「MADNESS」の“バクリースピン”。
シーバスアングラーならご存知の方も多いでしょう。オヌマンこと「小沼正弥」さん監修。コンパクトボディにシリコン製ブレードが搭載されたスピンテールジグ。通常のブレードとは異なる柔らかい波動を発生させて金属による干渉音を無くし、リトリーブ中にブレードの形も変わることで、警戒心の高いスレたシーバスや渋い状況下においても、口を使わせることができるという特長を秘めたルアーに仕上がっています。
小沼 正弥(Masaya Onuma) プロフィール
小沼正弥さんによると、ワームでもバイトしない激スレシーバスをタダ巻きで攻略できたり、ほとんどのプロがロケをしないという激スレポイントで、簡単に取材を成立させたのもバクリースピンだという…。また、ハクボイルなどの難易度の高いパターンにおいて、真夏のデイゲームで38本のシーバスを釣り上げたというエピソードも…。
バクリースピンシリーズ全4サイズに注目!【MADNESS】
さて! 今回はそんな“バクリースピン”の全サイズを一気に紹介!
現在のラインナップとして、オリジナルモデルの「バクリースピン30」をはじめ「バクリースピン20」、「バクリースピン15」、「バクリースピン6」の4サイズが展開。これから各サイズごとの魅力を解説していきますので、ハイシーズン中であるシーバスゲームの参考にしてみてはいかがでしょうか?
バクリースピン30【MADNESS】
まずはシリーズ最大サイズでオリジナルモデルでもある「バクリースピン30」から。
ボトム攻略の最終兵器とも言われている爆釣モデル。一般的なスピンテールジグの場合、このサイズ感になれば巻き感が重いことによる疲労感、そしてリトリーブ中の金属音も大きくなることでシーバスをスレさせるのが早くなってしまいます。ただ、「バクリースピン30」は当然ブレードがシリコン製なので、軽い巻き感とナチュラルな波動を発生させるため、どちらの意味でも長時間使い続けることが可能。ボディー形状とシリコンブレードの効果で浮き上がりにくく、一定レンジを長くトレースすることができ、流れの変化なども鮮明に伝達してくれるため、引き抵抗が少し重くなる所を引くことで、そこが流れのあるスポットとなり、バイトに結び付けてくれるという。またシリコンブレードによる効果と銀粉カラーの相性も◎。
SIZE | WEIGHT | HOOKS | MATERIAL |
110mm | 30g | デコイY-F33 #10 | 本体:鉛、ブレード:シリコン |
MADNESS公式「バクリースピン30」詳細ページはこちら
バクリースピン20【MADNESS】
続いてはオリジナルを少し小さくした「バクリースピン20」を紹介。
バクリースピン30よりさらにコンパクトシルエットで食わせ力もバツグン! こちらも同様シリコン製ブレードによる不規則な回転によって食わせの間を生み出し、シッカリバイトへ導いてくれます。また、2022年NEWカラー「#11銀粉グリーンチャートゴールド」、「#12銀粉レーザーレッドヘッド」、「#13銀粉チャートバックブラックベリー」にも必見。
SIZE | WEIGHT | HOOKS | MATERIAL |
103mm | 20g | デコイY-F33 #10 | 本体:鉛、ブレード:シリコン |
MADNESS公式「バクリースピン20」詳細ページはこちら
バクリースピン15【MADNESS】
オリジナルより10mmサイズダウンした「バクリースピン15」を紹介。
4サイズの中でも中間サイズ的な存在、持っていると幅広いシチュエーションで重宝しそうな大きさ。サイズダウンによる食わせ効果のアップと共にシリコンブレードによるナチュラル&不規則回転でスレたシーバスを魅了します。こちらも2022年NEWカラー「#11銀粉グリーンチャートゴールド」、「#12銀粉レーザーレッドヘッド」、「#13銀粉チャートバックブラックベリー」に注目です!
SIZE | WEIGHT | HOOKS | MATERIAL |
100mm | 15g | デコイY-F33 #10 | 本体:鉛、ブレード:シリコン |
MADNESS公式「バクリースピン15」詳細ページはこちら
バクリースピン6【MADNESS】
最後に紹介するのはシリーズの中でも最小サイズであり、激タフコンディションで威力を発揮してくれるボディサイズ45mmの「バクリースピン6」になります。
SIZE | WEIGHT | HOOKS | MATERIAL |
45mm | 6g | デコイY-F33 #12 | 本体:鉛、ブレード:シリコン |
MADNESS公式「バクリースピン6」詳細ページはこちら
小沼正弥さんが激スレポイントで行ったロケを成功させたり、真夏のデイゲームで38本のシーバスを釣り上げたというのもこちらのサイズ。難易度の高いハクパターンをタダ巻きで攻略可能にしたのもこちら…。というように、ワームでも食ってこないシーバスを釣ることができる爆釣モデル。カナリ小柄なサイズ感ではありますが、十分のウェイトとベストなボディバランスで抜群のキャスタビリティーを実現。デイゲーム最強の銀粉シリコンブレードとナイトゲーム最強のクリアー系シリコンブレードのサイレント&ベイトライクな波動を発生させることで、他サイズでは生み出せない波動で激タフシーバスを攻略まで導きます。
使い方&カラーセレクト術も参考に
最後に、小沼正弥さんによる“バクリースピン”の使い方とカラーセレクト術を紹介していきたいと思います! カナリ有効なメソッドですのでぜひ参考に。
基本動作は着底してスグにタダ巻き。ブレードの回転が分かる速度でリトリーブすることと、着水してからスグに巻きはじめることがキモ。もし、その方法でバイトが無い場合は、着底後5m巻いて底を取るという動作を3セットするという誘い方も有効! ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
ボディのカラーも大切ではありますが、ブレードの色を意識して普段使い分けているそう。初めに投入するのが「黄色系」。次に「白系」を使い、それでも食わなくなったら「ゴールド系」、さらに食わなくなったら「シルバー」で、最終手段として投入するのが「クリア」というローテーションを普段行っているそうですよ。
こちらの動画もぜひ参考に!
以上、「MADNESS」の“バクリースピンシリーズ”を一挙紹介しました。ぜひ秋のシーバスゲーム攻略の一手として投入してみてくださいね。