コツっとくる繊細なアタリに、重量感のあるトルクフルな引き。何よりハメてやった感が気持ち良い「メバリング」。
小型であれば漁港などで比較的イージーに釣れるイメージですが、大型となるとなかなか一筋縄ではいかないのは、やったことある方ならご存知のはず。
上手い人はどうやってデカメバル釣ってるんだ?というわけで。今回お話を訊いたのは、3Ⅾプリンターを使用し、プライベートで仲間たちとメバルルアーを作る…という猛者。
メバルにはこのワーム!シーズン問わず使えるおすすめワームとその理由
僕のホームと富山県西部エリアでは、シーズン通してアミ、春には稚アユや鮭稚魚などのベイトフィッシュが、そして初冬と梅雨にはくるくるバチ…と、メバルの主食となるベイトが季節によって変わります。
それらのベイトすべてに対応可能で、釣行時は常にボックスに常備しているのが、「メタボブリリアント1.5インチ」です。
サイズの割にはその太いとリブで水をしっかり押してくれ、主食のベイトに合わせて、漂わせたり、巻いたり、リフト&フォールで動かして魅せることもできる、ホームの富山では鉄板ワームです。
メバルにはこのプラグ!オールシーズン絶対ボックスに入っているプラグと使いドコロ
「富山でオールシーズン使えるルアーを作ろう」と自らデザインし、3Ⅾプリンターで製作。友人たちと共に作ったプラグが、ビッグヒップ60です。
表層特化型のルアーで、フローティングとサスペンドの2種があり、アミパターンから富山名物ホタルイカバターンまで広く対応。現在、ティクトからの販売をめざし共同でブラッシュアップ中。インスタグラム(@shunichiro_hida)にて、その製作過程を連載中です。
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メバルを始めるにはこの1本!ビギナーにこそ使ってほしいオススメロッドについて
ミドルレングスのオールラウンダーロッド。軽量リグから、プラグ、ライトなフロート、キャロまでを一本でこなせる多機能性。そして尺メバルを浮かせる、ベントカーブが生み出すパワー。いろんなリグを使ってメバル釣りをしてみたい初心者におすすめの1本です。
こちらでも紹介させていただいておりますので、お時間ある時にでも。
【69か74か、パワーかフィネスか】アングラーを育てるロッド、ティクトの「アイスキューブ」アンバサダー飛田俊一郎の考え方
今このリールがアツい!最新版、今愛用しているリールについて
ずっと使っているのはシマノの「ステラ」シリーズ。とにかく壊れないので、買い換える必要がなく永く使えます。初期投資は大きいですが、ある意味コスパ最高。
メバルではコンパクトな「18ステラc2500SHG」を愛用しています。強風下でも、ハイギアなので素早くラインを巻き取る事ができ、メンディングしやすいのがお気に入りの理由。またハイギアにしている理由ですが、ハイギアでも巻きのパワーは十分。ロッドの曲がりと共に底へ潜るメバルの突進を抑え、一気に巻き取り勝負を決めることができます。
アイスキューブシリーズなら74PTや83TTなど、曲がるロッドとの相性がとりわけ良いと思います。
…そうそう、先日発表された「22ステラ」も気になるところ笑
冬は必須!ぜひ真似してほしい寒さ対策
極寒下での釣りは、寒さに集中力が奪われます。その寒さをいかに抑え込むかがが、冬の北陸の釣りの重要課題。
今季からは、パズデザイン、ライトゲームグローブ+カイロポケット付き手甲で寒さを凌いでいます。
重ねて着けても、感度や動かす手首や指先には、ほぼ不干渉なので釣りには、ほとんど影響なし。また指先状況に応じて、グローブを脱着して寒さをコントロールできるので、本当に便利です。
そして気温がマイナスになると、ミニカイロを手甲の中に入れ込むと、指先の悴みもなくリグチェンジできます。とりあえず今季はマイナス5℃までは耐えられました笑
デカメバル狙いにはコレ。サイズアップの秘訣
大型メバルと出会うためには、「今までと同じことをしない事」が大切です。例えば、小型メバルしか釣ったことのないポイントを捨て、空いた時間を開拓にあてます。そのデータの積み重ねが、効率よく大型メバルと出会う最短コースになります。「急がば回れ」ですね。
また、いつもと違うリグを使ってみる事も一つの手です。レンジや飛距離、ルアーサイズを変える事によってメソッドが変わります。どうしてそのルアーにメバルが反応したかを考えてみると、更に大型捕獲率は上がります。個人的には、プラグを使いわけなんかも面白いと思います。
防寒対策やサイズアップの秘訣…なんならスグにでもできそうな。
大型になかなか巡り合わない時はもちろん、1匹がなかなか遠い、なんて時もぜひパクっ…参考にしてみてくださいね!