【5年ぶりのリニューアル】軽さと感度が向上したことでさらに使いやすく!杉山代悟が開発段階中の「Tコネクション」をチラ見せ
皆さんこんにちは。杉山代悟です。
今回はソルトネタではなく、僕の本業? エリアトラウトの話! 今年の秋発売予定である「Tコネクション」を少し紹介させていただきたいと思います!
杉山代悟 Sugiyama Daigo プロフィール
5年ぶりにリニューアル! 軽さ&感度共にアップ「Tコネクション」
初期「Tコネクション」がリリースされてから5年の時を得て、遂にリニューアルすることが決定しました。同じTIMONスタッフの矢島さんと遠藤さんと自分の3人が主に開発を手掛け、ほぼ最終段階まできております。中でも自分が大きく携わらせていただいたモデルは4タイプ。共通した特長は「軽量化」です。ガイドをより小さくしたり、グリップの余分な部分を削り取り、前回の「Tコネクション」よりだいぶ軽くすることを実現できました。軽量化にすることで感度UPはモチロン、疲れを軽減できたり操作性もバツグンに上がっています。
4タイプそれぞれの特長を解説!
では! これらの4タイプが、どんなコンセプトでどんな特長を秘めているのか? それぞれを順番に紹介させていただきます。
こちらのモデルはナイロンラインやフロロカーボンラインなど、伸びのあるラインを使用した釣りに向いています。スプーンの巻き系をはじめ、小型クランクベイトを使った釣りなど、比較的ライトでティップ〜ベリーが繊細なモデルとなっています。ロッドに角度をつけてリトリーブしていると、ティップが若干曲がることで、スプーンの泳いでいる抵抗や流れ、魚のショートバイトがより鮮明に伝わります。バッドも粘り強く、振った感触はパリッとしているにも関わらず、魚が掛かった時はシッカリ曲がってくれるので、バレも軽減してくれます。
こちらのモデルはATガイドを使用したエステルライン専用のチューブラモデル。
使用ルアーは2gまでのスプーンと「チビパニクラ」や「パニクラ」など幅広く対応。60ULよりもさらにティップを繊細に仕上げています。何故なら、伸びの少ないエステルラインは魚のアタリを弾いてしまう時があるので、ティップをより繊細に仕上げました。ガイドも極限まで小さくし、前回の60UL-Eより全てをダウンサイズ。感度、操作性共にUPしています。
こちらはショートソリッドモデルです。
「Tコネクション」の中で最も高感度。ソリッドのデメリットである重さは、5ft5inにすることで改善しています。感度に関しては小さなスプーンが泳いでいる抵抗まで感じれる超高感度仕様です。使用ルアーは2gまでのスプーンや、小型クランク、ボトムスプーンなど! ショートバイトが多いエリアや魚が小さいエリアで威力を発揮するロッドです。
以前の62Mをそのまま短くしたモデルです。使用感を変えたくなかったのでレングスを6.0ftに合わせました。曲がりも若干スローテーパー気味に仕上げています。とはいえ、Mクラスのパワーを秘めているため、上下の動きで使うメタルバイブや「タップダンサー」といったボトム系ルアーも操作感が増し、魚が掛かったあとは、バットも曲がってくれるようなロッドです。重たいスプーンで放流魚を手返し良く釣るにも向いています。
まだ開発段階ではありますが、自分自身が納得のいくまで開発しようと思っているので、発売予定は早くリリースできるモデルで今年の秋。遅ければ2023年の春頃になりそうな物も…。なるべく早くに皆さんの手元にお届けできるように開発を進めていますので、お楽しみにしていてください。
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