様々な、こだわりスギなフックやリグパーツなどを発表しているRYUGI (リューギ)!
リューギから2022年は、いったいどんなモノが登場するのか気になったので、取材してきました!
今回は、そんな取材させてもらったリューギのNEWアイテムをまとめてご紹介!
ひとまず紹介順に一覧にしてみました
リューギ2022年新製品&開発中アイテム一覧
アイテム名 | 発売予定 |
NEWモノガード ヴェスパ | 2022年4~5月 |
アジャストネイル | 2022年5月頃!? |
ホバーショットFG | 2022年初夏頃!? |
グライドハンガー | 2022年夏頃!? |
タリズマンブルータル | 2022年夏頃!? |
タリズマンブルータルHG | 発売日未定 |
モノガード ヴェスパGⅡ #1 | 2022年秋以降!? |
ヴェスパブルータル | 2022年秋以降 |
リューギ2022年新製品&開発中アイテムINDEX
製品名のリンクを押すと、紹介記事にいきます!
それでは1つ1つご紹介!
発売時期に関しては現時点で予定されている日時を掲載しています!
NEWモノガードヴェスパ【リューギ】
「モノガードヴェスパ」はその名の通り、フィネスジグヘッドとして人気の「ヴェスパ」のガード付モデルで、今までのヴェスパでは難しかったストラクチャー周りをよりタイトに狙う事ができるモデル。
ちなみに商品名のヴェスパという名は、イタリア語でスズメバチ! 小さいけど強い!っていうトコロから商品名として採用されたそうな!
もちろん、今回のモノガードヴェスパは、オリジナルのヴェスパに、単にガードを付けただけではなく、細かな独自設計になっています!
そんなモノガードヴェスパの特長を1つ1つ見ていきますね!
リューギブランドディレクターのWOODYこと宇田智さんに動画で解説してもらったので、こちらもぜひチェック
まずはフックの線径なんだけど、通常、ガード付ジグヘッドの場合は、フッキングパワーが必要で。ノーガードものと比べると、よりタックルは強いモノが必要となります! なので細軸設定のヴェスパのハリをそのまま使用すると、そんな状況に耐えられないことから、モノガードヴェスパではフックサイズは変えずに、線経は従来のヴェスパよりひと回り太く設定されたモノ(ホバーショットで採用されたフック)が採用されています!
ちなみに、ひと回り太くって書いてますが、かなり微妙に太くなっている感じです! 芸が細かいです!
これによって障害物周りでの多少強引なやり取りを迫られるシーンにも対応できるようになっています!
気になるガードに関しては、通常の樹脂製のガード(ブラシガード)が採用されているんだけど、ガードの強さは、あの山岡計文さんなどと協議して、硬すぎず、やわらかすぎずの「ちょうどいい」強さに設定!
ちなみにガードが抜けにくいよう、根元部にあるツボのようなガード受けが付けてあるんだけど、この部分もガードの強さに影響のある部分だそうで、当然、その部分も含めた細かいガード強さ設定にしてあるそうな!
モノガードヴェスパは、オリジナルのヴェスパ同様にヨコアイが採用されていることで、タテアイのように使用中に結び位置が前後にズレる心配が無く、ラインとアイの結び目が高い位置をキープしてくれるので、ロールさせやすいなど、アクションが安定!
ワームキーパー部はダブルワイヤーガード仕様!
ミドストなどで多用する「薄刺し」にリグった時にもしっかりワームをホールドできるよう、キーパーのカギの向きは下向き!
そしてカギの高さも、ワームを傷つけず かつワームのホールド力を損なわないギリギリの高さに設定してある
以上、リューギの2022年新作ジグヘッド「モノガードヴェスパ」をご紹介しました!
パっと見た感じはシンプルなアイテムなんだけど、リューギ開発陣ならではの半端ないこだわりが詰まってました!
登場したらぜひチェックしてみてくださいね!
