こんにちわ!琵琶湖ガイドの安井勇人です。
今回は、自分が最も得意としていて一番好きな「マットパンチング」の話をしたいと思います!
琵琶湖が変わりつつある⁉ブルーギルベイトからワカサギベイトへ!
ここ数年の琵琶湖の状況は、釣れていた時代の以前と比べて厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
今回お話しするカバーを狙うマットパンチングゲームも、10年前とは明らかに違う釣り方・狙い方をしないと釣れない反面、デカい個体が狙えるようになったのも事実です。
以前までは琵琶湖ではブルーギルがメインベイトだったのが、近年琵琶湖はワカサギレイクといわれるほどワカサギがメインベイトに変わってしまうほど状況は激変。
そんなここ数年はマッチザベイトを意識していて、マットパンチングで使うルアーはジークラックの「ジャイロスター3.5inch」をメインに攻略しています!
琵琶湖にいるワカサギの大きさにも合っていて、違和感無くバイトが出やすいので、今のマットパンチングで活躍しています。
「シャッドテールワームをパンチングで使って釣れる?」
釣れるんですよね!
真夏の8月はマットが形成されパンチングのパターンが始まる季節から、マットが濃くなり始める9月、10月に季節が進むにつれて水温も下がってバスの適水温になり、表層からボトムまで色んなレンジで反応がある季節。
マットパンチングでもそれは同じで、カバーになるマットにワカサギが逃げ惑うエリアをメインに狙う事により、マットの天井でのバイトが出る時もあれば、ボトムまでフォールさせる際の中層でバイトが出る時もあり、もちろんボトムでバイトが出る時もあるなどさまざまです。
今の時代のマットパンチングゲームは、ワカサギレイク化した琵琶湖において活躍するのがマッチザベイトの「ジャイロスター3.5inch」なんです。
「ジャイロスター3.5inch」を使う際に使うフックは、ハヤブサの「TNS HD( ヘビーデューティ)」の3/0。
ワームのシルエットを崩さずに綺麗にセッティングができ、なおかつ厚いマットの下でバイトがあった際にフッキングが決まる!そんなマットパンチングに高次元で対応しているのが「TNS HD」です。
ワームの差し方、セッティングに特徴があるので、解説します。
「ジャイロスター3.5inch」は上下にスリットがあり、フッキングが決まりやすい形状になっているのですが、背面のスリットは短く、腹面のスリットは長くなっているので、あえて逆付けのセッティングをします!
そうすることで、フッキングの際に鈎先が出やすく、マットパンチングにおいてフッキング率が格段に上がります。これが僕なりの基本セッティングです。
「マットパンチングでオフセットフックなんですか?」とガイドゲストさんからも聞かれる事も多々あります。パンチングと言えば、ストレートフックをイメージされてる方が多いと思いますが、色々試してみた結果、今の琵琶湖のマットパンチングにはTNSHDが最適なんです。
毎年、マットパンチングで60UPを含めたデカいサイズもこの組み合わせで釣っています!
サイズ | 入数 |
2 | 8 |
1 | 8 |
1/0 | 7 |
2/0 | 6 |
3/0 | 6 |
4/0 | 5 |
5/0 | 4 |
6/0 | 4 |
7/0 | 3 |
ハヤブサ公式「T・N・S OFFSET HEAVY DUTY」詳細ページはこちら
琵琶湖マットパンチングにはハヤブサ「T・N・S OFFSET HD」がかなりオススメな理由
TNSHDの特徴としては以下の二つが大きな理由です。
一つ目はTNSと比であること。二つ目は、フッ素コーティングがされていること。
TNSと比べて、若干太軸になったコトで、パワーのあるタックルで狙うマットパンチングにおいて、バイトがあった際にフルフッキングが決まりやすくなります。
厚いマットでもバスの上顎を的確な位置で、硬い口中でも貫通してフッキングが決まるため、獲れる魚が増えます!
これも完成されたフック形状に、フッ素コーティングの貫通力の相乗効果によってフッキングが決まると考えています。
TNS HDは硬過ぎず、柔らか過ぎずのフックに仕上げており、フッキングした際に折れない感じのフックバランスでフッキングが決まります。
パッと見て、TNS・TNS HD共にシンプル イズ ザ ベスト!なスタンダードなオフセットの形状の裏には、いたるところにこだわりがあります。ワームをセットした際にも、クランクしている部分は適度にホールドでき、使用している際はズレにくい。しかしフッキングの際にはズレて綺麗にフッキングが決まります。
フックのベントカーブ部分も、ワームを真っ直ぐに綺麗にセッティング出来るように施されています。シンプルの中に各所こだわりがある唯一無二なオフセットフックです。
ワームを綺麗に真っ直ぐセッティング出来る事がマットパンチングでなぜ効くのか?その説明をしたいと思います。
例えばカナダ藻マットの厚いカバーをシンカーの重さで貫通させる場合に、かなりの衝撃・負担がかかり、ワームの鈎先が出てしまって上手く貫通させることが難しくなります。特に、マットからの抜き上げ時に引っかかってしまったりなど、「リズム良く撃つ釣り」であるマットパンチングに置いてマイナス要素になることが多々あります。
しかし、TNS・TNS HD共に、綺麗にワームがセッティング出来る事で、鈎先が出にくく、テンポ良く撃つ事が出来るので必然と釣果につながると言うワケです。
デカい個体が釣れるマットパンチングでの釣りにおいて、太軸で安心してフッキングが決まって、獲れる魚が増えるTNS HDでのパワーゲーム。自分の中で必要不可欠なアイテムです!
季節は夏から初秋へ、マットの密度が濃くなりはじめて、カバーになるマットに依存する魚も増え始めるタイミング。
デカい魚が獲れるマットパンチングゲーム、ぜひ皆さんも是非お試し下さい!!
ロッド:【ジークラック】ダブルダッチ DD78XHパンチドランカー
リール:【シマノ】クラド201番台XG(マットパンチングには、ギア比が高いリールがオススメです。)
ハンドル:【GOFISHING】Gハンドル100mm(マットパンチングには絶対必須なパワーハンドル!もう一巻きしたい時にはパワーハンドルはオススメです。)
フック:【ハヤブサ】TNS HD 3/0
ライン:PE 66〜85lb
シンカー:1oz~1.2ozバレットシンカー(タングステン)▪️ラバースカート