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DUOのBeach Walker(ビーチウォーカー)シリーズの二大巨頭!『ファルクラム95S』・『アクシオン95S』の使い分けについて

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サーフアングラーならだれもが知る、DUOのBeach Walker(ビーチウォーカー)シリーズ。

そんなBeach Walker(ビーチウォーカー)の中でも特に出番の多いルアーに挙げられるのが、『ファルクラム』と『アクシオン」シリーズなのではないでしょうか?

『ファルクラム』・『アクシオン』のどちらも元祖ヒラメハンターこと堀田光哉さんが監修したルアーであり、現在では様々なモデルやサイズがラインナップされています。

今回はそれぞれの中軸を担うサイズ、『ファルクラム95S』『アクシオン95S』の性能、使い分けについて紹介していきます。

上:『ファルクラム95S』 下:『アクシオン95S』

一見するとデザインがよく似ていますが、『ファルクラム95S』はヘビーシンキングミノーであり、『アクシオン95S』はリップ搭載のシンキングペンシル。

どちらも遠投性に優れますがアクションが異なるため、それぞれの性能に応じて使い分けることができます。

ファルクラム・アクシオン【DUO】

ファルクラム95S

Length Weight Range Hook Ring Price
95mm 31g 1.0~2.0m STX58♯4 フックアイ#3 ¥2,035(税込)

DUO公式「ファルクラム」詳細ページはコチラ

アクシオン95S

Length Weight Type Range Hook Price
95mm 30g 重心固定
ヘビーシンキング
0.6〜1.5m STX58♯4 ¥2,035(税込)

DUO公式「アクシオン95S」詳細ページはコチラ

ファルクラムの性能について

ファルクラムは、水絡みに優れるヘビーシンキングミノー。高いレンジキープ力と心地よい引き抵抗を備えているのが特長です。

特に注目は、二段形状になっているベベルドリップの搭載。

ベベルドリップは、先端が急角度に対し、上の部分はやや下に比べ緩い角度で設計。

最初に急角度の部分で水を受け、上に流し込むため非常に水受けがよく、ルアーの立ち上がりを早くする効果があるのだそう。

アクションもヒラメの食い気に刺激を与える強いローリングが主体。時折入るイレギュラーな平打ちもプラスされ、より効率的にヒラメをサーチすることができるとのこと。

操作も、着水してからのタダ巻き。リトリーブスピードはその時々で異なり、並の強さや潮の流れで巻いているときに操作感が伝わる速度に調整するのがポイントだそうです。

ファルクラムの水中アクション動画はコチラ

出典:YouTube「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ

ファルクラムの使い方についてはコチラ

出典:YouTube「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ

アクシオンの性能について

対してアクシオンは、圧倒的なキャスト性能と泳ぎ過ぎないナチュラルなアクション、釣れるレンジを外さない水絡みの良さが特長のシンキングペンシル。

「高比重ボディ」と「直列レイアウト」リップにより、空気抵抗や横風のストレスを軽減するなど、メタルジグに迫る安定感のある飛距離をもたらします。

扁平デザインボディのより、高比重ながらリトリーブスピード範囲内に有効なアクションを集約。 リトリーブスピードで3段階のアクションで調整可能です。

スローではシンペンの「テールフリップ」、ミディアムはボディを振るわせるような「微波動アクション」、ハイスピードではヘビーミノーらしい力強い「ヒラ打ちアクション」に変化します。

また、フォールではややテールを下げた水平姿勢で「バイブラフォール」を演出。多彩なレスポンスでリトリーブからジャークまで広く対応し、プレッシャーにより大きな動きを嫌うヒラメや、日中の活性が下がったヒラメの捕食を誘発するのだそう。

ほかにも程よい巻き抵抗で釣れるレンジをキープする、リップデザインにも注目!

フェイス部と一体化した「直列レイアウト」を採用することで、「衝撃」や「底ズリ」に対しての耐久性を確保。シンペンでは把握しにくい「潮流」をアングラーへ敏感に伝えてくれます。特に操作が見失いがちなジャンルではありますが、ルアーの位置が把握しやすいなどビギナーにも安心して使うことができる性能です。

「アクシオン95s」の水中アクション動画はコチラ

出典:YouTube「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ

「ファルクラム95S」と「アクシオン95S」の出しどころについて

上記で解説したとおり、「ファルクラム95S」は強い波動で活性の高いヒラメを効率的にサーチすることに長け、対して「アクシオン95S」はよりナチュラルなアクションでシビアな状況で活躍します。

例えば、周囲にアングラーが少ない(いない)ような状況での、ファーストルアーでは広範囲からサーチする意味も込めて「ファルクラム」。逆にアングラーの入れ替えが激しい激戦区では「アクシオン」のようなナチュラルさが有効となります。

先行者の方が、ワームなどのナチュラル系を使用していたのであれば、「ファルクラム」の強波動を活かしたアプローチが有効だったりと、2つあれば様々な状況や活性にあわせて使い分けることが可能です。

堀田さんによる使い分け動画も公開されていますので、ぜひあわせてチェックしてみてください!

ビーチウォーカーハウル&アクシオン&ファルクラム 解説&使い分け

出典:YouTube「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ

BeachWalkerシリーズでは、このほかにウェッジやヴィクト、フリッパー、ハウルなど数々の人気実力はルアーがラインナップされています。

またDUOの公式YouTubeチャンネルでは、サーフビギナーの方に向けた堀田光哉直伝による『サーフヒラメ釣り講座 』も公開されています。ぜひこちらの動画シリーズもチェックしてみてください!

デュオ(DUO) プロフィール

Made in JAPANの技術を生かした高品質で個性溢れるルアーを数多くリリースしているDUO。「NIPPON QUALITY」にこだわり、スタンダードかつ、新しい一手を創造する国産ルアーメーカー。
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