陸っぱり専用がコンセプト。
オリムピックが手掛けるバスロッドのフラッグシップモデル「ビゴーレ」。これまで数々のモデルが登場し、進化を遂げてきた訳ですが、今回紹介するのはフルリニューアルされて間もないビゴーレの最新モデル「20ビゴーレ」。「強靭かつ繊細に」をキャッチフレーズに、最新マテリアルを最新テクノロジーで加工。そんな注目機種をこれから詳しく紹介していきたいと思います。
20ビゴーレ【オリムピック】
「20ビゴーレ」は広大なフィールドでもバスをシッカリ探していけるように設計。アプローチが難しいスポットへルアーを的確に撃ち込めるように、キャスタビリティに優れるロングレングスモデルを中心とした機種が展開されています。
オリムピック公式「20ビゴーレ」詳細ページはこちら
様々なメソッドに応じてブランクス、グリップデザイン、ガイドセッティングを徹底追及! 陸っぱりにおいて、これまで攻めることが難しかった「あのスポット」を攻略することができるロッド、それが「20ビゴーレ」になります。
最新ブランクス製法を身に纏う
さて、そんな「20ビゴーレ」で最も注目していただきたいのがブランクス周辺!
フラッグシップならではの最新技術&マテリアルを身に纏い、強靭な仕上がりになっていますよ。まず初めにメイン素材には。「トレカ®T1100G」を採用。「トレカ®T1100G」とは、東レの最高強度を誇る炭素繊維であり、ナノレベル(10億分の1)で繊維構造を緻密にコントロールする焼成技術によって、高強度と高弾性率化を両立させた素材になります。
さらにそこへ、引張強度と耐衝撃性を両立したマトリクス樹脂技術『ナノアロイル技術』が組み合わされていることで、航空・宇宙、ハイエンドスポーツ用品といった分野で要求される極限性能を実現!
さらにメイン素材の上には「クワトログラファイトクロスXX」も採用されていることでブレの無い強靭なアクションを実現。(20GVIGC-77XHには「スーパークワトログラファイトクロス」も採用)。
それらを、捻れ剛性の高いオリムピック独自の手法「G-MAPS」製法が施されることによって、ブレの無い強靭なアクションを実現。
ガイドセッティングにも必見!
ブランクスの次に注目していただきたいのが、ガイドセッティング。各アイテム、使用用途に最も適したガイドセッティングが施されていて機種ごとによって仕様が異なるので全アイテムのガイドセッティングを詳しく解説していきたいと思います!
「20GVIGC-71H」はフルチタンフレームトルザイトリング仕様。バット部には感度と強度を両立するKWガイドを配置。ティップ方向にはシングルフットガイドが配置となっているためシャープな使用感に。
「20GVIGC-75M」、「20GVIGC-76MH」はフルチタンフレームトルザイトリング仕様。ストリッピングガイドにはラインの収束を助け、飛距離を伸ばすためのLRVガイド、適所に感度と強度を両立するKWガイドを配置。ティップ方向にはシングルフットガイドを配置することでシャープな使用感に。
「20GVIGC-77XH」は強度に優れたステンレスフレームSiC-Sリング&オールダブルフットKガイドのヘビーデューティー仕様。
スピニングモデル「20GVIGS-610ML」、「20GVIGS-742M」は軽量で感度に優れるフルチタンフレームトルザイトリング仕様。
他にもコダワリが色々
ブランクスとガイドセッティング以外にも注目すべきポイントは色々! 引き続き魅力を紹介していきますね。
ベイトモデルにはECSリールシートを採用(20GVIGC-71H・20GVIGC-75MはECS16、20GVIGC-76MH・20GVIGC-77XHはECS17)。スピニングモデルにはVSSリールシートをアップロックで採用。
各アイテムに対し用途に適したグリップデザイン&素材を選定。コルクグリップにはハイグレードコルクを、EVAグリップには高硬度EVAが採用。20GVIGC-71H・20GVIGCS-742Mはセパレート、20GVIGC-75M・20GVIGC-76MHはストレートコルク、20GVIGC-77XHはストレートEVA仕様。
グリップエンドにはバランサーの役割を果たす、エンドキャップを採用。20GVIGC-77XHは高耐久で滑り止め効果もあるラバーコルク仕様。
「20GVIGC-75M」、「20GVIGC-76MH」、「20GVIGC-77XH」は持ち運びに便利なグリップ脱着式。2ピースモデルのジョイント部には高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用。1ピースと遜色ないスムースなベンディングカーブを実現。