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巻いて巻いて~オートマチックにフッキングが決まる!天龍のタイラバロッド「レッドフリップ」の乗せモデルを解説!

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タイラバといえば、アタリがあっても巻き続け、乗せていく釣りが基本とされてきました。

しかし、近年では乗せ以外の掛けにいくスタイルやスピニングタックルを使用したキャスティングなど、多種多様なメソッドが展開されています。

そんな様々なメソッドに合わせたラインナップが、天龍の「レッドフリップ」


出典:天龍公式「レッドフリップ」詳細ページ

2022年に4度目となるフルモデルチェンジが行われ、この春に登場したばかりの最新モデル。

今作は“状況変化に応じたタイラバ”をコンセプトに掲げており、バーチカルやドテラといった船の流しから、シャロー・ディープ、乗せ・掛け、キャスティングなど様々なシチュエーションに対応した特化型モデルがラインナップされています。

今回はそんなレッドフリップの中でも、乗せモデルの2機種をピックアップして紹介していきます。

新しい「レッドフリップ」は自分に合ったロッドが見つかる

乗せモデルはバーチカル・シャロー用の「RF5101B-UL/VSN」と、バーチカル・ディープの「 RF642B-L/VDN」の2機種。

ちなみに、機種のネームの後ろの表記はVはバーチカル、Sはシャロー、Dはディープ、Nは乗せという意味を示しています。

その他の機種は、下記の表記の通りとなります。

それぞれ対になっているので、より自身のフィールドに合わせたモデルが選択しやすいのもポイント

バーチカルかドテラかキャスティング、ディープかシャローといったように、タイラバシーンに合わせて選択が可能。

NEWレッドフリップでは、さまざまな状況においても対応できる1本が見つけられます!

バーチカル・シャロー・乗せモデル「RF5101B-UL/VSN」

モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
RF5101B-UL/VSN ベイト 1.78[5’10″] 1 RS 178 バーチカル

30~100

ドテラ

MAX150

MAX 1.0 2 425 1.4 96 83/17 34,000円

「RF5101B-UL/VSN」はしなやかさを追求し、弱いバイトに対しても弾かずに食い込ませるロッドとなります。

パワーもULではありますが、バットに「C・N・T」を搭載することでネバリを強化。3~4kg級のマダイなら余裕で引き寄せることができます。

ブランクにも「マグナフレックス製法」のカーボンフレックスを採用。

C・N・Tの恩恵もあり細身に仕上げることでしなやかさを追求。ティップは低弾性カーボン、ベリーからバットは中弾性カーボンを主体にチューブラー状のブランク設計。

微弱なアタリに対してもしっかり追従。タイに違和感を与えず、バイトしてから反転しやすくなる硬さで、反転した際もバットのしなりによってオートマチックにフッキングが決まる設計となります。

浅場でのタイラバというと、活性の高い個体が多いイメージがありますが、一筋縄ではいかないのも事実。一旦、食い渋りの状況になってしまうと攻略が急激に難しくなります。

そんなコンディション下でも釣果を伸ばせる仕様となります。

 (推奨設定)
フィールド:水深50m以内、潮流0~1.2ノット程度、バーチカル(ドテラも可能)
リール:ベイトタイプ D社(100-200番)S社(200-300番)
ライン:PE(0.6~0.8号) リーダー:フロロ(2.5~3.5号)
タイラバ:バーチカル(30~100g)ドテラ(~150g)

出典:天龍公式「スタッフブログ」詳細ページ

バーチカル・ディープ・乗せモデル「RF642B-L/VDN」

モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
RF642B-L/VDN ベイト 1.93[6’4″] 2
オフセットハンドル
RS 144 バーチカル

45~120

ドテラ

MAX180

MAX 1.0 2 425 1.5 113 91/9 36,000円

「RF642B-L/VDN」は全国のフィールドで通用する『乗せ』のオールマイティモデル。

水深が50m以上の場面を想定したモデルで、バーチカルと表記されていますがドテラにも対応しており、ウエイトも180gまで対応。今回、監修した天龍スタッフのMこと松本宏さん曰く、一本でタイラバをするならこの「RF642B-L/VDN」、もしくは掛けモデルの「RF642B-M/VDK」と推すなど、汎用性が高いモデルとなります。

こちらも「マグナフレックス製法」のカーボンフレックスを採用し、低弾性のティップ、ベリーからバットは中弾性カーボンのチューブラ構造。

スムーズな曲がりで追従性に優れ、ディープエリアでのバイトを捉えてバラしにくいアクションに仕上げてあります。

同じ乗せモデルではありますが、「RF5101B-UL/VSN」に比べ、バットが強く、深場でも安定して巻き上げることができます。

ロッドが柔らかすぎると、ガイドへの抵抗が増してしまうため、巻き感も重くなるのだとか。ちなみに、電動リールの使用もできるとのことで、ドテラ流しなどラインを多く出す状況など色々なシーンで活躍します。

 (推奨設定)
フィールド:水深100m以内、潮流0~1.2ノット程度、バーチカル(ドテラも可能)
リール:ベイトタイプ D社(100-200番)S社(200-300番)
電動タイプ D社(200番)S社(400-600番)
ライン:PE(0.8~1.0号) リーダー:フロロ(3.5~4号)
タイラバ:バーチカル(45~120g)ドテラ(~180g)

出典:天龍公式「スタッフブログ」詳細ページ

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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