スタジオオーシャンマークの新しいリール「ブルーサファリ」。
「使いやすさ」「強さ」「汎用性」がその大きな特長。近海のオフショアの釣りなら、これ1台あればいいんじゃないか…との前評判のリール。
先日来、その魅力をコッテリとお伝えしてきましたが「実際に使ってみたらどうなの?」と。
そこで、今回は趣向を変えてこんな企画。
スタジオオーシャンマークテスター三宅賢治に聞く!
「ブルーサファリ」にまつわる10の事
スタジオオーシャンマークの公式Youtubeで動画が上がっていたりと、ご存じの方も多いですよね。北部九州のオフショアでヒラマサキャスティングやジギング、スロージギングなどを愉しまれるエキスパートで、スタジオオーシャンマークのフィールドスタッフ。
プロトの段階からブルーサファリを使い込んでいる…という三宅さんに、気になるあれこれをお伺いしてみました。
私が初めて使用したのは2021年6月頃。そのときはまだプロトモデルを使用したんですが、とにかく頑丈で巻きが強い印象でした。
普段はシマノ製300番を使用していたので少し大きいかな?と感じましたが、実釣してみると大きさについての違和感はなく、非常に使いやすかったことを覚えています。
ブルーサファリは「汎用性」の高さも特長です。私が現状「ブルーサファリ」を使用している釣りは以下の6つ。
【七里・対馬・壱岐沖の寒ブリ(180gから300gのジグを使用、水深130m)】
【春マサジギング(150gから230gまでのジグを使用、水深40m~100m)】
【壱岐沖や筑前大島沖のタイラバ(100gから250gのタイラバを使用、水深70m~130m)】
【博多湾太刀魚(60gから100gまでのジグを使用、水深20mと浅いポイント)】
【壱岐の西沖や五島列島の南や西でのスロージギング(180gから350gまでのジグを使用、水深130m~250m)】
【有明海の太刀魚(100g~150gまでのジグを使用、夏場は水深40m位で、秋から冬場は水深90m位まで)】
私がしている釣りだけでもこれだけの幅の広さ。エリアを変えれば他にもまだまだ使えると思います。
寒ブリジギングでは、10キロ近いサイズがダブルでHITしたこともありますが、巻きが強いので上がってくるまでは2本かかっていることを感じなかったですね。
また、8キロくらいのヒラマサとやり取りする際には、特長の1つでもある「ウイングドラグ」をフルに活用しました。ドラグ値が瞬時にわかりやすいため調整しやすく、また巻きも強いため、こちらもすんなりと獲ることができました。
「2スピードレベルワインダー」を搭載しているのでラインを噛む心配もなく、ドラグ値を強気に設定できる安心感があります。
寒ブリジギングではこれまでに30本以上のブリを上げており、ギアの強さ、耐久性、ファイト中の剛性を感じることができていますね。
乗り合いでブリやヒラマサを狙う際、私はPE2号を使用しています。PE3号、4号を使用している同船者が多い中でウイングドラグをフルに活用し、負けず劣らずで素早く取り込むことができました。
1ノッチ400gから500gとドラグ値がわかりやすく、船べりでは素早くドラグ値を落としてバラシの軽減できるのもうれしいですね。
これは個人的に…ではあるんですが、釣りをするポイントや魚のサイズに合わせて、ネジ1本で船上でも簡単にスプール交換ができるところですかね。
後は、不意に大型の魚が掛かっても剛性があるため、安心してファイトできるという点も大きなメリットです。
地域やエリアによっても様々ですが、中深海でのスロージギングやライトジギングなどは、リールの特性を活かせるという意味でもこれからの時期にオススメです。
これは、このリールの特長と重なる部分でもあるんですが、まずは3種類のスプールとスプール交換のしやすさですね。特に交換のしやすさは、狙う水深によって船の上でスプールを交換する場面も出てくると思うので、実釣までに一度触っておくと安心かと思います。
後は「2スピードレベルワインダー」や「ウイングドラグ」などもこのリールの特長的な部分ですので、ぜひいじってみてほしいですね。
北部九州では水深が深いところで250mまでなので、もっと深い場所で「アカムツ」などを狙ってみたいです。
後は、久米島などでパヤオジギングなども試してみたいですね。
一言でまとめるとなると難しいのですが…その「使いやすさ」「強さ」「汎用性」から…
玄界灘のあらゆる釣りに対応できる万能リール。
といったところでしょうか。以上、ご参考になれば幸いです。
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