明日から使えるバス釣りテクニックや、普段見ることのできないロッドの開発過程などが配信されている、メジャークラフトのYouTubeチャンネル「MajorCraft BassTube」。
現在では、人気バスロッド「Days 」の新シリーズの開発の様子が「プロトロッド研究所」にて公開されています。
今作は個性豊かな機種が多く、ボトムタッチ感度最強モデル「66MH」や、究極のオカッパリバーサタイルモデル「610M」など非常に気になるラインナップが登場予定。
そんな気になる「Days」の新モデルですが、また非常に面白いロッドが完成間近との情報をキャッチ!
テクニカルスピニングの最高峰「64ML」
出典:メジャークラフト公式「MajorCraft BassTube」詳細ページ
今回、ピックアップするのはスピニングモデルの「64ML」という機種。
監修しているさんずこと、古瀬泰陽(ふるせたいよう)さんも特にこだわりの強いモデルで、ウィードエリアにも強いミドスト機種になっているそう。
なかでも注目のポイントがガイドの数。
その数、なんと12個。操作性はもちろん、感度もこれまでにない仕上がりになっているそうです。
ガイド数が多いと、先重りするのでは?なんて考える方もいるかと思います。
実はここにも工夫があり、バット部分の上からはガイドのサイズを小さくし、ウエイトを軽減させています。
更にステンレス製を使用することで、ガイド数を増やしても先重りしない仕上がりになっているとのこと。
そして気になるガイド数ですが、数が増えることで、ガイド間の距離が短くなり、ラインのタワミが抑えられるようになります。
ラインのタワミを解消することで、シェイクした時の総長精が格段に向上!特にミドストやボトストでの繊細な操作が可能となります。
さんずさん曰く、タワミを無くすことでシェイク幅の細かな違いがルアーにも表れるそうで。
それにより、今までなんとなく操作して、なんとなく釣れていた魚も、このロッドを使うことでその違いや感度がより明確に分かるようになるとのこと。
ミドストやボトストなど繊細な操作を擦るアングラーにとってはたまらないロッドとなりそうです。
そして、もう一つのポイントが、ハリの強さ。
MLというスピニングの中では強めの設計になっており、PEラインを使用してウィードをスパスパ切りながらアプローチもできるそうです。
また、このハリの強さを活かしたウィードエリアでのミドストもポイントで、ウィードにあえて引っかけて、弾いたところで食わせるといったテクニカルな誘いも可能。
先日の動画内では、まさにこの「64ML」のロッドを最大限に活かしたヒットシーンも公開されています。
そしてもう一つが、ヒット後のやり取り。
パワーもMLと十分に備わっているため、強引なやり取りが可能。
障害物のあるエリアでも、強引に引きはがすこともできてしまいます。
こちらのロッドですでに60UPのバスを上げているとのことで、実績も十分!
ラインもPE、フロロどちらでも飛距離が出せる設計で、さんずさん曰く、このロッドを使ってしまったら他のロッドで、ミドスト・ボトストなどの操作系はできない…というほどの仕上がりになっているそうです。
新しいスピニングバスロッドのカタチ
動画の終盤で、今作の「64ML」はガイド数・ロッド設計などこれまでにはない新しいバスロッドの在り方と話されていました。
年々、バスフィッシングの細分化が進み、そのジャンルの釣りの専門性も高くなってきています。
特にミドストやボトストは様々なメジャーフィールドで多用されるテクニックの一つ。
「64ML」はそうした繊細な誘いを得意とし、これまでには誘いきれなかったバスも狙うことができてしまいます!
こちらの「64ML」はプロト最終段階とのことで、グリップから上の竿先はほぼ完成形とのこと。
発売はまだ未定ですが、非常に楽しみなロッドとなっています!
また、ロッドの進捗が分かり次第こちらでも随時、紹介していきます!
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