広島県のシーバスゲーム。ダイワフィールドテスター・藤田知洋さんを実釣役に、色々と聞いてみました。
「流れ」が出ない中で悪戦苦闘しながらも、的確に状況を読んで〝なんとか〟シーバスをキャッチしていく藤田さん。
藤田 知洋(Tomohiro Fujita) プロフィール
どうにかこうにか釣っていくのは、「さすが」ではあるものの後が続かない。心折れそうな時、しかし「流れ」が出始めた。干潮へと向かうタイミングで、立ち位置からはかなり遠くから聞こえるボイル音のような…。
なんとか立ち込める水かさ。ウエーディングでGO。そうはいっても〝美味しそうなポイント〟である橋脚明暗部までは遠く、とにかく飛距離優先。
モアザンスイッチヒッターDH
投入したのはモアザンスイッチヒッターDH。
出典:ダイワ公式
アイテム | サイズ (mm) |
標準自重 (g) |
色数 | フック仕様 | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
76S | 76 | 20.5 | 11 | 太軸#6トレブル | 1,650 |
97S | 97 | 29.5 | 11 | ST-46#4トレブル | 1,750 |
2サイズあるうち、97Sをセレクト。
ヘビーシンキングペンシルであるが、自重29.5gとかなりウエイトがあり、ぶっ飛ぶ。
ちなみにスイッチヒッターDHは、野球の指名打者(DH)が由来。野球では守備はイマイチでも、一発があるホームランバッターがDHに座ることが多く、つまりは飛ばし屋。飛距離第一主義。とにかく遠くの明暗部を広く探ることを優先したい状況には持ってこいだったのだ。
ジグ並の飛距離と、水面直下をテールを振りながら翻弄するアクションが奏功したのか、あれだけ苦労していたのがウソのように短時間で3連発。
そして、橋脚周りのストラクチャーなどから素早く引きはがす、パワーに余裕のあるラテオ93MBとジリオンTW HDの組み合わせも見ていて豪快、爽快。藤田さんがベイトタックルを使う理由のひとつに「カッコいいから」と冗談めかして話してくれたが、確かにカッコいいのであった。
さて、そんなわけでこれまで解説してきた実釣模様を動画でもどうぞ!
セレクトするルアーや、流れなどの外的要因、そして藤田知洋のベイトスタイル、ぜひチェックしてみてください。