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ショアジギングもショアプラッギングも!「パワーマスター」がいよいよ登場!

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天龍の「パワーマスター」がいよいよ登場となる。

パワーマスターにはこれまで「ライトコア」や「プラッギング」、「ヘビーコア」など、使用リグやフィールド条件にマッチしたカテゴリーがあったのですが、ショアゲームの総合ロッドとして「パワーマスター」に統一されます。

パワーマスター

出典:天龍公式パワーマスター詳細ページ

出典:Youtube「TENRYU CO.,LTD」

ショアのハイスタンダードモデル

9フィート台のライトなショアゲームから、超大遠投を狙いたい時に重宝するロングレングスまで、ショアゲームを網羅するシリーズとして新生パワーマスターとなります。

ブランクスにはC・N・T(カーボンナノチューブ)を配合し、軽さはもちろん、ファイト時の安心感もあり、何よりキャストフィールが向上している。

投げた際のブレのなさで、狙ったところに撃ち込めるキャスタビリティは、リアグリップ長やモーメントなどを機種ごとに細かく調整。

ブランクスの特性を発揮し、軽量化にもつながるアンサンド仕様

このあたりはリールシートをすべてダウンロック式にして、確実にあってほしい場所にリールをしっかり固定するから、その重心の安定感をより増しています。

ガイドは糸抜けのよさとキャスト時の素早いティップの収束を意識し、バットガイドにはスーパーオーシャンガイド(SiC)、トップガイドにはステンレスフレーム・SiCリングのKガイドを配置。

また、リールシート部分やジョイント部などに天龍らしさを表す、西陣織仕様のカーボンシートが用いられている。

すべてのショアゲームのスタンダードロッドとなるパワーマスター。それもただのスタンダードではなく、限りなくハイスタンダードなシリーズとなる。

また、機種によりグリップエンドにソフトギンバルキャップ・BRCが装着されている。

ビッグファイトが想定される時にも手助けになるだろう。

全7機種

機種展開は全7機種で、前述の通りライトショアジギングやプラッギングから、ロックショアでの大遠投モデルまでそろい、遠征にも超マッチする3ピースモデル、PM1263S-MHなど、隙のない陣容。

モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
PM972S-M スピニング 2.92[9’7″] 2 RF 150 MAX60 Plug 30 , JIG 40 MAX 3 4 410 2.1 204 99/1 ¥43,000
PM972S-MH スピニング 2.92[9’7″] 2 RF 150 MAX80 Plug 50 , JIG 60 MAX 3 4.5 410 2.3 215 99/1 ¥44,500
PM1022S-M スピニング 3.10[10’2″] 2 RF 159 MAX60 Plug 30 , JIG 40 MAX 3 4 455 2.0 214 99/1 ¥45,000
PM1022S-MH スピニング 3.10[10’2″] 2 RF 159 MAX80 Plug 50 , JIG 60 MAX 3 4.5 455 2.3 233 99/1 ¥46,500
PM1102S-MH スピニング 3.35[11’0″] 2 RF 171 MAX80 Plug 50 , JIG 60 MAX 3 4.5 465 2.4 298 99/1 ¥52,500
PM1072S-MH スピニング 3.23[10’7″] 2 RF 166 MAX100 Plug 50 , JIG 80 MAX 3 4.5 425 2.5 271 99/1 ¥50,000
PM1263S-MH スピニング 3.81[12’6″] 3 RF 133 MAX100 Plug 50 , JIG 80 , FloatRig 60 MAX 3 4.5 510 2.6 345 97/3 ¥57,500
20~30gのプラグやメタルジグ40gに

PM972S-M

20~30gのプラグやメタルジグ40gに適するのは「PM972S-M」や「PM1022S-M」。いずれも推奨タックルはPE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4kg以内となっていて、あとはレングスによって選べるMパワー。

ショアゲームを楽しむ上で、リアルなところ最も多くの人がフィールドを選ばずに使えるところではないでしょうか。

PM1022S-M

30~60g程度をカバーするならMH

PM972S-MH上記の「M」とレングスは同様ながら、もうワンランク重いルアーを使いたいなら「PM972S-MH」・「PM1022S-MH」の2つのMH。

30~50gのプラグと60g前後のメタルジグと相性が良く、Mパワーと合わせて抑えておけば、非常に多くの状況をカバー可能。

5kg程度のターゲットを上限に、軽快なショアゲームを楽しめるモデル。推奨タックルはPE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内。

PM1022S-MH

遠投にコレ「PM1102S-MH」

「PM1102S-MH」は、プラグでは30~50gと好適。メタルジグであれば80g前後までを用いた大遠投が得意。上記ラインナップでは届かないようなポイントを狙うならこれ。

遠投モデルで剛竿…のイメージとは裏腹に「MH」らしい繊細さとバラシの少なさを兼ね備える優等生。推奨タックルはPE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内。

3ピースモデル「PM1263S-MH」

「PM1263S-MH」はシリーズ唯一の3ピースモデル。同様に30~50gのプラグと80g前後の遠投が効くモデルであり、かつ60g程のフロートリグにも適しているのがオリジナリティ。

青物やフラット、ロックフィッシュはもちろん、海アメなどにもマッチする。推奨タックルはPE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内。

ヒラスズキ、ロックショアに「PM1072S-MH」

ロックショアからの青物やヒラスズキを想定し、飛距離はもちろんパワーファイトやランディングなども計算してつくられたのがPM1072S-MH。

こちらもパワーランクとしてはMHで、20~50gのプラグから80g前後のメタルジグまで幅広いルアーを扱いやすい。推奨タックルはPE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内。

発売予定:2022年夏
パワーマスター詳細ページはこちら 

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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