【オフィシャルSTAFF(社員)もっきー誕生】レオン加来がインクスレーベルについて語る…
今回は身内ネタで少々アレではありますが、僕の本業であるペットケア商材製造インクスネットワークスのアウトドア部門である、「インクスレーベル」初の“アングラー入社”であり、INXブランド立ち上げ時からフィールドスタッフとして頑張ってくれていた「田中もきぎ」が正式に入社しました(これまで我が社に釣り人は僕1人でした)ので、ご報告を兼ねてご紹介しておきます。
もっきー頑張り中w pic.twitter.com/5ReysoyPl8
— 加来 匠™️ (@MEBALEON) March 24, 2022
田中もきぎ(もっきー)(Mokigi Tanaka ) プロフィール
レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
インクスレーベルのおこり
まずこの件に関しては、フィッシングギアプロダクション「インクスレーベル」を支えて下さっているオーディエンスの皆様に、インクス的思想やブランド設立の意味をよりご理解頂くための “そもそも話”が必要なので、この機会にあらためてお話しします。
そもそも僕の釣りはあくまで趣味であり、仕事にする気は全く無かったのです。30代初めの頃は地方新聞や釣り雑誌などオファーがある度にちょこちょこと寄稿し、それがきっかけで大手釣り具メーカーさんからフィールドスタッフのお声がけを頂く事も多々あったのですが、自身釣り人としての実力(経験)の足らなさの自覚と、とある理念の元丁重にお断りしていました。
それから20年あまりが過ぎた2000年頃、メバリングなどソルトライトゲームが普及するに連れてまたぞろ数々のメーカーさんからオファーを頂くようになり、それでも僕はグズグズとしていたのですが、色んな背景も起因となってさすがにそろそろ年貢の納め時かなと思い至り、瀬戸内メバルの事情通としてがまかつさんのお手伝いなどをちょこちょこと努め、その後ご縁があってブリーデン、ピュアフィッシング、バスデイのフィールドスタッフなどお引き受けするに至ったのです。
そんなこんなで、日本の釣り文化の継承やライトゲーム界隈の要望に少しでも寄与すべく、10年ほど縁の下の力持ちという立場で頑張ろうと活動してきましたが、15年を経過し、少しずつ認識が変わってきます。つまり自分がやりたい事や作りたい物はやはり自分でやるしか無いという現実に直面します。そこで僕がまずイメージしたのはWeb釣具店です。つまり現Fish.INがそれに当たるのですが、入手困難釣り具の販売や、廃盤品の復刻や、オリジナル釣り具やプラグのオリジナルカラー製造までを視野に入れた、あくまで「個人事業」の範囲の釣具店経営でした。本業のペット事業の方は引退して家族や社員に任せ、僕は余裕の“わがまま釣具店”のオヤジで余生を楽しもうというのが本音でした(笑)。
つまり【INX.label】というブランド名はフィッシュイン製造部の屋号として考えたものであり、この段階でもまだあくまでガレージブランド的なイメージしか無く、本格的な釣り具メーカーにしようとはほぼ思っていなかったのですが、いざスタートを切ってみるとそうもいかず、結局それまでにお付き合いのあった問屋さんやショップさんからのご要望に応えて居る内に今の形に…。
2022年正式に入社が決定
さて、かような状況でインクスレーベルも5年が経過し、出来るだけ大きくしないように努めてはきたものの、小さいとは言えどそれなりの規模になってしまうとやはり人手が必要になります。と言うことで、2年ほど前から大手飲料メーカー企画営業勤務を経て輸出入ロジスティクス企業でチームリーダー(釣り具メーカーにピッタリな経歴w)として活躍していた「田中もきぎ」に白羽の矢を立てていたのですが、この度ようやく成就したと言うわけです。
もっきーがサビアとコッツンで釣り上げた魚はコレ!
こんな流れも無い用水路の溜まりに居る魚とは思えん(笑) pic.twitter.com/9luhTubKws
— 加来 匠™️ (@MEBALEON) April 8, 2022
まあ、「釣りもガチ勢仕事もガチ勢」の得がたき人材をなんとか確保出来ましたので、インクスの明日を担う「田中もきぎ」の活躍をぜひ厳しくかつ生暖かく見守って頂ければと思う次第です。