ワーム単体でその重さ約26g。
左右対称シンメトリーな形状で、前から後ろから二度付けOKという名作?問題作?
2021年話題となったハイドアップの「スタッガーローラ2.6inch」。
…2022年、そのローラに新たなシリーズが登場。たまらんばい永野こと、永野総一朗をして最も注目していると言わしめるそのワームがこちら。
スタッガーローラ3.3inch
オリジナルの2.6inchに対して、新しいローラは3.3inch。ちょっと細くて長い。2g軽くなっても24gというそのシルエット、比べるとこんな感じです。
「世界一高比重」と噂されるオリジナルがパンチありすぎて霞んじゃいますが、それでも十分なインパクト。ノーシンカーで70m飛ぶオリジナルと遜色無いほど、飛距離も十分なんだとか。この形状で24g…納得。
より芸達者になったブッ飛びワーム
いろいろ気になりますよね? 使い方とか、使い分けとか。しっかり解説してもらっています。
わかりやすーい解説を見れば、一目瞭然。以下にポイントをまとめていってみます。
細くなったことで、フッキング性能が向上。ワーム自体が柔らかいので、あえてスリットを大きくする必要もなくなったんだそう。
ボディが長くなったことで、ジャークした際のダート幅が大きくなった。
これにより、ぶっ飛んではるか対岸のカバーにぶち込んでバスを誘う、そんなオリジナルに対し、3.3inchはオープンウォーターで使うことも可能になったと。カバーを撃ったり、ズル引いたり、ボトムジャークしたり…いわく、攻め方の幅が広がったのが最大のポイントとのこと。
長野さんが実際に使ってみて、特に遠投性能を重視して使うのであれば、ズバリのロッドは「マッカ レッド シグネイチャーシリーズ HUMRC-73HST/RS」。
長さゆえの飛距離はもちろんですが、ソリッドティップ搭載のヘビーアクションモデルのこのロッド、アタリをはじくことなく食い込ませ、かつ長いストロークでしっかり掛けられるのが特長。どう考えても。遠方のカバーやボトムのズル引き、ボトムジャークにピッタリ。
もう1つのポイントはフック。この形状ゆえにどうしても回収時にワームが回る、ラインがヨレる。そのため推奨フックはVARIVASの「リングオフセット モンスター(ULTRA HEAVY WIRE & HIGH POWER CARBON)」。スイベルが付いているのでヨレ対策に。
ハイドアップといえば、最近何かとシーンをザワつかせている「コイケフルキャスト」に続き、これまた異端児系ワーム「ローラ3.3inch」。登場は2022年の春頃を予定しているとか?! 今後の動向に熱視線!!
ハイドアップ(HIDEUP )