近年、人気を集めるライトショアジギング。特に夏は青物の若魚はじめ、シイラやロックフィッシュなど様々な魚が狙えるシーズンでもあります。
しかし、一筋縄ではいかないのが釣りというもの。
特に近年は、極小のベイトフィッシュを偏食する魚も多く、従来サイズのメタルジグやプラグでいくらアプローチも完全無視なんてことも!
今回紹介するのは、そんなマイクロベイトに対応したショアジギングロッド、テイルウォークの「MICRO SHORE JIGGING (マイクロショアジギング)SSD」をピックアップ。
「マイクロショアジギングSSD」は30gを下回る極小のメタルジグを繊細に操作することに特化した専用のロッド。マイクロベイトなどを偏食するターゲットを一網打尽にする、よりフィネスなアプローチを可能にします。
マイクロショアジギングSSD【テイルウォーク】
出典:テイルウォーク公式「マイクロショアジギングSSD」詳細ページ
「マイクロショアジギングSSD」はフィネスバーサタイルの84・スーパーバーサタイルの89・パワーバーサタイルの96の3種類がラインナップ。どの機種にも共通して使いやすさにこだわったバーサタイル性能で、スタイルやアプローチによって使い分けることができます。
モデル | レングス(ft.in) | ピース | 仕舞寸(cm) | ロッドウエイト(g) | ルアーウエイト(g) | ラインウエイト(PE) | 本体希望価格
(税抜き) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
84 | 8.4 | 2 | 131 | 110 | MAX20 | MAX0.8 | 18,000円 |
89 | 8.9 | 2 | 137 | 127 | MAX20 | MAX0.8 | 19,000円 |
96 | 9.6 | 2 | 148 | 135 | MAX30 | MAX0.8 | 20,000円 |
テイルウォーク公式「マイクロショアジギングSSD」詳細ページはこちら
「マイクロショアジギングSSD」のここがポイント!
より軽いジグを使うのであれば、エギングロッドやメバリングロッド、シーバスロッドのライトなモデルでもいいのでは?なんて思う方もいるでしょう。確かに、単純に軽いジグを使用するだけであれば、例に挙げたようなロッドでも十分です。
しかし、相手はマイクロベイトを偏食するようなテクニカルなターゲット。ジグの操作一つでも簡単に見切ってしまうような難易度高めのターゲットです。
軽量で小さなジグを操作しなければならないため、ブランクはよりシャープな操作性とキャスト性能を追求。軽快な振り抜け感を重視したスリム設計に軽量のジグでもロッドに重みを乗せてロングキャストできるシャープさを実現。
軽量ジグでも繊細に操作できるようティップからベリーにかけて絶妙なパワーレンジに設定してあります。
実際、シャープさを追求していることもあり、バットはかなり細めに仕上げてあります。そんなに細くてパワーは大丈夫なの?大物がかかっても対処できるの?なんて不安に感じてしまいますよね。
しかし、その点もしっかりカバー。ロッドがしっかりしなることで、ネバリを発揮。大物とのファイトでもパワーを分散し、アングラーをサポート。
バットの部分は十分なパワーを残しているので、予想外の大物でも慌てずに対処が可能です!
また、リアグリップはやや長めに設定されているので、ファイト中も脇に挟んでホールドしやすく、長時間ジグをシャクリ続ける際にもアングラーをサポートしてくれる性能となっています。
マイクロショアジギングにおいて重要な要素でもある操作時の感度。
マイクロショアジギングSSDでは遠投した先でもジグの操作感を手元に伝えられる富士工業製VSSリールシートを採用しています。VSSリールシートは握り方の自由度が高いリールシートなので、操作しやすい握りのフォーフィンガーとも相性は抜群です。
細番手のPEラインを想定したガイド設定
このマイクロショアジギングSSDでは軽量ジグが操作しやすいよう、細番手のPEライン対応のガイド設定がされています。
ティップ~ベリー部にはKTSG&KBSG、バット部にはKLSGを配置し、細番手のPEラインへの適合性と軽快な操作感が得られるようになっています。
トップガイドは#5サイズと非常に小さく、軽量のジグを操作するのに最適な設計となっています。
以上のように、「マイクロショアジギングSSD」はよりライトなジグを軽快に操作できるロッドです。メインロッドはもちろん、サブとしても一本あるだけで釣りの幅がぐっと広がるロッドとなります。
ぜひチェックしてみてください。