シーバスにヒラスズキ、フラットフィッシュや青物に。
無いと不安。むしろ無いと困る…とも評される定番にしてテッパン「サイレントアサシン」シリーズ。
その中でも約10年前に登場、今なお超一軍「アサシン99シリーズ」に待望のフラッシュブーストが搭載。仕様も見直されているとか?
サイレントアサシン99F/99SP/99S フラッシュブースト
今まで、数々の実績を上げてきたサイレントアサシンシリーズの中でも、コンパクトで食わせやすいサイズ「99mm」。お世話になった方も多いんじゃないでしょうか。
シマノ公式「サイレントアサシン99F/99SP/99S フラッシュブースト」詳細ページはこちら
新しくなったアサシン99シリーズのポイントは大きく3つ。
フラシュブーストとは、ボディ内部にスプリングで反射板を吊るすことで、ルアーが止まっていてもフラッシングして誘い続ける、シマノ独自の機構。
ただ、従来のサイレントアサシン99に反射板を付けただけでなく、ボディ形状、浮力、強度を見直し、ルアーのアクションを妨げない、最適なバランスに再計算され、設計されています。
サイレントアサシン99といえば、重心移動システム「AR-C」が搭載されており、安定的なロングキャスト性能を誇りましたが、新しいサイレントアサシン99には、名称を改め、「ジェットブースト」が搭載されています。
重心移動ウエイトを貫通シャフトとバネで支えることで、安定したロングキャストと、速やかな泳ぎを両立される「ジェットブースト」は、使い手の技量に関わらず、遠投性能を約束してくれます。ボディ強度も見直されているので、ピンスポットを攻略する際も安心。
また、カラーリングにもこだわりが。本物のウロコをリアルなホログラムで再現した「スケールブースト」。そのパターンは3種類で、N(Natural)、A(Appeal)、T(Transparent)に分かれています。
使い分けとしては、ストラクチャーの周辺を狙ったピンスポットの攻略ではリアルさを追求したN(Natural)を。広いエリアを広範囲に探りたい時には、特に強いフラッシングを発生するA(Appeal)を。水の透明度の高い場所で自然なフラッシングを発生させたいときにはT(Transparent)を。
カラーローテーションに加え、このフラッシングのパターンをローテーションさせることで、より効率よくターゲットにアピールすることが可能。
フローティング、シンキング、サスペンドの3タイプ×8カラーのラインナップ
「サイレントアサシン99」は、フローティング、シンキング、サスペンドの3タイプがラインナップ。またカラーも全8色で、あらゆるシーンに対応します。
品番 | カラー | タイプ | 全長(mm) | 重量(g) | 飛距離(m) | 沈降速度 | スイムフォーム(角度(°)) | 本体価格(円) |
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XM-199V | 8色 | フローティング | 99 | 14 | 60 | – | 10 | 2,100円 |
XM-999V | 8色 | サスペンド | 99 | 16 | 60 | – | 13 | 2,150円 |
XM-299V | 8色 | シンキング | 99 | 17 | 61 | 32 | 15 | 2,150円 |
フックサイズ #5×2
※003、007、008 はゴールドプレート
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控えめに言って参考になる。松岡 豪之氏、嶋田 仁正氏、辺見 哲也氏、赤木 光広氏によるそれぞれの角度からのインプレッションは公式HPにて。
様々なターゲットに加え、港湾部や磯、サーフまであらゆる状況で使える「サイレントアサシン99F/99SP/99S フラッシュブースト」。持っておいて損はなし。そう思うのは記者だけではないはず。