アジャストネイル【リューギ】
この写真を見たら、何となくどんなモノか想像できる人も多いかと思いますが、このアジャストネイルは、折ってウエイト調整ができるネイルシンカーなんです!
たとえば、こんな感じに簡単にポキっと追って使うことができるんです!
ちなみに、このアジャストネイルって、ウエイトバリエは軽量系ウエイトのみの展開で、発売されるウエイトは0.15g、0.3g、0.6gという3種!
ちなみにメインの用途的には、ホバスト用のネイルシンカーを想定されて開発されたモノ。
開発のキッカケとなったのは、ホバストの生みの親である「堤 治朗さん」、そしてホバストを世に広めた「山岡計文さん」がホバストで使用するシンカーのウエイト調整にかなり苦労というか手間ひまが掛かっていたから! なんだそう。
確かにホバストを使う場合、ネイルシンカーのウエイト調整ってかなり釣果に直結するシビアな部分ですよね! なので堤さんや山岡さんは、樹脂タングステンのネイルシンカーをニッパーなどでカットしてたんです。
よくよく考えると、この作業って、
手間ヒマがかかるし…、
カットした時にシンカーが飛んでどっかにいってしまったり…
また常に同じ位置でカットすることが現実的に難しかったり…
そこで、リュウギが、簡単にウエイト調整ができるように折って使えるネイルシンカーを開発した! というわけなんです!
アジャストネイルだと元々軽量なネイルシンカーを、3分割にすることができるので、かなり細かく正確なウエイト調整がいつでも誰でも簡単にできるというわけなんです!
例えば0.15gのアジャストネイルを3分割すると1つが0.05gのシンカーが誕生します!
ラインナップされる3種のウエイト0.15g、0.3g、0.6gを折って使えば…
1節が0.05g、 0.1g、0.15g、0.2g、0.3g、0.4g、0.6gのネイルシンカーとなるので、超絶に細かいウエイト調整が可能に!
ちなみに分割した時に先がとがっていないヤツをリグる場合は、先がとがったアジャストネイルで下穴をあけたり、フックで下穴をあけてやると、簡単にワームに挿入できるようになります!
元々は、ホバスト用で開発されたアジャストネイルですが、もちろん、細いワームや小さいワームのネコリグにも使えるし、沈み虫用のネイルシンカーとして使うのもアリ! いろんな使い方ができます!
なおアジャストネイル、それぞれの節にFマーク(FECOマーク)が付いているので、トーナメントでも使えます!
あと、使い勝手のいいパッケージも開発中とのこと!
いやぁー完成が楽しみです!
ホバスト用フックとして大人気なのが、リューギのホバーショット!
2022年は、そんなホバーショットのガード付きNEWアイテムが登場します! それは…
ホバーショットFG (ファインガード)
ホバーショットのガード付きモデルとして開発が進められているのが「ホバーショットFG」。
もちろん、こだわり系メーカーのリューギらしく、単にガードがついただけでなく、細かすぎるギミックが満載になっています。
このホバーショットFGに関してはリューギのプロダクトディレクターのWOODYこと宇田 智さんに動画で詳しく解説してもらったので、こちらもぜひチェック。
【ホバーショットFG (ファインガード)】ホバスト完全対応のガード付きフックを宇田智が超解説
さて、ここからはホバーショットFGに、どんなこだわりが詰まっているか、パーツに注視した写真とともにご紹介してみます!
ガードの素材は,様々なモノがテストされた末、最終的には…
ファインガード系のモノで、強すぎず、弱すぎず、フッキングとカバー回避能力の両立を求めて、ステンレス系の硬質単線ワイヤーが採用されることになったそうな!
ガードの角度が調整しやすいのも◎。フッキング重視ならガードを寝かせ、カバー回避重視ならガードを立て気味にするなど、微調整が可能!
