【春の早明浦ダムで爆釣】水野浩聡が語る「春のシーズナルパターン」
こんにちは!
今週は、再び遠征ウィーク。今回は、高知県の早明浦ダムにお邪魔してきました。本当は、先月に行く予定だったんですが、減水の影響でボートが出せる状態ではなく、ようやく叶った今回の釣行。ボートは、ここ早明浦ダムでレンタルボートを営業している松田直人くんにお願いしました。僕のように遠征で来ていても、レンタル施設があるフィールドってのは気軽に楽しみやすいので良いですね。
早明浦ダムでレンタルボート釣行
自分の操船では初めての早明浦釣行となりましたが、バスの季節感(産卵の進行具合)を把握するために各所ランガン。
スポーニング場所となりうる、インサイドベンドや各ワンド内をチェックすると、やはりネストが各所にありオスが陣取っていたため、これをあえて狙うことはせず、産卵前の個体や直後の個体に絞って、そのエリアの沖に刺さっている立木や橋脚、付近の岩盤などのいわゆる縦ストを狙っていくことに。
ちょうどこの日は晴天無風ということで、産卵を一度終えた個体は水温上昇によって、レンジを上げていきます。そこに縦ストが絡んでいると上下動がしやすいということですね。
狙うルアーが表層系では、「ピクピク」や「ナギサ」などの弱いもの。縦ストに沿って落とし込んでいく釣りには、「ヤミーフィッシュ3.8in」や「フリックシェイク4.8in」のノーシンカーワッキーなどをアプローチ。すると案の定、次から次へとバイトがあってラッシュ状態に突入。
特にゆっくりとバスの目線に運んで落とせる「フリックシェイク」のノーシンカーワッキーは、無双状態でした。結果的に50アップも混ざって、親友と2人で短時間のラッシュを味わい25本以上のバスをキャッチ。1陣の産卵後の個体、2陣の産卵前の個体。どちらのメスバスもパターンに上手くあわせて釣ることができました。
この傾向は早明浦ダムだから! というわけではなく、むしろ全国共通のシーズナルパターン。僕自身はどこに行っても、このパターンの可能性をこの時期は模索するくらい、王道というかセオリーな釣りの1つでもあります。
春先のプリスポーン狙いでは、「フリックシェイク」のジグヘッドワッキーが各地でハマっていましたが、産卵後に関しては極力バスの目線にゆっくり運んでいってあげたいので、浅いレンジでの使用時はノーシンカーワッキーを用いることが多いですね。
今回の使用タックル
・ロッド…ポイズンアドレナ(264UL-2)
・リール…コンプレックスXR(2500 F6HG)
・ライン…レッドスプール(4lb)
自分の目で見て確認するという意味では、この早明浦ダムは初めてでしたが、やはりシーズナルパターンにシッカリ当てはめてあげると、まだまだバスは反応してくれるんだなと再確認。ぜひ皆さんもイイ釣りをしてくださいね!