皆さんこんにちは。岡山県のO.S.Pプロスタッフ“杉元雄一”です。
秋も深まり、朝晩の冷え込みもキツくなってきましたね。バスフィッシングにおいても秋の釣りを意識しつつ、水温低下によって攻めるレンジも徐々に深まりつつあります。ただ、水温が下がるからといってバスは一気に深場へ移動するのか?というとそうでもなく、ディ―プへ向かう魚も居れば、深場までの岩盤やストラクチャー周辺に身を潜めているバスなども居たり…。そういうバスほど体力の余っている良型だったりするんですよね。さて、今回はそれらの2か所を一気に探れて最近イイ釣果もだしている、こちらのルアーを使った“爆釣メソッド”を紹介していきたいと思います!
杉元 雄一(Sugimoto Yuichi) プロフィール
深場までのレンジを全攻略!「ブリッツマグナムEX-DR」
そのルアーがこちらの「ブリッツマグナムEX-DR」です。
皆さんはご存じですか? O.S.Pのブリッツマグナムシリーズで最も潜るモデルが、2022年10月にリリースとなりました。ボディサイズは他マグナムシリーズと同様の90mmサイズで、潜行深度は巻きスピードやトレースする距離にもよりますが、余裕の8m超え。40mくらい引けば9m以上潜ることも…。深場のデカバスに対し、圧倒的存在感と波動で口を使わせることができるマグナムディープクランクベイトになります。
Length | Weight | Type | Hook Size | Ring | Color | Price | 最大到達深度 |
90mm | 52g | Floating | #1 | #3 | 10 | 2530円(税込) | フロロカーボン16lbで水面から9.5m(31ft.)、14lbで10.3m(34ft.) |
O.S.P公式「ブリッツマグナムEX-DR」詳細ページはこちら
ディープクランクの急潜行を活かした「爆釣メソッド」とは?
プロトの段階で送られてきた時、“こういう発想があるのか!”と度肝も抜かれたと共に、イチ早くフィールドで試したいとの欲求に刈られました。なぜそんなに衝撃を受けたのかというと、“ルアーの潜るレンジ感”。
マグナムディープクランクは一昔前にも使っていましたが、9mオーバーの物は他に使ったことがなかったので正にNEWジャンル。新時代のように感じました。そんなマグナムディープクランクを「水深9mオーバー」までシッカリ潜らせる場合、飛距離を出してあげることが重要。逆に、いい換えると“飛距離を出さなければ、深場以外の任意のレンジまでスグに到達できる”。そういうレンジコントロール性能を利用し、最近リザーバーで「急潜行」の特性を生かしたハーフキャストアプローチを織り交ぜたスタイルを多用中。キャスト方法・飛距離で通すレンジを調整することができます。
ディープクランクだからといって、深場を攻めなければいけないというとそうでもなく、ハーフキャストでリザーバーの岩盤サイドや立木等のストラクチャー「水深5m~7m」というやや深い所に急潜行させてコンタクトさせていくというアプローチを混ぜて、要所要所でディープを通すという方法。このハーフキャスト釣法でも良い魚が応えてくれています。
最近の釣行でもハーフキャスト攻めで良型を捕獲
先日のリザーバーでは、朝の気温14℃。水温21℃と急激な水温低下のタイミングでタダ巻きのディープ攻めだけでは反応を得ることができず、中流域の岩盤サイド+レイダウンのあるスポット周辺を、「ブリッツマグナムEX-DR」をボトムノックさせながら、丁寧に巻くことでNicefishを捕獲。
この日は他の釣りをやりきっても厳しいタイミングでしたが、「ブリッツマグナムEX-DR」のルアーパワーを体感することができました。時は遡りますが、夏のリザーバーでも可愛いサイズも釣れています。
初見だとルアーサイズが大きく見えますが、大きさの割にタイトアクションなので、Niceキーパーサイズもシッカリ喰ってくれるんですよ。投げ込んでみると新しい発見もあるのでEnjoyできると思いますよ!
タックルセレクト
使用タックルについてですが、現在はHアクションのグラスロッドに6.3のギヤ比に設定されたベイトリール。ラインは「シューター・FCスナイパー」(14Lb)で使用しています。モチロン、こまめなラインチェックは欠かせません…。安心感がほしい場合やストラクチャーの多いエリアでは、ワンランク太めの16Lbあたりで試してみてください。
個人的にはもっと水温が落ちるタイミング(約水温15℃前後)で、マグナムディープクランクが生きてくることを一昔前に経験しているので、晩秋から初冬になる11月と12月が楽しみで待ち遠しいです。
カラーについて
最後、「ブリッツマグナムEX-DR」のカラーについてもお話させていただきます。カラーラインナップは全10色。豊富に揃っているのも魅力です。
折角なのでオススメからーについても挙げさせていただくと、写真でもご覧いただけるように、「ハーフミラーゴールド HH53」、「チャートワカサギ P91」、「黒金オレンジベリー H04」などを使うことが多いです。これらを水色や天気、ベイトフィッシュの種類など…。様々な要素に応じて使い分けている感じです。ぜひカラーセレクトに迷われた際は参考にしてみてください!
ハードルアーの「マグナムディープクランク」がエサを越える瞬間。釣れたでは無く釣った感が味わえるExcitingなgameがハマる季節は、すぐソコまで来ていますので、皆様もぜひ投げこんでみてください。