カバー回避能力を高めるべくモノガードではなく、ダブルガード仕様になっていて、横からゴミを拾ったりするのを防ぐようになっています
硬くて張りのあるエステル系ラインをワームキーパーの素材として採用! 邪魔にならないよう、小さくヒゲのような感じで配置されているけど、ワームをしっかりホールドしてくれる。ちなみにサイズによってヒゲの本数もかえてあるんだとか!
フックの軸全体にセキ糸(スレッド)をタイイングしてあって、これによってワームのホールド力をアップ! エステルラインのヒゲ!? とこの軸のスレッド巻きのダブル効果によって、かなりワームがズレにくく、身切れしにくくなっています!
フックサイズもホバーショットと同様、#3 #2 #1の3種をラインナップ
ホバーショットFGはホバスト以外にも浮くムシや、フックを下向きにして沈む虫などにも使える
グライドハンガー【リューギ】
まずはこちらを見てください! グライドハンガーという名のアイテムなんですが…どういうアイテムか分かりますか?
金属の金具のような、アイテムなんですが、どんな使い道のアイテムなのか!? ちょっ、と分からないですよね!
グライドハンガーは、特殊なリグパーツなんです!
タネ明かしをすると実はこんな感じにリグパーツとして使うんです。
テキサスリグとか、リーダーレスダウンショットとか、昔はやったグライダーリグみたいだけど、ちょっと違う特殊なリグを作ることができます!
根掛かり回避率が大きくアップ
「グライドハンガー」にシンカーを装着することで、アクション性能やリグの姿勢の安定性がアップ!
また何よりも根掛かり回避率がかなりアップ! ボトムをしっかり攻めることができ、かつ根掛かりも回避できてしまうんです!
さらには、シンカーのウエイトチェンジもラインを結び変えずに行うことができるんです!
↓リューギ関係者の間では、グライドリグと呼ばれているリグ
ちなみ、グライドハンガーの使い方は、ぶっちゃけ無限大!
いやぁー色んな使い方で試してみたいですね!
パワータックルでのネコリグ用フックとして人気なのがリューギのタリズマン。
そんなタリズマンの新たな仲間2種が現在、開発されています!
今回はそんなタリズマンシリーズのNEWアイテムをご紹介します。
タリズマンブルータル【リューギ】
タリズマンブルータルHG(ヘビーガード)【リューギ】
※タリズマンブルータルHG=発売日未定
パワー系ワッキーフックとして人気のタリズマン! そんなタリズマンのさらに太軸モデルとして開発が進められているのが「タリズマンブルータル」。
サイズは、#1/0 #2/0 #3/0 #4/0の4サイズのラインナップが予定されています!
#4/0はこれまでのタリズマンにはなかった大型サイズ! デカくて太目のワームのワッキーリグ、ネコリグにも対応してくれるサイズ
「タリズマンブルータル」は伊藤 巧さんと木村建太さんの2人の要望から開発がスタート
この「タリズマンブルータル」が開発されるキッカケとなったのがリューギのプロスタッフで、アメリカのトーナメントシーンで活躍中の2人、伊藤 巧さんと木村建太さんによる要望から!
PEタックル&大き目・太目のワーム使用時にも安心して使える強いフックを作ってほしい! という2人からの要望があり開発がスタート!
ちなみに最近は日本でもPEタックル使用を前提とした強いワッキーフックを求める声が各所から上がってきていたこともあり、製品開発を具体的に進めることになったというわけ!
そんないきさつで開発がスタートしているタリズマンブルータルだけど、現在は、さらにガード付きモデルの「タリズマンブルータルHG(ヘビーガード)」の開発も進められています!
以上、タリズマンブルータルと同HGの情報をお届けしました!
発売されたらロングワーム、太目のロングワームなどでガンガン使ってみたいです!
4Lb以下のラインを用いたフィネスフィッシング用ジグヘッドとして人気なのがリューギの「ヴェスパ」。
そんなヴェスパに2022年春、ガード付きモデル「モノガードヴェスパ」が登場予定になっているという情報を少し前にお届けしました!
