アキアジと呼ばれ、トルクフルな引きはもちろんその味も絶品の大型サーモン。特に北海道では、シーズンになると多くの釣り人でにぎわう(内水面など、ルールが設けられていますので当然厳守です)。
秋、産卵のため川を遡上するアキアジ(シロザケ)ですが、川での釣りは制限されており、遡上する前の海での釣りとなるわけですが、中にはメータークラスもいたり。かなりパワフル。
そして、ウキフカセ、ブッ込み、ウキルアー(スプーン)、ジグなど釣り方もさまざまではあるけれど、基本的には飛距離というのは非常に重要な要素となってきて仕掛け(リグ)も、比較的重め。
誤解を恐れずにいえば、アキアジ(鮭・サーモン)攻略には、飛距離とパワーが求められます。
ケイソン銀聖プラス
そうしたビッグサーモンを狙うのに適したロッドが、テイルウォークの「ケイソン銀聖プラス」。
モデル | レングス(ft.in) | ピース | 仕舞寸(cm) | ロッドウエイト(g) | ルアーウエイト(g) | PEライン(号) | 本体希望価格(税抜き) |
110H-P3 | 11 | 3 | 116 | 300 | MAX70 | MAX3 | 27,000円 |
106H | 10.6 | 2 | 164 | 260 | MAX70 | MAX3 | 23,000円 |
116H | 11.6 | 2 | 179 | 297 | MAX70 | MAX3 | 24,000円 |
126H | 12.6 | 3(B) | 165 | 165 | MAX70 | MAX3 | 26,000円 |
機種は上記の通りで、まずいずれもルアーウエイトMAX70gと、サーモン狙いで使用が想定される仕掛けに余裕のある適正。そして、そうした重めの仕掛けを、いずれも「遠くまで飛ばせる」という基本にして超大事なポイントを抑えたロッドとなっています。
パワーはいずれもH(ヘビー)。波や障害物などがあっても、強引にゴリ巻きで寄せなければならないシチュエーションは思った以上にあって、いざという場合にトルクがあるのはアドバンテージに。豪快に投げ、多少のラフファイトでも安心感があるロッドがケイソン銀聖プラス。
全4機種・3ピースもあり
各パーツの特徴を見ていくと、ガイドはステンレスフレームSiC(Kガイド)。リールシートは汎用性の高いオーソドックスなDPS。
リールシートはアップロック式で、フロントグリップの握りやすさもよい。
グリップエンドにかけてのコルクが、なんかサーモンロッドって感じでイイなと思ったりもします(笑)。
さて4機種の内訳ですが、基本的にMAXウエイトや適合ラインなどには差がなくレングスが異なるため、より遠投重視なのか、それとも多少短い方がよいフィールドなのか、皆さんが釣行するフィールドでレングスを合わせておけばよいでしょう。
その中で、ひとつ個性的なのが110H-P3。11フィートで、パワーなどはシリーズ共通なのですが、3ピースモデル。
全くパワーで見劣りすることなく、携行性に優れたマルチピースということで、大きくポイント移動する時などに便利。
いずれの機種もウキルアー、ビッグスプーンなどなど各種リグに対応できる超遠投ロッド。価格も比較的リーズナブルなので、アキアジファンはチェックしてみては?
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