秋のハイシーズンはもう目の前。
今からタックルの準備に余念がない方も多いのでは。
さて、タックルといえば“リーダー”も立派なタックル。「全てにおいて最強であること」を目指したリーダー…なんていかがでしょうか。
Saltimate Tunageat FC(ツナギートFC)
2021年に満を持して登場したフロロカーボンリーダー「ソルティメイト ツナギートFC」。
サンライン公式「ツナギートFC」詳細ページはこちら
特許技術「プラズマライズ」を採用
これまでにない強いリーダー「ツナギートFC」。
最大の特長はプラズマライズという特許技術を採用していること。すなわち強い。その強さの秘密は、㈱プラズマコンセプト東京と共同開発された「プラズマライズ」によって形成される「特殊ポリマー層」。
ラインの表面にゴムのような弾力を持たせることで、根ズレなどによる擦り傷を吸収し、ノットを組む時ときにはラインがズレることなく結束強度が向上。加えて粘り強さという点でもこれまでのリーダーに比べ格段に向上。
では、そもそも「プラズマライズ」とはどんな技術なのか。
サンライン公式「Plasma Rise(プラズマライズ)」特設ページはこちら
一般にフロロカーボンラインは、着色などラインの上からコーティングすることが難しいとされているライン。それはフロロカーボンは耐薬品性・難接着性の物質でありコーティングしても剥がれ落ちれしまうから。
そこで、コーティング前のラインに特殊なプラズマ処理を施すことで、新しい層になる。つまり、不可能と言われていた剥がれないコーティングが可能になる。その技術を応用し「特殊ポリマー層」の形成に成功したのが「ツナギートFC」という訳です。
つまりプラズマライズとは、ラインそのものの表面の層を改質する技術。特殊ポリマー層以外にも、撥水性を持たせたり、逆に親水性を持たせたり。またラインに色を着けるにしても絶対に落ちなくさせる、というようなことにも応用が期待されている技術。
耐擦傷性
では具体的にプラズマライズによって何がどう強くなったのか、見ていきます。
まずは耐擦傷性。
特殊ポリマー層のクッション性が破断の原因となる擦り傷を吸収。また、傷が生じた後の残留強力が向上し根ズレに強い。シモリ周りや急なかけ上がり、さらには起伏の激しいボトムを今までよりも丁寧に探ることを可能にしています。
結束エネルギー
ライン表面の特殊ポリマー層がクッションとなり、スナップやサルカン・リングの結束部分での食い込みが良くなったことで、結束エネルギーが向上。さらに、PEラインとの結束時にもズレないという特性から、結束強度は向上。とはいえ、まったくラインが滑らないというわけではなく、締め上げると食い込む”絶妙な弾力”となっており、ノットが組みにくい。ということもなし。
粘り強さ
強烈な引き、瞬発的に引っ張られて生じたエネルギーを吸収する為には、靱性(粘り強さ)が必要。この靱性は、破断エネルギーという物性値で定量的に示すことができるとのことで、マグロ延縄漁用の糸づくりで培った、破断エネルギーをコントロールするノウハウも靭性向上に寄与。ショックを吸収してくれる本来のショックリーダーとしての性能も申し分なし。
スペック
ポンド数 | 14 | 16 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 | 50 |
号 数 | 3.5 | 4 | 5 | 7 | 8 | 10 | 12 | 14 |
巻 量 | 50m |
ポンド数 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 |
号 数 | 18 | 20 | 22 | 26 | 30 |
巻 量 | 30m |
3.5号から30号までの豊富なラインナップで、SLJ、ジギング、シーバス、ロックショアなど幅広いジャンルで使えるラインナップとなっています。
ロッドもリールもラインもルアーももちろん重要ですが、PEの釣りでなくてはならないリーダーを疎かにしていては獲れる魚も獲れない。すべてにおいて最強であることを目指したリーダー、使ってみる価値は大いにあるのではないしょうか。