「手返し重視のリアクション攻めを心掛ける」家邊克己がマヅメ攻略のコツを伝授！

2022年10月19日連載：家邊克己の「週刊！アジングマニアックス」

アジングをしている方の中に、ナイトゲームしか経験されたことがないという方もおられるかと思います。しかし、エリアによってはマヅメで楽しめる所もあります。

ナイトアジングとはまた違った面白さがあるので、今回はマヅメ攻略についてお話していこうと思います。

家邊克己　Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中！　釣具メーカー「34（サーティフォー）※社名は［みんな幸せに！］に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年９月生まれ。

リアクションの誘いがメイン！　釣れる時間帯を把握することが大切

マヅメの釣りというのは、場所によって時間帯や回ってくるレンジも異なるので、一概には言えませんが基本的にリアクションの釣りになります。初場所の場合、時間については分からないので、マヅメだと思われる少し前から釣りを続けることで、入ってきたタイミングで釣れだすので、時間帯を把握することができます。レンジに関しては、表層なのかボトムなのか、はたまた中層なのか分からないので、ひたすらカウントを変えながら投げ続けるしかありません。

アクションに関して

アクションに関しても難しく考える必要はありません。

アクションとは言ってもそんなに難しい動きをさせることもなく、キャストして着水したら、狙いたいレンジまでカウントを入れて大きくシャクり、ロッドを止めてそこからテンションフォールさせるだけです。そして、ルアーがこっちに来た分のラインを巻き取り、また動かして止める。この繰り返しです。

止める時間は長くても5カウントぐらいまでで良いと思います。動かし方については実際に動画で見てもらうのがイメージしやすいと思います。こちらの動画でも詳しく解説しながら実践しています。

出典：YouTubeチャンネル「THIRTY34FOUR」

手返し良く釣りをすることが重要

マヅメに関しては回ってこないことにはどうしようもないので、忍耐の釣りにはなりますが、タイミングがハマれば短時間で連発します。どれくらいの時間釣れ続けるかも場所によってまちまちです。30分以上続く場所もあれば、本当に5分もしないうちに終わってしまうこともあります。ですので、釣れ始めた場合に備えて手返し良く釣りができる準備をしておくべきでしょう。

たとえば使用するジグヘッド。軽いジグヘッドを使ってしまうとフォールが遅くなるのでテンポが悪くなります。タングステンなどの重くて小さいものであればスピーディーに探ることが可能です。飲まれてしまった場合にそなえてフォーセップなども準備しておきたいところです。マヅメの釣りで気をつけてもらいたいのが、フッキングについてです。

次回はマヅメのフッキング方法について解説したいと思います。