【まずは子供が楽しむことが大事!】たまらんばい永野流「子供と釣りに行くときの注意点」
こんにちは! たまらんばい永野です。
いつもはタイトルにある通り「たまらんばいスポット」要はエリアや釣り方やルアーの事を中心に書いてきた訳ですが、今回はちょっとコラムチックに”子供と釣りに行く時の注意点“というテーマで書いていきたいと思います。
何歳から一緒に釣りに行けるのか?
まあかなり漠然としたタイトルではありますが、まず1番初めに良く聞かれる疑問として「何歳から一緒に釣りにいけるのか」というところがあります。
親御さん次第と言えば片付くのですが、自分がやっているブラックバスのボートフィッシングでは、5歳のお子さんから乗せたことがあります。
あまり何歳という規定はありませんが、理想としては僕や親御さんの「まだ動かないで待っててね」という指示が聞けるかどうかがボーダーラインかと思っています。
揺れるボートの上ではしゃぐのは構わないのですが、ボートのヘリでウロウロしてしまうとやはり釣りどころではなくなってしまいます。
そうした意味では、ずっと抱っこしていられるという事で乳児の方がまだ安全に釣りに連れていけるかもしれません(笑)。
子供と釣りに行く際の注意点
さて子供との釣りの注意点なんて星の数程ありますが、初めて、もしくは釣りを始めて間もない子供と釣りする場合において、よくある間違いというかポイントをまずはひとつ。
前提として、まずはこれだけ抑えたら、子供は伸び伸び楽しんでくれるんじゃないでしょうか。ちなみにここで指す子供のイメージは5~10歳くらいを考えてください。
そのポイントとは「すぐに釣らせようとしないこと」です。そもそも「子供に釣って欲しい」というのは大人のエゴです笑。ガイドでもあるあるなんですが、”子供の釣りたいより、大人の釣らせたいが上回ってしまうと子供にはストレスが発生”してきます。
良くある間違いとして、バス釣りの場合であれば「最初から釣れそうなポイントに連れていき、スピニングタックルに釣れそうなルアーやワームをセットして
子供に投げさせる」というのがあります。
ある程度釣りをしている子供や中高生や大人であればそれでも良いんですが、
ホントのホントはまずは興味のあるものから触ってもらうこと。
ルアーケースを開けて子供が興味を持っていたら、ルアーやワームをいじってもらったり、ボートであれば運転席に座ってもらったり。すぐに竿を握らせずにまずはどの辺に興味があるのか、子供を良く見ることからです。
実は連れてこられてるだけで、あまり釣りには興味なくて、魚なんて釣らなくても良いかもしれません(笑)。
「釣りする?」と聞いてあげて「する!」と元気に答えてくれる状態からようやく釣り開始です。
釣りを始めたら何から教える?
釣りを始めたら、まずは投げる練習から! 初心者にいきなりダウンショット投げさせたら、絡まるわ、一投に時間かかるわで、釣れるかもしれませんがかえって効率の良くないことがほとんど。
絡まりにくいノーシンカーやネコリグ、簡単なプラグなどで、投げ方を教えながらまずは投げて巻いてを繰り返してもらいます。
子供と飛距離を競ったりしながらまずはキャスティング動作の反復です。
その間に、どうしたら気持ち良く飛ぶか、どうしたらトラブってしまうのかを覚えようとします。極端な話これだけで半日使っても良いくらいです。
ルアー釣りは手数が命なところもあります。1番無駄なのは回収からキャストへの時間の間です。反復練習を行うことでその間が短くなってくれたらその日もその次の時も釣りがスムーズになっていくものです。
「子供が楽しむ」これが一番大事
どうでしょう?いきなり釣らせようとしてませんでしたか? 大人だって、思いかえせばそんなにすぐに釣れたことはなかったはずです(笑)。
でもこうやって釣りを好きになってますから! まずは子供が楽しむこと!大人が投げて子供が巻く、でもOKです! 琵琶湖も特に子供と釣りするのに程よい季節にはなってますので、一緒に行かれた際はこんな事も意識してやってみてください。
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