2022年、シマノより、オフショアキャスティング用ポッパー「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」が登場します。
出典:シマノ公式「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」詳細ページ
オフショアキャスティングの魅力は、ヒラマサやシイラ、ブリ、GT、キハダなどの大型魚のバイトシーン。水面が爆発したかのような迫力あるバイトが楽しめるのも、この釣りならではと言えるでしょう。
そんなオフショアゲームの中で、ポッパーの需要は年々高くなっています。これまではナブラ撃ちが多く、ペンシルが多用されることがありましたが、昨今では鳥山やナブラがないときでも、ポッパーのアピール力を活かした誘い出しが増えてきているとのこと。
「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」は、アピール力と喰わせやすいシルエットを両立させたポッパーです。
「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」
シマノ公式「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」詳細ページはこちら
注目のポイント
「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」の全長は170mmと非常にコンパクト。ベイトが小さいシーンや、ターゲットがスレている場面でも活躍します。
小さいながらもアピール力は高く、大音量のポップ音とスプラッシュを発生。遠投した際でも視認性が高く、どこにルアーがあるか分かりやすいのも特長です。
出典:YouTubeチャンネル「SHIMANO TV公式チャンネル」 詳細ページ
アピール力のカギとなるのが「バブルチャンバー機能」。
カップの大きさ、深さ、形状、角度を徹底追求し、ゴボっという重低音のポップ音を大音量で発生。カップで受けて、頭部から水と泡を吹きだす噴出孔を設置。
これにより、ジャークするたびにルアーの周りに泡がまとわりつくように発生し、深い位置にいる魚へとアピールします。
移動距離を抑えるひょうたん型で、潮噛みが良く、水に絡みやすい設計です。水面をルアーが転がるようなミスアクションを低減させるなど、操作性の高いポッパーに仕上がっています。
止めている間でもターゲットを誘い続ける「フラッシュブースト」搭載。ポッパーの場合、連続のポッピングと合わせて、水面でポーズさせる食わせの間が重要となります。
フラッシュブーストはそうした止めている時でもアピールが継続。「バブルチャンバー機能」による泡と、フラッシュブーストによるフラッシング、この二つのアピールを合わせることで、下のレンジの魚でも誘いだすことが可能です。
「オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト」の飛距離にも注目。「ジェットブースト」を搭載することで、安定した飛行姿勢・遠投性を確保。
「ジェットブースト」は内蔵のウエイトが移動することで、重心位置が変化。キャスト中の姿勢安定はもちろん、さらに先のポイントにも届かせることができます。
操作性・アクションに優れた性能
「ボムディップ 170F フラッシュブースト」の使い方は、連続的なポッピングやジャークの合間にポーズを入れる緩急をつけたアクションが効果的。とくに深いレンジから誘い出したいときは、強くポッピングしてポーズを入れるのが効果的とのこと。
ポーズ中も光で誘い出してくれるフラッシュブーストが搭載されているので、少し深いレンジからもターゲットを引き出すことが可能。
また、MHクラスのロッドを使えば、力をそれほど入れないでポッピングしても、十分にいい音とスプラッシュが出せるなど操作性も優秀です。
鈴木斉さん曰く、キハダやブリ、ヒラマサはもちろん、GTにもオススメとのこと。特にキハダ狙いなら、どのエリアでも使えるそうで、魚が見えないときに誘い出しにも、おおいに活躍してくれる性能なんだとか。実際、テストの際には宮古島で52kgのキハダをキャッチ。
多少、波のある中でも「ボムディップ 170F フラッシュブースト」であれば、しっかり音と泡、光りで誘いだすことができます。
ボディ全長:170mm
本体価格:3,500円 (税別)
推奨フック#3/0
搭載時:87g(※フック1本8g想定)
SPリング:150lb