みなさん、こんにちは!
愛媛県のフィールドでオカッパリをメインに釣りをしている稲見 則仁(いなみ のりひと)です。
僕はライフスタイル上、なかなか1日を通して釣りに行くことが難しく…朝一から昼過ぎくらいまでの釣行が多いんです。
ご家族がいる方や、仕事柄どうしても…なんて方、こう言うスタイルけっこう多いんじゃないでしょうか。だからといって釣れないかと言えば、そういう訳でもない。時間の使い方というか、ゲームの展開をしっかり押さえておけば、時間が短くてもしっかりチャンスはあるんです。
今回はそんな短時間釣行で、効率よくバスを探す方法をご紹介します。
短時間釣行の流れ
まず、朝一はプレッシャーも少なくローライトでバスが動いていることが多いので、広範囲をチェックしていきます。日が昇ってくると、僕が通っているフィールドは水深が浅いため、バスのポジションがストラクチャーやシェードに集まる傾向があるのでそのようなポイントを狙います。
また、雨や曇りなどローライトで魚にプレッシャーがかかりにくい日は、朝一と同じ釣りを半日通して行います。
これがベースとなる釣り方です。これに、今の時期ならスポーニングなどのシーズナルの要素が入る訳ですが、大体こうやってバスを探して拾っていくスタイルです。
スポーニング~アフターというタイミング
僕の春のバスに対するイメージですが、スポーニングを行う上でまずはエサを食って元気をつけようとするので、シーズン始めはしっかりエサを追う行動をしていると思います。スポーニングに入ると気難しくなるので、なかなか簡単には釣れない時期も出てきます。
この釣りで狙うのは、バスがスポーニングに入る前。エサを求めて動き回っている個体です。これが春によく言われる横の動きメインの釣りですね。またバスにプレッシャーがかかる時間帯などは、スポーニングに絡みそうなエリア、ハードボトムのシャローとか…のシェード、カバー周りを丁寧に探ります。
春バスというとスポーニングでシャローエリアに集まってくるので、目でバスを探してサイトで狙う…という方もいますが、限られた時間で効率よくバスを釣るには、広範囲を探れる釣りの方が春のバスと出会える確率が上がると思うので、このパターンの釣りになっています。
また、このパターンで釣りをしていると、釣り方と時期が重なれば意外と簡単にバスが釣れます。どの季節も同じだと思いますが、春の釣りでもしっかりと答えが出るので面白いですね。
アフターまでは4つのパターンを軸に攻める
僕が通っているフィールドは、小規模なクリークがメイン。両側護岸されていて整備されているクリークで、水深は全体的に1m前後でほぼシャローと呼ばれる水深。一部の深いエリアでも2m〜3m位。ベイトフィッシュはそこに住むオイカワやハヤ、ボラの子なんかがメインベイトです。
ベイト1本でのランガンスタイルが基本で、スポーニングエリアとなる場所と思われるエリア周辺のブレイクライン、ストラクチャー、カバー周りを重点的に釣り歩きます。また、バスによってもスポーニングに入るタイミングが違い、何度もスポーニングを行うバスもいるので、アフタースポーンと呼ばれる時期位まで(6月位目安)毎年同じ釣りを続けます。
短時間で広範囲を探り、バスの居場所を探し、釣りを成立させる、僕がアフターまで多用する4つのパターンがこちら。
春の定番と呼ばれ、広範囲を探るためのジャークベイト。ジャークしながら一定層を広く簡単に探れるルアーです。
続いてはスイムジグ。ストラクチャーやカバー周りはコイツで探ります。
バスの活性が高そうな時や、雨後の濁りが入ったタイミングで広範囲を探るために使用します。
ここぞというポイントでは「ビッグスパイダーマイクロ」や「シェイプス2.5インチ」を使用したミドスト・ホバストで、バスにプレッシャーをかけずにアプローチしていきます。
…というのがザックリとした流れ。
さぁ!次のページからは、気になるそれぞれのルアーの使い所やキモをご紹介していきます!