天龍のレイズインテグラルが、パックロッドをメインとしたシリーズに刷新され、早くも注目を集めている。
レイズ インテグラル
モデル | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 | アクション | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウエイト (g) |
ライン (lb) |
PE (号) |
リアグリップ長 (mm) |
先径 (mm) |
ロッド自重 (g) |
カーボン/グラス (%) |
税別価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RZI484S-UL | S | 1.42[4’8″] | 4 | R | 39 | MAX 6 | MAX 4 | MAX 0.6 | 110 | 1.5 | 74 | 96/4 | ¥42,000 |
RZI484S-L | S | 1.42[4’8″] | 4 | R | 39 | MAX 8 | MAX 4 | MAX 0.6 | 110 | 1.6 | 77 | 96/4 | ¥42,500 |
RZI755S-MLM | S | 2.26[7’5″] | 5 | R | 53 | MAX 20 | MAX 10 | MAX 0.8 | 265 | 1.6 | 115 | 97/3 | ¥51,000 |
RZI845S-MH | S | 2.54[8’4″] | 5 | R | 58.5 | MAX 25 | MAX 14 | MAX 1.2 | 315 | 1.8 | 137 | 97/3 | ¥54,000 |
RZI484B-UL | B | 1.42[4’8″] | 4 | R | 39 | MAX 6 | MAX 4 | MAX 0.6 | 118 | 1.5 | 85 | 96/4 | ¥49,000 |
RZI484B-L | B | 1.42[4’8″] | 4 | R | 39 | MAX 8 | MAX 4 | MAX 0.6 | 118 | 1.6 | 87 | 96/4 | ¥49,500 |
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ショートレングスモデルは4機種
元々、個性派集団(!?)であったインテグラル。その気持ちのよいフィーリングはファンを集めたが、前作から時がたち、やはり携行性というのは重視したい。そして「コンパクトになってもインテグラル」というファンが求める高いハードルをクリアするために、「2年ほど開発に費やした」とは、テンリュウの舟木雄一さん。
気持ちイイほどにインテグラルなフィーリングで、びっくりするほどコンパクト。となれば当然継ぎの部分を含め妥協はできず、完成には時間がかかったんだとか。
全6機種を大まかに分けると、ショートレングスモデルがスピニング2機種&ベイト2機種。そしてロングレングスモデルが2機種となる。今回はそのうちのショートレングスモデルをピックアップ!
Twitchin’マルチピースモデル
ライトウェイトルアーを扱い易く、収納性に優れたTwitchin’スピニングモデル。3g前後のプラグからスプーン、スピナー等に対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたスナップキャストが可能。渓魚の引きを味わえるライト感と、不意な大物にも対処できるネバリ強さも隠し持っています。出典:天龍
Jerkin’マルチピースモデル
源流~渓流域を広くカバー出来る汎用性に富み、メリハリの効いた操作性と収納性に優れたJerkin’スピニングモデル。3~5gのプラグ全般から3~8gまでのスプーン・スピナーに対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたスナップキャストが可能。ベリーからバットにはコシの強いパワーを持たせ大物ハントにも活躍します。出典:天龍
Twitchin’マルチピースモデル
ライトウェイトルアーを扱い易く、収納性に優れたTwitchin’ベイトモデル。小口径ガイドに設定し、シャープな操作感を実現。3g前後のプラグからスプーン、スピナー等に対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたキャストが可能です。出典:天龍
Jerkin’マルチピースモデル
源流~渓流域を広くカバー出来る汎用性に富み、メリハリの効いた操作性と収納性に優れたJerkin’ベイトモデル。小口径ガイドに設定し、シャープな操作感を実現。3~5gのプラグ全般から3~8gまでのスプーン・スピナーに対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたキャストが可能です。出典:天龍
まとめると4フィート8インチモデルに、スピニング・ベイトともにULとLがあります。
そして共通する「484」の機種名は4フィート8インチの4本継ぎ、ということ。いずれも仕舞寸法39cmとメチャクチャコンパクト! そしてULモデルは「Twitchin’」としてより細かなアクションを得意とし、ワンランク張りを持たせたLモデルは「Jerkin’」として渓流から源流域までカバーする範囲の広いモデルとなる。
まぁとにかく携行性が高いマルチピース。
低弾性カーボンを採用
上記のように特徴のあるショートレングスモデル。共通していえるのは、ブランクスの#1&#2には低弾性カーボンが採用されている点。
低弾性ときくと、なんとなくダルい…というイメージは今や昔。天龍では低弾性カーボンながら気持ちイイキャストフィールを持つ竿は多く、例えばスピードスティックなどもその類。
むしろ軽量ルアーであっても、しっかりとウエイトを背負い、キャスト時のブレがない振り抜き感で非常にシャープでピンを狙い撃つ性能にも長けています。
また、これはリアルな現場でも役立つ。当然自然渓流の中での実釣が視野に入るが、草木などでキャスト時のスペースが限られることも。
そんな時にも手首だけでルアーウエイトを乗せて狙ったところに入れる…ということが可能だ。
全体的にそうなのであるが、特にピンポイントのキャスタビリティに優れるのはやはりベイトか?
渓流ベイトフィネスは、今やなくてはならない攻略のキーになるし、あと使っていてうまくいったらやっぱり気持ちよすぎますよね(笑)。釣りって自己陶酔の部分もありますし。
ベイトモデルはいずれも、そうしたベイトフィネスをより強く意識したモデル。小口径ガイドと前述した低弾性カーボンなど、とにかくキャストフィールが軽い。
ガイド径を小さくしているのも、ロッドだけを振っている、そんな感覚で振り切った先へとそのままダイレクトにピンで入っていく感覚はベイト機ならではなんだとか。
とにもかくにも、ガチな渓流に、超快適なパックロッド。これはまさに求められる最高峰では?
ぜひチェックしてみてください。