ショアから手軽に青物が狙える人気ルアージャンル「ショアジギング」。
これから秋に向かうにつれて様々な魚種が狙えるシーズン! ビギナーの方が入門するにもベストなタイミング、是非チャレンジしてみてくださいね。
ただ、入門しやすいとはいえ、ショアジギングでは近年「メタルジグ」という定番ルアーの他に、プラグやメタルバイブレーション、またはスピンテールジグなど…、ルアーの種類が年々増えてきています。そんな時「ショアジギングをやり込んでいる方は、どんなルアーローテーションを行っているのか?」、気になりますよね。さて、つい先日、ショアジギングロケを行った際、演者として出演いただいた、ショアジガーでありダイワフィールドテスターを務める「松永 昌己」さんに「オススメルアーローテテク」を教えていただくことができました。ビギナーの方にも実践できそうなメソッドでしたので、今回はその内容を詳しく紹介していきたいと思います。
朝イチはコレ! フィールド状況を掴むまでは「サムライジグR」【ダイワ】
朝イチが勝負とも言えるショアジギング。
ただ、ターゲットの居るレンジや潮の動きなど。釣り初めはフィールド状況をイチ早く掴むことが大切。そんなタイミングで「松永 昌己」さんが良く使うルアーが「サムライジグR」。まずはこちらでボトムから表層までを広くサーチするとのこと。
自重 (g) |
全長 (mm) |
色数 | フロントフック | リアフック | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
20 | 75 | 10 | イセアマ#11 | トレブルフック#8 | 580 (リアルカラー=630) |
30 | 83 | 10 | イセアマ#13 | トレブルフック#6 | 610 (リアルカラー=660) |
40 | 92 | 10 | イセアマ#13 | トレブルフック#5 | 670 (リアルカラー=720) |
60 | 105 | 10 | イセアマ#15 | トレブルフック#3 | 750 (リアルカラー=800) |
ダイワ公式「サムライジグR」詳細ページはこちら
「サムライジグR」は「激戦区で釣り勝つためのメタルジグ」を突き詰めて開発されたサムライジグのリニューアルモデル! 腹部をスリム化して重心が若干下げられたことによって大きく飛距離が向上。そして、ラインがフックに絡むテーリングなどのトラブルも軽減され、頭部も薄肉化になったことで水切り性が増し、あらゆるアクションがスムーズ! また、ティンセル仕様のサクサスフックであったり、太軸仕様のトリプルフックなど…、標準装備のフックもコダワリ仕様。その他の細かい点も諸々改善されています。
さて、そんな「サムライジグR」の「松永 昌己」さん流の使い方ですが、まずはキャストしてボトムへ着底。それからは1巻き1シャクりの1ピッチジャークで、10シャクりを2セットほど繰り返して再びボトムへフォール。アクションに関してお話を伺うと、とりあえず広くレンジを刻んでいき、潮流が変化していたり魚がジグにアタッたり、手応えのあるレンジが分かれば、そのレンジを得意とするルアーに交換して投入するということでした。「サムライジグR」はパイロットとして使うという感じです。
ロケ当日も「サムライジグR」は特に活躍。「松永 昌己」さんの使いこなし方を参考に釣りをされていた、ダイワスタッフ「多賀」さんは90cmのブリをキャッチ。武庫川渡船スタッフ「岩瀬」さんもモジャコ(ブリの幼魚)をキャッチするなど、魚種が豊富な展開に! 正に様々な魚をを寄せる力を秘めるメタルジグですよね。
表層から中層までは王道! 「ショアラインシャイナーZ セットアッパー ランカ―ハンター 125S-DR」【ダイワ】
周囲でナブラが発生していたり、ジグを使っていて表層から中層付近で反応があると感じた時。
「ショアラインシャイナーZ セットアッパー ランカ―ハンター 125S-DR」を投入して、浅いレンジを横引きで通すアプローチが有効とコメント。ロケの際も朝イチにジグで軽く周囲の様子を見てからスグに、こちらへ交換していましたよ。それだけ実績のあるルアーってことですよね。
品名 | タイプ | サイズ (mm) |
標準自重 (g) |
色数 | 潜行レンジ (m) |
アクション | 標準装備フック | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LH125S-DR | S | 125 | 26 | 6 | MAX2m OVER | ハイピッチ超タイト ウォブンロール |
太軸#3 & #4リング | 2,150 |
ダイワ公式「ショアラインシャイナーZ セットアッパー ランカ―ハンター 125S-DR」詳細ページはこちら
こちらは、絶対的信頼感が高い「セットアッパー125S-DR」のボディと総重量は変えず、大物対応のフック仕様に変更! #3トレブル&#4リングを採用し、さらなる大物にも負けない強靭さを実現! さらにフック金具も太軸化に設定されていて、ボディ内にリブも追加されたことによって、 中型青物やランカーシーバスなどへの耐久性を向上。
アクションに関しては「セットアッパー125S-DR」より若干タイトなウォブンロールアクションではあるものの、ほぼ同感覚で使用することができます。またセットアッパーシリーズと言えば凄まじいキャスタビリティー。こちらに関しても、Max77.5mの飛距離を実現し、さらに遠くへルアーを送り込める作りに。
アクション方法はタダ巻きのみ。
動きはタイトなウォブンロールアクションで時折イレギュラーアクションを発生させることで、食わせの間を与えてターゲットの捕食スイッチを全開にします。スローリトリーブからファストリトリーブまで幅広い速度に対応してくれるので、その時の状況に合ったリトリーブスピードで青物をおびき寄せることができます。
「松永 昌己」さん的にはスロー引きの方が千鳥アクションが出しやすいからという理由で、結構低速リトリーブで使われていましたよ。