…とか、潮が噛んで開かない…というトラブルもリアルにあるあるで、そうしたトラブルを軽減してくれる樹脂製なのがうれしい。

また、アウターベルトなどループ類はDURAFLEX(R)製で耐摩耗性にも優れる。

本体内部にはベルクロアジャスターベルト。持ち運ぶロッドが多い時はもちろん、少ない時もしっかり固定できる。左右にギャフや傘などを収納できる大型ポケットを配置。開口部にもバックルロックを2箇所装着。

かなりガンガン擦られる底部には、衝撃や擦過から本体を守るLUXXEオリジナルの成型樹脂カップを装着。

水抜き穴が設けられ、丸洗いが可能。また縫製部には溝が設けられています。要するに溝の部分に縫い付けがされているので縫製部が出っ張らない。コレも絶妙にうれしかったり。引っ掛かりが少なくなるのはもちろんですが、担いでいる時に体に擦れると、出っ張りがあると地味に気になるんですよねぇ。

ロッド収納時のバランスを重視

ロッド収納時のバランスを考慮したハンドル位置とショルダーストラップの長さで携行時の負担を軽減。ナスカン式で着脱が可能

とまぁ、細かなためになるギミックが随所にあるのですが、ハンドル、ショルダーベルトの長さや取り付け位置など、とにかくロッドを収納して持った(担いだ)時、運ぶ時、実際のバランスはどうなのか?というところを徹底して突き詰めていったそうです。

現場主義から生まれたセミハードロッドケース。末永く付き合える相棒となるのでは?

GAMAKATSU(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。
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