みなさんこんにちは!琵琶湖のサブマリンガイドサービス冨本タケルです
まだまだ暑い日が続いておりますが、夏の琵琶湖と言えば“ウィード絡みのパワーゲーム”です。ハマればスーパーラッシュに入り、一気に10kg〜20kgなんて事もある刺激的なゲーム。
今回はこれからの残暑厳しいタイミングでも効果的な、ウィードの釣りをご紹介したいと思います。
ウィード攻略の「明」と「暗」
今回紹介する釣りはウィード攻略の「明」と「暗」。魚のポジションにより使い分ける「リバウンドスティック」のリーダーレスダウンショットと、「サカマタシャッド」のノーシンカージャークです。
ウィード攻略の「明」と「暗」とは、魚のポジションがウィードの中の場合とウィードの外の場合で全く釣り方を変えないと釣れませんから、そこに気づけるか気づけないかで釣果の明暗をわけるということです。
まず具体的な釣り方に入る前に、どんなエリアでこの釣りはハマるのかを書いていきます。
ひと言で言えば魚の溜まっているところなんですが、それを探すのが難しいんですね。夏の魚は条件が良いところに一極集中することが多く、逆に言えば釣れないところが増える。そして魚の溜まってエリアにはボートも集中して一気に叩かれて一瞬でそのエリアは終わっていきます。
ボクは大船団になっているエリアは見切り、ガラ空きのエリアに行って魚を探します。ガラ空きのエリアでも必ず魚は存在しますので、チャンスでしかありません。
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魚を探す条件として、重要な三つのキーワードがあります。
一つ目は流れ、二つ目はベイト、三つ目はシェード。ガラガラのエリアでもこの三つのキーワードに当てはまる所を探していけば必ず魚はいます。
まず一つ目キーワードの流れですがよく言われるのはボディーウォーター。もちろん代表的な流れではありますが、それだけではなく流入河川や湧き水、地形変化でも流れは発生します。頭を柔らかくして探しましょう。
二つ目のキーワード、ベイトフィッシュは今年の傾向としてフライに集まるハスを食うバスが多いと言うこと。南エリアではフライに加えモロコ、ワカサギを食うハスの定義が成立しています。
そして三つ目のキーワード、シェードはウィードのみならず地形や人工的なストラクチャーも含めて考えてください。そうして探した魚は誰にも触られていないので反応が良く、ウィード攻略の明と暗を意識すればボコボコに釣れます。