【上昇中の水温6℃以上がキー】水温に応じたリグを密集したウイードパッチへ投入!永野総一朗が2月の「極寒南湖攻略法」を伝授
皆さんこんにちは、たまらんばい永野です。
今回のたまらんばいスポットでは2月の南湖攻略法についてお話ししていきます。ぜひ近々琵琶湖に来られる方は参考にしてみてください。
例年にないほど低い南湖の最低水温、現在は上昇傾向
今の琵琶湖南湖の状況は最も水温が下がった最低水温期を、若干ではありますが脱し、水温が上昇に転じているといった状態。少し前の水温が下がっていく状況では、主にボトムから少し浮いた所の中層攻略がキーとなり、スイミングジグやミドスト、ボトストなどの釣りが北湖を中心に有効でした。
南湖では最低水温が例年にないほど低く、3度から6度前後となって正直魚を釣ることが非常に難しかったです。ところが、水温が上昇に転じると主に僕のやっているエリアでは西岸のウイードパッチを中心に釣果が出てくるようになりました。キーとなる水温は南湖南エリアでズバリ6度。
6度を超えるとウイードパッチでのボトムの釣りに反応するようになりますが、寒波等で水温が6度を下回ると急激に食わなくなります。
さらに言うと同じ水温6度でも下がっての6度ではなく、上昇しての6度が大事であり、特に太陽が出ていて穏やかな天候ほどバスが反応しやすい傾向です。
具体的に釣りをしているエリアは南湖南エリア西岸。KKR沖や自衛隊沖、主に3m前後のレンジにあるウイードパッチです。絨毯や帯状のウイードは少なく、直径が小さければ2-3m、大きければ10m前後の丸い感じのウイードパッチが、今年は西岸各所に点在しています。
水温に応じたリグを密集しているウイードパッチへ
水温上昇のタイミングでこのパッチ周りで魚探をかけると、たまに魚がチラチラっと映るパッチがあったりします。周りよりウイードの背が高かったり、規模が大きかったり小さいパッチでも密集しているところがキモ。
後はそんなウイードパッチをマークして、狙っていくのですが水温6-8度までだとボトムジャークのリアクションが有効。「コイケシュリンプマグナム」や、「カバースキャット」などの高比重系を細かくジャークしていく釣りです。
ハイドアップ公式「コイケシュリンプマグナム」詳細ページはこちら
キャスト後は20秒放置。その後、2ジャーク7秒ステイの繰り返し。まだ水温が低いうちは、ジャークは弱め(軽く首を振る程度)、ステイは長めが今のところ有効です。動かないバスの目の前を何度もターンさせるイメージで使います。今年に入ってからはこのパターンでバスを釣っているイメージが強いですね! 今後水温が上がり、8℃を超えてくると通常のボトムの釣りも有効になってきます。ネコリグ、テキサス、フリーリグ。それらをパッチ周りでユスッたりズル引いたり。
難しい冬ではありますが、メジャーな沈み物などは今は丸裸になっている事が多いので、自分だけの今年のウィードパッチをぜひ探してみてください。
ロッド:マッカ(HUMC-610MH+、HUMC-71H)【ハイドアップ】
リール:20メタニウム XG【シマノ】
ライン:アブソルート MG フロロカーボン(20Lb)【バリバス】
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