2020年に登場し、そのスペックにしてハイコスパで大きな話題を呼んだシマノの「SLX DC」。
そのSLX DCに、2022年新シリーズ「SLX DC XT」が登場します!
22SLX DC XT
(左ハンドルモデル71、71HG、71XGは2022年6月登場予定)
シマノ公式「SLX DC XT」詳細ページはこちら
20SLX DCから進化した2つのポイント
20SLX DCも遠投性能やトラブルレス性に優れたモデルでしたが、新しい「SLX DC XT」はさらにそれを上回る性能に進化しています。
そのポイントとなるのが、カルカッタコンクエストDCで評価の高いI-DC5ユニットの搭載と、超極薄のマグナムライトスプールⅢを採用。
軽量のルアーからビッグベイトまでカバーするテクニカルバーサタイルモデルに仕上がっています。
「SLX DC XT」では新たに、I-DC5ユニットを搭載。(20SLX DCではI-DC4ユニットを搭載)
このI-DC5ユニットはカルカッタコンクエストDCでも採用されていた、遠投性能、対バックラッシュ性能に優れた新時代のバーサタイルDCユニットになります。
軽量ルアーからビッグベイトまでをカバーし、これまでのSLX DCをさらに上回る性能に仕上がっているとのこと。
そしてもう一つが、マグナムライトスプールⅢの採用。
軽量化されたマグナムライトスプールⅢは、耐久性を損ねることなく、従来を上回る低慣性化を実現。
爽快なキャストフィールで遠投性能はもちろん、軽やかな立ち上がりと、トラブルレス性能が向上しています。
また、スプール径に関しても33mm径、スプール幅21mmと、これまでのモデル(20SLX DCはスプール径34mm・幅22mm)に比べ企画が変更されています。
気になるインプレッション
スプールの立ち上がりがスムーズで、バックラッシュが少ないというDCブレーキのよさはそのままに、軽いルアーへの対応幅が広がった印象です。
3/16ozクラスの軽量ルアーも楽にキャストできるのには驚きましたね。
これまでは複数台のリールを使い分けていた場面でも、SLX DC XTなら軽量ルアーから重い巻きモノ系ルアーまで一台でこなせてしまいます。
巻きの感覚を変えずにいろんなルアーを使えるのは嬉しいもの。タックルの数が制限される陸っぱりの釣りでも、SLX DC XTは頼もしい味方になってくれるはずです。出典:シマノ公式HP
飛距離アップが期待できるMGLⅢスプールと、I-DC5ユニットが搭載され、対応できるルアーの幅が明らかに広がりましたね。
アベレージサイズのルアー各種を軽快に飛ばすことはもちろん、ロングビルミノーやビッグベイト、アンブレラリグなど大きくて空気抵抗の大きいルアーでもトラブルなくキャストできます。
僕なら、特に岸釣りで活用したいですね。
バーサタイルロッドに組み合わせてやれば、それだけで何でもこなせてしまいます。出典:シマノ公式HP
スペック
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(Kg) | 自重(g) | スプール 径(mm)/幅(mm) |
糸巻量ナイロン(lb-m) | 最大巻上長
(cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 本体希望価格
(税抜き) |
70 | 6.2 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100
14-90 16-80 20-65 |
64 | 42 | 7/1 | 35,000円 |
70HG | 7.4 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100
14-90 16-80 20-65 |
77 | 42 | 7/1 | 35,000円 |
70XG | 8.1 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100
14-90 16-80 20-65 |
84 | 42 | 7/1 | 35,000円 |
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(Kg) | 自重(g) | スプール 径(mm)/幅(mm) |
糸巻量ナイロン(lb-m) | 最大巻上長
(cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 本体希望価格
(税抜き) |
71 | 6.2 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100
14-90 16-80 20-65 |
64 | 42 | 7/1 | 35,000円 |
71HG | 7.4 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100
14-90 16-80 20-65 |
77 | 42 | 7/1 | 35,000円 |
71XG | 8.1 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100
14-90 16-80 20-65 |
84 | 42 | 7/1 | 35,000円 |
コストパフォーマンスに優れたSLX DCシリーズ。
今作の「SLX DC XT」も、I-DC5やマグナムライトスプール3の搭載など、機能性も充実してお値段も3万円台と、こちらも負けず劣らずのコストパフォーマンスに優れています。
軽量ルアーからビックベイトと、幅広く扱えるカバーするテクニカルバーサタイルモデルとなっているので、ぜひ店頭に並んだ際はチェックしてみてください!