釣りウマのタックルセッティング。気になりませんか?
シーズン真っ只中の「チヌゲーム」にも言えることで、ビギナーの方はモチロン、ベテランの方でも少しは興味があるハズ。タックルバランスがシッカリしていないと、キャスト精度の低下やフッキングミス、バラシにも繋がりますので、コレッと言えるタックルセッティングでチヌゲームに臨みたいトコロ。
さて、今回はビギナーはモチロン、ベテランの方にも参考にしていただくために、こちらの方の「チヌゲームタックル一式」を紹介したいと思います!
石川 仁希(HITOKI ISHIKAWA) プロフィール
「石川 仁希」式!チヌゲームタックルセッティング全紹介
アジングをはじめ、チヌゲームも得意としているジャッカルソルトスタッフ「石川 仁希」さん。先日チヌゲームのロケでご一緒させていただく機会があり、普段どんなタックルでチヌゲームに臨んでいるのか? 色々教えていただくことができましたので、これから「ロッド」、「リール」、「ライン」、「リーダー」、「リグ」の順で紹介していこうと思います! ぜひ参考にしてみてください。
ロッドはBRS(BRS-S74L-LG)を使用
まず使用ロッドですが、「石川 仁希」さんは春から冬までのオールシーズン「BRS」(BRS-S74L-LG)1本でチヌゲームを行っているとのこと! 短めのレングスが好みだとおっしゃっており、操作性があることでこちらのモデルを使用。
Name | Length(ft/m) | 継数 | Power | Weight | Lure Weight | Line | Price |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BRS-S74L-LG | 7’4″(2.23m) | 2本 | Light | 100g | MAX15g | PE 0.4-1.0号 / NY&FC 4-10lb | ¥19,250 |
ジャッカル公式「BRS」詳細ページはこちら
7ft4inで取り回しが良く、ルアーウエイトも15gまで対応可能で、チヌゲームで扱うウエイトならシッカリカバーしてくれます。また、2ピース仕様なので、車移動はモチロン、バイクや電車などなど…。ランガンの多いチヌゲームにはピッタリ! マイクロピッチ製法で圧をかけて巻き上げたブランクスもパワフルで軽量!
ガイドセッティングもFujiガイドをメインに、トップガイドはステンレスフレーム/SiCガイド。以外はステンレスフレーム/アルコナイトガイドを採用という、用途に合わせられたセッティングにより、ライントラブルも非常に少なく快適に釣りを楽しむことができます。
スピニングリールは「C3000番」を使用
使用しているスピニングリールの番手は「C3000番」。
2500番と同じコンパクトサイズでありながら、スプールが大きいので糸巻量が増えて飛距離がアップするという理由でこちらを使っているそう。
ラインはPEライン0.6号を使用、リーダーは12LB~16LB
スピニングリールに巻かれていたラインはPEライン0.6号。
記者的に少し細く感じていたので「石川 仁希」さんにお話を伺うと、細くしているのは河川で釣りをすることがどうしても多いので、太いラインを使うと流れに流されやすくなり、通したいコースを通せなかったりラインが岩の隙間に入り込んだりするので、太くなればなるほど根掛かりも起こりやすくなるとのこと。後は単純に飛距離を少しでもアップさせたいという理由から、0.6号を選んでいるとおっしゃられていました。
実際にロケで魚を掛けている様子も見ましたが、0.6号とは思えないほどカナリ強引なやり取り。引っ張り強度ではPEラインはカナリ強く、0.6号でも全然獲れるとコメント。ドラグもできるだけ締め気味がオススメで、チヌ(クロダイ)は口の硬い魚なので、シッカリ貫通させるという意味で締め気味がベスト。
リーダーはフロロカーボンライン12LB~16LBを使用。
12LBをベースとしますが、チヌの活性が高い時であったり、周辺に障害物が多い状況では、16LBを使うことも多いそうです。
使用リグについて
タックルセッティングの延長として使用リグについても紹介。具体的な使い方やルアーセレクトに関しては、前回の記事をご覧になってみてくださいね!
使用リグは近年大流行中である「フリーリグ」! 元々はバスフィッシングで多用されているリグで、専用シンカーをラインに通してオフセットフックをセットするというモノなんですが、チヌゲームの場合はシンカーをシンカーストッパーで固定するのが主流! モチロン「石川 仁希」さんもそのセッティングでしたよ! フリーリグを使うメリットとしては、万能で風や潮流に流されにくい。そして根掛かりが少ないなどが挙げられます。あとは「とにかく釣れる」ということで使用。
タングステンシンカーを使う理由については、感度が良くて地形の状況も鮮明に分かるとのこと。タングステンシンカーを普段からお使いになられている方なら、お分かりいただけるハズ。
また鉛と同じ大きさであっても自重があるので、遠くまで飛ばせるという意味で、タングステンシンカーの方がチヌゲームのフリーリグには向いています。
タックル以外の必要な装備
タックルとリグについて紹介してきましたが、チヌゲームに限らず釣りをする上で、必要なアイテムというのが数多く存在します。ロケの際に「石川 仁希」さんもタックルやルアーなどの持ち物以外に、釣り人のマナーとして、釣りを快適に行うために必要なアイテムを色々持ち込んでいましたので、引き続きタックル以外の装備も紹介。
水辺に立つ上で絶対必要な「ライフジャケット」。釣り人のマナーとして、万が一に備えて必ず身に付けてフィールドへ。
水辺を見やすく目を守るために、偏光グラスも必須アイテム。
デイゲームでチヌ(クロダイ)のポジションをチェックしておいて、夜に入り直すという時も偏光グラスが良い仕事をしてくれますよ!
写真のようなバッグがあると必要な物をガサッとまとめることができ、軽装でチヌゲームを行えますので、こちらもあると便利。
魚を確実にランディングするためにランディングネットは必需品! 特にチヌゲームは足場の高い所であったり、そもそもチヌ(クロダイ)もヒレが鋭かったり、口を触ると大ケガにも繋がりますので、ランディングネットもスタンバイしておきましょう。
チヌ(クロダイ)を釣った後に役立つのが「フィッシュグリップ」。
直接持てないことはありませんが、手が汚れたりケガをしたり。魚が暴れて落下すると無駄なダメージを与えてしまいますので、そういったことを考慮してフィッシュグリップも常備しておいてほしいトコロ!
といった感じで、チヌゲームを快適に楽しんでもらうために「石川 仁希」さん式のタックルセッティングと使用リグ、そしてチヌゲームで必要な装備などを紹介しました! ぜひ、今回紹介させていただいた内容参考にしていただいて、ハイシーズン中のチヌゲームを満喫しましょう!