少し前にブラックライオンから注目のNEWティップランロッド「スクイッドラン64シリーズ(64 と64H)」が登場したというニュースをお届けしました!
このスクイッドラン64シリーズ(64 と64Hの2本)が登場したことで、ブラックライオンのティップランロッドは、ロングラン人気を誇る75シリーズ(75M、75MHの2本)を合わせて、計4本のラインナップに!
ちなみに元々、ブラックライオンではスクイッドラン64(64 と64H)を開発する上で、最初から4本それぞれがを使い分けることを想定して開発していたそうで、特長を持たせた4本を揃えることよって日本全国の様々なティップランフィールド、シチュエーションでより快適なティップランが実現できるというわけ!
Model | Length | EGI | LINE Max | 先径 | 元径 | 自重 | Section | 仕舞 | 価格(税別) |
SQUIDRUN 64 | 6.4ft | 20g〜60g | PE0.4~0.6 | 1.1mm | 9.6mm | 92g | 2 | 1040mm | 36,000円 |
SQUIDRUN 64H | 6.4ft | 40g〜100g | PE0.4~0.6 | 1.2mm | 9.7mm | 94g | 2 | 1040mm | 36,000円 |
BLACKLION 75M | 7.5ft | 23〜50g | PE0.6〜0.8 | 1.3mm | 11.4mm | 84g | 2 | 1160mm | 39,800円 |
BLACKLION 75MH | 7.5ft | 30〜70g | PE0.6〜0.8 | 1.3mm | 11.6mm | 85g | 2 | 1160mm | 39,800円 |
75シリーズとスクイッドラン64シリーズの条件別 使い分け法
実際、どんな感じで75シリーズ(75M、75MH)とスクイッドラン64シリーズ(64 、64H)を使い分けていけばイイのか? 迷ってしまう人も多いかと思うので、ブラックライオンの山本さんに4横目に分けて教えてもらったので、順番に紹介していきます!
② その日の活性に合わせた使い分け
③ シャローor ディープでの使い分け
④ 外洋 or 湾内での使い分け
① 波の有無の使い分け
波がある日には長さと柔らかさを持つ75シリーズが有利で、ベタ凪の日にはスクイッドランで軽快に! といった使い分けが◎。
波はアオリイカを釣る事に対して非常に大事でキーポイントとなる安定したステイやフォールの妨げになります。
波に対してアングラーは柔軟に対応していかないとイカが反応してくれない場合も多々あります。なので波に対してしっかりとした対応をしてあげてください。
・40gがベストな状況で波が無ければ64
・80gがベストな状況で波があれば75MH
・80gがベストな状況であれば64H
75で容易に確実に安定させるのも大事。
しかし、スクイッドランを使用してアングラーの技術でしっかり安定させるのも大事です!
これはアングラーのスキルアップにも繋がる大事なチャレンジ。これが出来るようになれば更なる状況の変化にアングラー独自の思考回路で合わす事が出来る様になり楽しみ方が2倍楽しくなります。
②その日の活性に合わせた使い分け
まずはイカを触らす事に対して何を重要視するのかをテーマにイメージしてください。
比較的何をしても触ってくれる日は構いませんが、そうでない時にどうするか? が釣果を左右します。ロッドの使い分けでいうと…
全然、触らない場合は安定感重視で柔らかさのある75シリーズの方が安定させやすい。
触るけど乗らないからアタッた瞬間に合わせたい!そんな時はレングスが短いスクイッドランの方がフッキングスピードが上がるため有利。 など考え方はたくさんありますが、こういった形でそれぞれの特徴を生かしてどうアタリを待つか? どうフッキングに持ち込むかなども使い分け出来ます。
・アタッた瞬間に合わせたい時はスクイッドラン
・安定感もいりながら即合わせも必要であればスクイッドランで
・無風で少しステイ時にロッドを引っ張らないといけない場合は距離を稼げる75シリーズ
③シャローor ディープでの使い分け
イカの活性や機嫌によっては、DEEPでも軽いエギ。シャローでも重たいエギ。と状況によってベストな重さを使用しないと釣果が出ない場合があります。そういったことを頭に入れると…
④外洋 or 湾内での使い分け
皆様はそれぞれ各地に飛び回りティップランに行かれると思います。その中でエリア的に、外洋面、湾内など様々な海に浮かぶと思います。
おおざっぱにはなりますが、外洋面は波がある日が多く、湾内は静かな日が多いです。 そこでエリア、場所でもおおよそな使い分けも推測出来ます。
・湾内で静か→スクイッドラン
・外洋だけど浅場が多い→75シリーズorスクイッドラン両方ok
・湾内だけど深場が多い→ 75シリーズorスクイッドラン両方ok
一部にはなりますが、この様な使い分けで様々なシチュエーションに対応出来ます。
後は各アングラー様の独自理論で使い分けをして頂くとよりティップランが楽しくなるはずです。BLACKLIONはそんな皆様の釣りに対する妄想の幅をより広くなる様、より多くのイカに巡り会える様にしっかり意味のあるロッドに仕上げてこの世にリリースしています。それがティップランロッド 75シリーズに新たに加わったスクイッドラン64シリーズになります。
以上、ブラックライオンのティップランロッドについて、使い分けなどを詳しくご紹介しました!
参考にしていただければ幸いです!
ブラックライオン(BLACK LION )