ハヤブサの人気ジグ『ジャックアイ』シリーズの「ジャックアイ クネクネ」。
“巻くだけで釣れる”をコンセプトに、シリコンラバー製のネクタイテールを搭載したジグになります。
タイラバやショアラバなど、ネクタイのアクションがタイをはじめ、青物やロックフィッシュ、フラットフィッシュなど、様々なフィッシュイーターに効果的なのはご存じかと思います。
「ジャックアイ クネクネ」は、メタルジグの性能と、タイラバの釣れる要素を掛け合わせたルアーになります。
ジャックアイ クネクネ【ハヤブサ】
「ジャックアイ クネクネ」は記者も愛用しているジグの一つ。主にサーフやライトショアジギングで使用しています。
記者が使用した感じでは、ややリア寄りのセンター重心設計かと思います。(おそらく後方の方がボディの厚みがあるためかと思われます。)
リアフックにはネクタイが搭載されており、フックはリアのみで後方からのバイトを想定した設計になっています。
ウエイトのラインナップは20/30/40/60gの4種類となります。
ウェイト | カラー | 税込価格 |
---|---|---|
20g | 6色 | ¥858 |
30g | 6色 | ¥902 |
40g | 6色 | ¥946 |
60g | 6色 | ¥1,012 |
ハヤブサ公式「ジャックアイ クネクネ」詳細ページはこちら
巻くことに特化した性能
「ジャックアイ クネクネ」は、その名の通り、ただ巻きするだけで艶めかしいアクションができるジグ。
ただ巻きでは、ボディとネクタイを左右にくねらせ、ジグ単体ではできない生命感のあるリアルな動きを演出します。
特に活性が低く表層に出てこないような青物や、ロックフィッシュ・フラットフィッシュのようなボトム付近の魚を狙うのにもオススメです。低速のリトリーブにも対応しており、ボトム付近を丁寧に探りたい場面にも重宝する性能となります。
ただ巻きのほか、ジャーキングにも対応。
ジャーキングの際は、スカートがブレーキの役割も担っているので、短い距離で細かい誘いが可能。活性が上がりきらない青物や回遊魚を瞬間的にスイッチを入れたい場面にもオススメです。
ジャーキングは左右にキビキビとした動きになるとのこと。実際に操作した感じは、想像以上にスカートが抵抗になるため、ジャーキングの連続で誘うとやや腕への負担がかかる印象でした。
リトリーブ中に、リアクションを誘う目的でジャーキングをプラスして使用するのが良いかと思います。
センター重心ということもあり水平姿勢を保ちながらフォールしていきます。
ネクタイも水の抵抗を受けるので、他のジグに比べてスローに見せることが可能。フォール中もネクタイによる微波動で、よりターゲットを誘いやすい動きとなります。
ボトム付近でリアクションで誘いたい、じっくり探りたい場面には、リフト&フォールといったアクションもオススメです。
出典:YouTube「HAYABUSA公式チャンネル」詳細ページ
他のジグとの使い分け
記者も実際に使用してみて、感じた唯一のデメリットが飛距離。
やはりスカートが抵抗になっているためか、他のジグに比べ飛距離はやや短くなります。ただ前述したように、やや後方重心に寄ったセンターバランスになっているせいか、飛行中の姿勢は安定しており、ネクタイによるバタつき等はほどんどないようにも感じました。
また、ナチュラルなアクションや、ネクタイによる波動、スローフォールでの喰わせの間の確保などを踏まえると、サーチ的な役割よりも低活性の場面など、ここぞのタイミングで使用するのがオススメです。
逆に朝一の活性の高い場面や初場所など、効率よくサーチしたい場面には「ジャックアイエース」と使い分けるのが良いと感じました。
アクション自体もただ巻きだけでネクタイやボディが自発的に動くので、ジャーキングが苦手な方やビギナーの方には心強い存在といえるでしょう。
特にサーフゲームで、ジグヘッドワームでは届かない、でもジグのアクションでは誘いきれない、そんな場面にも「ジャックアイ クネクネ」はオススメです。
出典:YouTube「HAYABUSA公式チャンネル 」詳細ページ