ゲーリーヤマモトが手掛けるワームの数々。
ヤマセンコーやカットテールワーム、グラブなどなど…。季節問わず活躍してくれますが、特にフォールの釣りがアツくなってくる、夏に重宝するアイテムが多く揃っているような印象を受けます! さて、今回紹介するアイテムも夏に向けて、ぜひ準備しておいてほしいワーム。トミちゃんこと「富村善之」さんが得意としていることでも知られている、コチラになります。
5inchサンショウウオ【ゲーリーインターナショナル】
サンショウウオにソックリな見た目。
アメリカ本社でもサンショウウオと名付けられたことで、このネーミングに! 今回はゲーリーヤマモトの「5inchサンショウウオ」を紹介!
自重 : 約14.5g 推奨フック:スゴイフック#3/0~4/0 1パック / 6 本入り 6 colors
ゲーリーインターナショナル公式「サンショウウオ」詳細ページはこちら
“サンショウウオ”とアメリカ本社で名付けられたこのワームがウナギ犬に見えてしまうのは昭和の人だろう。
今までにない革新的なデザインは、扁平ボディに対して縦に配置された大きなテールが特徴。
全く新しいこのワームは、テキサス、キャロ、ヘビダン、ジグトレーラー、チャタトレーラーなど、使い方も未知数であり無限大。
スゴイフック#3/0~#4/0のオフセットフックを使用したテキサスリグかヘビダンが特にオススメ!
特に、扁平ボディとテールのダブルアピールはブルーギルライクで強力にバスの本能を刺激し、しかも、しっかりとフッキングに持ち込めます。いつ使うの?・・・今でしょ!【解説 河辺裕和】
扁平ボディに対して縦に配置された大きなテールが特長
さて、そんなこれからの季節に活躍する「5inchサンショウウオ」ですが、最大の特長は「扁平ボディに対して縦に配置された大きなテール」。扁平ボディとテールの相乗効果でブルーギルライクな動きと波動を発生。
なおかつ、8本の手足は水をシッカリ掴んで安定したフォール姿勢を実現! これらの要素によってバスの捕食本能を刺激し、バイトへ持ち込むことを可能にします!
「5inchサンショウウオ」はテキサスリグやキャロライナリグ、そしてヘビダンやリーダーレスダウンショットリグ、ジグトレーラー、チャタートレーラーといったように、とにかく対応するリグのバリエーションが広い万能ワーム。
チャターに装着するとこんな感じ!
出典:YouTubeチャンネル「GaryInternational」
具体的な使い方について
使用リグの幅が広いと前途させていただきましたが、特徴的な形状のため「どうやって動かせばいいの?」って思われている方も多いハズ! そこで「5inchサンショウウオ」に合わせるリグの中でも比較的定番、テキサスリグとリーダーレスダウンショットリグの具体的な使い方を、富村善之さんの操作方法を元に、順番に紹介していきたいと思います!
「5inchサンショウウオ」は水噛みが良く、テキサスリグにセットすることで、フォール時間がよりスローに。このスローフォールを利用することで、サスペンドしているバスからボトムに貼りついているバスなどを魅了。使用シンカーは「スゴイシンカー」(5g)が富村さんのベストセッティング。
比重の重いタングステンなので小さくてスリ抜けも良く、テキサスリグでは必需シンカーだそうですよ。ちなみにテキサスリグを扱う際は、ラインスラックをある程度だした状態で、操作することが基本。また、フォールからのステイが食わせのキモになるので、静と動のメリハリを意識してアクションさせると良いそうです。
バスが完全にボトムを意識していたり、ヒシモパッチの奥に潜んでいる時に投入することが多いのが「リーダーレスダウンショット」。
「5inchサンショウウオ」は、見ため通り複数のパーツが備わっているので、スリ抜け性能だけではあまり高くありませんが、少しスタックしてくれることがイイそうです!
で、少しスタックした状態からスリ抜けさせるとファットなシルエットと複数のアームによる波動で、強烈にアピール。
そのスリ抜けを効率よく助けてくれるのが、琵琶湖ガイドで知られている庄司潤さんが開発した「パンチショットシンカー」(3/8oz)。
スリ抜けと感度の高さに定評のある専用シンカーということで、濃いめのパッチを恐れることなく果敢に攻めることができるメリットがあります。