【専用ロッドも開発中】家邊克己が解説「ボートアジングでベイトタックルが必要な理由」
最近ボートアジングに興味を持たれている方が多いようで、良く質問を受けます。
その中でも多い質問の1つが「ベイトタックルかスピニングタックル、どちらが良いか」という内容。陸っぱりは扱うルアーの重量が軽いため基本的にはスピニング一択ですが、ボートとなると話は別です。僕の場合はほとんどベイトタックルを使用します。そこで、今回はボートアジングにおけるベイトタックルのメリットをお話します。
家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール
ボートアジングでベイトタックルが必要な理由
ボートアジングではエリアによって水深が浅い所もあれば深い所もあります。
特に深い所になると水深が60mを超えるエリアも多く存在し、そういった場所では20号ぐらいのカナリ重いシンカーを使います。そうなってくるとスピニングの巻き上げる力では、少ししんどい部分があります。ベイトはやはりパワーがあるので、このような状況ではとても扱いやすい訳です。体の疲労度が全然違ってきます。
またレンジを探るのもベイトの方が扱いやすいです。ボートアジングの場合は、レンジを細かく探るために、何度もレンジを上げ下げしますがベイトリールの場合、クラッチを切るだけで落とすことができるのでラクです。
カウンター付きのリールを使えば、現在どのレンジを探っているかも一瞬で分かるので本当に楽です。カウンターがない場合はリールの1回転の巻き上げ量から計算する必要があります。巻き上げる力とレンジの探りやすさがベイトタックルのメリットになる訳です。モチロン重いシンカーを使わない、シャローエリアであればスピニングでも全く問題ありません。ただ、そういったシャローエリアであっても、ベイトタックルで釣りはできるため、結局日本全国どこでもベイトリールを使っているという訳です。
現在、ボートアジングのベイトロッドは「Remarkable CER-64b」というフラッグシップモデルのロッドしかありません。
Modelname | TipType | Length(ft&cm) | Section | Closed(cm) | Rig wt(g) | Line | Weight |
CER-64b | ソリッド | 6’4″(193cm) | 2pc | 101㎝ | MAX60g | PE 0.1-0.4 | 90g |
サーティフォー公式「Remarkable CER-64b」詳細ページはこちら
より入門者の方にもベイトタックルでボートアジングを楽しんでもらうため、ガイドポストシリーズのロッドを開発中です。それが「EMR-58b」というロッドになります。カナリ良いロッドになっていますので、今後また追って情報をお伝えしたいと思います。
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