で、実をいうと、このモノガードヴェスパに加えて、さらに新しいヴェスパの仲間が加わる予定なんです! それは…
モノガードヴェスパGⅡ (仮称) #1【リューギ】
製品名にGⅡという言葉がありますが、これはジェネレーションⅡ=第2世代という意味が込められています。
というのもモノガードヴェスパGⅡは、2022年春に登場するモノガードヴェスパとは少し仕様が違うモノになっているんです!
それでは、どう違うモノになっているのか? ご紹介していきます!
動画でも詳しく解説してもらったので、こちらも要チェック!
モノガードヴェスパは樹脂タングステンヘッド&フックサイズが#2と#3という2サイズ展開で登場するんですが、GⅡモデルは、より大きめのワームに対応するべくフックサイズが#1設定になっています!
またウエイトに関してもより深いレンジに対応できるように、従来のウエイトバリエとは違い、重めウエイト3.5gも用意されるとのこと。
フックは、ホバーショット#1で採用されたやや線径が太い強度がアップされたフックを採用!
あとGⅡモデルの最大の特長といえるが、撚り線ワイヤーガードが採用されている点です!
ノーマルのモノガードヴェスパでは樹脂製のモノガード(ブラシガード)が採用されていたのですが、GⅡモデルでは、よりデカめのワーム装着に対応するべく、ガードも変更することに! 様々なモノを試した結果、撚り線ワイヤーガードを採用することになったとのこと!
ちなみに撚り線ワイヤーにすることで、ガードを寝かしたり立てたりしてガード角度の調整・強度調整が簡単になるほか、バスとののファイトによるガードの変形やクセも付きにくくなっているとのこと!
・横アイ→ラインの結び目が高い位置をキープしてくれロールアクションが出しやすい
・TCコート&サイバーメタル採用→鋭い刺さり&曲がりに強い素材
・絶妙設定になっているダブルワイヤーガード→ホバスト時など薄刺しセットした時にワームを傷付けスギずしっかりホールドしてくれる仕様
以上、開発が進められているモノガードヴェスパGⅡ モデルについてご紹介しました!
チョイデカジグヘッドって、なかなか選択肢が狭かったりするんですよねー! というわけで、このモノガードヴェスパGⅡの完成が楽しみです!
ヴェスパブルータル【リューギ】
ヴェスパブルータルは、フィネスジグヘッドとして人気のヴェスパの大型・パワフルバージョンで、あの北の鉄人「山田祐五」さん監修のNEWジグヘッドです!
山田 祐五(Yamada Yugo ) プロフィール
このヴェスパブルータルに関してはリューギのプロダクトディレクターWOODYこと宇田智さんに動画でも解説してもらったので、ぜひチェック!
それでは特長を1つ1つ見ていきましょう!
従来のジグヘッドに比べ、やや前方上方寄りのウェイトバランスと、上方寄りのアイポジションによって、大きめのワームを使ってミドストしても、しっかりローリングアクションが出せるアイテムとして開発されています! また、やや前方寄りのウェイトバランスになっていて、スイミング時のワームの尻下がりを抑制する効果もあり。
ガードは、撚り線ワイヤーが採用されていて、高いガードカで根がかりを回避してくれます。
また、ガードをフック側に曲げればガード力を弱く、逆に曲げればガード力を強く調整する事も可能です。
ワームキーパーにはTCキーパーを採用しており、他社製品と比べ高いワームキープ力を発揮。
以上、4~8inchワーム対応! ヴェスパのパワフルモデル「ヴェスパブルータル」をご紹介しました!
市場にあるデカめのジグヘッドって、シンプルなモノが多いけど、このヴェスパブルータルは、各パーツともかなりこだわられた貴重な存在といえるアイテム! ぜひ試してみたいですね!
以上、リューギから2022年発売予定となっているアイテム、また開発中のアイテムをまとめてご紹介しました!
完成、登場が楽しみですね!