皆さんこんにちは! 小林翼です。
いよいよ12月が近づいてきました。とはいえ日中はまだ暖かい日も多く、水中はまだまだ秋だなと感じている今日この頃。そんなタイミングでは積極的にエサを追い求めているバスを狙って楽しむことができます。さて、今回は「晩秋のリザーバー攻略」をテーマにデカバスに絞った攻略方法をご紹介していきます。
デカいサイズに絞ることができる“晩秋”
秋はシャローからディープまで、色々なレンジ・シチュエーションで釣れるようになり、甲殻類を捕食していたようなバスも、ベイトフィッシュをメインに捕食しはじめます。よって、回遊性が強くなる傾向があり、狙いを絞りにくい季節ではありますが、デカイバスを狙える時期でもあります。そんなデカバスを一発釣るのに多用しているルアーが…。
晩秋こそビックベイト
そう、“ビッグベイト”。
晩秋のフィールドの水質は、年によってクリアな時もあれば、台風の影響などで濁りが回復しきれていない時など様々。クリアな時は比較的バスのレンジが深くなり、少し濁っている時はバスのレンジが浅くなることが多いです。そんな状況に応じたルアータイプをセレクトし、クリアな時は深い所を重点的に、濁りのある時はルアーに気づかせてバスを呼ぶ。水質によって狙う水深やタイプを使い分けています。
いずれにせよ、上の方に居る魚は大型が多く、捕食するベイトフィッシュも、鮎やニジマス、ハスなどが中心。そんな魚を捕食している時は特に、ビッグベイトが有効です。
クリアな時はバスからルアーを探させる
水質がクリアな場合、I字系ビッグベイトやS字系ビッグベイトを使うことが多いです。
そんな中で「ハドルトラウト(スイムベイト)」、「ジョインテッドクロー」、「バンタム アーマジョイント 190SF フラッシュブースト」などを良く使います。クリアな時はバスがルアーにチェイスして良く見てから捕食するので、ハドルトラウトのようなナチュラルさで見せて食わせる方法や、「ジョインテッドクロー」を使ったチェイス後にジャークするリアクション攻めが有効。
基本アクションは動くか動かないかくらいの速度で巻くことです! クリアな時は動かし過ぎるとバスは警戒してしまうので。
濁っている時はルアーの波動でバスを呼ぶ!
濁っているような時は「MB-1 CUSTOM 175F」のサスペンドチューンや「ブラストボーン」のようなリップの付いたルアーをセレクト。使い方は一定のリズムでデジ巻きを行い、移動距離を抑えながら首を振って水をかき混ぜる波動を出してバスを呼びます。濁っている時は、バスがルアーを見ると言うより、近づいてきたらそのまま襲いかかるバイトが多くなります。
狙うエリアは岩盤・岬・レイダウンなど。
バスは水温変化などですぐにレンジを変えやすい場所に居ます。そのような場所で水質に合わせて先程紹介したルアーなどで、綺麗にトレースしてみてください。一発を狙う時はタイミングが大事ですので、その場所にベイトフィッシュが多いとか魚の雰囲気が感じられるのに、バイトが無い時はタイミングを変えて入り直してみたりしてくださいね!
大事なラインセレクト
最後、ビッグベイトを使う釣りにおいて重要なのがラインセレクト。
ビッグベイトのサイズによりますが、紹介してきたようなビッグベイトを使うなら「シューター・FCスナイパー」(16Lb~20Lb)を使います。理由は、特長である絶妙にしなやかな糸質ながら、耐摩耗性が高く、さらに高感度という点! ダイナミックな釣りに見えて、実は繊細な釣りであるこの釣りには欠かせません。
サンライン公式「シューター・FCスナイパー」詳細ページはこちら
是非、参考にしていただき、晩秋のビッグフィッシュを狙ってみてくださいね! きっと記憶に残るビッグバスが釣れると思います。
ロッド:フェンウィック エイシス ACES68CMHJ【ティムコ/フェンウィック 】
リール:スティーズATW 8.1(K.T.F. カスタム)【ダイワ】
ライン:シューター・FCスナイパー(16Lb)【サンライン】