メバリングシーズン最盛期。
皆さんは釣りに行かれましたか? 春へ近づくにつれて、初冬のプリを狙った数釣りとは異なり、大型を狙い撃ちするシチュエーションも次第に多くなり、ゲーム性が高くなる一方、中々食わせずらい状況も出てくる季節。そんな時に思うのが、“メバリングを得意にしている人は、一体どのようにルアーローテを行い攻略しているのだろうか?“。つい気になったので、先日こちらの方にお話を伺うことに。
釣りウマのルアーローテ術とは一体?
去川 直稔(Naotoshi Sarikawa)
今回お話を伺ったのは、SWライトゲームを主体に広島県をメインフィールドとして活躍中、若手ジャッカルソルトスタッフ“去川 直稔”さん。
あの超特殊形状ルアー「ミュートボール」の考案者としても知られている、メバリングを得意とするアングラーの1人。先日動画ロケでご一緒した際、メバリングのルアーローテーションについて色々教えていただくことができましたので、これから詳しく伺った内容についてお届けしていこうと思います。参考にしてみてくださいね。
メバルが上ずって表層付近にいる時は「アビーミノー38SF」と「ミュートボール」が有効!
“去川 直稔”さんがルアーを選ぶ基準として意識していることは“レンジ”。
メバルがどの層にいるのかを考えた上でルアーを選んでいるそうで、メバルが表層付近を回遊していたりサスペンドしている時に良く使用するのが、2023年1月に発売したジャッカル初のメバル専用設計ミノーである「アビーミノー38SF」と、自身が考案した着水音を抑える柔らかボディが特長の「ミュートボール」。
「アビーミノー38SF」は表層付近にメバルがいるにしても活性が高く、強波動に反応する時。優れた飛距離とアクションレスポンスによって、少し速めにリトリーブすることで、表層付近を効率良く攻略できるそうです。
良く使うカラーに関して伺うと、“闇のホワイト”と、“サリーグリーン”とのこと。また時期によって小イカが群れるタイミングもあるそうで、そういった場合は“コイカ”をセレクト。ただ、主に中心となるのは“闇のホワイト”と、“サリーグリーン”だそうです。
「アビーミノー38SF」でアピールが強すぎたり反応が薄くなった時に活躍するのが「ミュートボール」。ご覧の通りミノータイプとペンシルタイプの2モデルが展開されているため、まず前者を使い、より微波動が有効だったり、ドリフトさせてステイを中心としたアプローチが必要になってくる時は、ペンシルタイプが良いとのこと。
出番が多いカラーについてですが、2モデル共通して“ちりめんサビキ”、“はぐれワレカラ”、“サリーグリーン”の自身が携わった3色。初めに投入するのが“ちりめんサビキ”で、ワレカラを偏食しているタイミングで“はぐれワレカラ”。どのカラーにも反応しない時のお助けカラーとして、“サリーグリーン”という使い分け方。
表層より下のレンジ、初場所やゴロタ場など…、飛距離が求められる状況では「アビーペンシル スリム60」が活躍!
続いて前途したルアーで反応が無い時、表層より下のレンジにメバルがいる場合、初場所を素早くサーチしたりゴロタ場や磯など、飛距離が求められるシチュエーションで活躍するのがジャッカル初のメバル専用設計シンキングペンシル「アビーペンシル スリム60」。水面直下を凄まじい飛距離によって効率良くサーチしてくれます。
オススメカラーに関しては、「アビーミノー38SF」と同様の3色になります。カラーセレクトで迷われた際はご参考に…。
プラグで無反応、小規模を攻める時などは究極の喰わせワーム「ペケテールタイドペッパー2in」をセレクト
そもそもプラグに反応しない、港内の小場所やメバルが近くに居る状況で活躍するのがジグ単攻め! 「ペケテールタイドペッパー2in」が効果的とのこと。アジング向けの設計ではありますが、メバルにも効果バツグン!
ジャッカルには数々のアジメバ系ワームがあるにも関わらず何故このワームをセレクトするのか? 理由を伺うと“ヒトマメパール”がとにかくヤバイそう…、メバルはパールホワイトが大好物だそうで、さらにテールのピリピリとした微波動も合わさるので、反則級に釣れるそうですよ。ぜひ食い渋り対策に。
という感じで、“去川 直稔”さんに伺ったメバリングのルアーローテ術を紹介しました! 増々盛り上がってくるタイミングですので、ぜひ参考にしていただき、イイ釣りを満喫してみてくださいね!