ルアー&リグ交換。
ポイント移動など。
オフショアゲームにおいて、「ロッドスタンド」が活躍する場面は本当に多く、逆に無いとストレスに感じてしまうほど。大体の遊漁船の船べりに初めから付いているので、そういったことを考えるってあまりありませんが…。さて、そんなロッドスタンドの便利機能に加え、竿受けや角度が調整できたり、取り外し式でその他色んなギミックが詰まっている。そのようなアイテムがあれば欲しいと思いませんか?
マルチスタンド130【第一精工】
今回は第一精工の新製品「マルチスタンド130」を紹介。
名の通り、マルチに使えるロッドスタンドでパイプを回すだけで「ロッドキーパースタイル」、「ロッドスタンドスタイル」という2つの便利機能が使えるアイテムになります。スピニングとベイトどちらにも対応していて、取り付け幅が広いのはモチロン(可能幅:15~130mm)、縦付けor横付けの両方装着可能で幅広い船べりに対応する優れモノ。
対応ロッド径 | クランプ取付有効幅 | ロッド角度 | 材質 | 備考 | 重量 | 収納サイズ | 税込価格 |
Φ36mm以下 | 15~130mm(タテヨコ取付) | 上下8段階・首振り角度自由自在。 | ガラス繊維強化プラスチック | ラインフック搭載、ハンドルリング付属 | 588g | 255mm×135mm×74mm | ¥5,720 |
第一精工公式「マルチスタンド130」詳細ページはこちら
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左:ロッドスタンドスタイル 右:ロッドキーパースタイル
縦付け&横付け両方OK
ロッドキーパースタイル
2パターンの使い方ができると解説しましたが、まずは皆さんも気になっているハズ、「ロッドキーパースタイル」について。
そもそも、「マルチスタンド130」が生まれたキッカケも、このスタイルが関係していて、日本海のイカメタルなどを得意とする遊漁船「第七佐藤丸」の船長が「ラークシリーズ」にエンビパイプを装着して使っていたことがことの始まり。
エンビパイプを装着した実際の写真
出典:第七佐藤丸公式HP
出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」
角度的にも45°まで倒せるということもあり、イカメタルゲームやバチコンアジングで「ほっとけ釣法」が可能。また仕掛けをフォールさせている状態で、他の作業ができたりという、便利なこと尽くしで第一精工がその案を取り入れて製品化。当初はパイプだけを開発する予定だったそうですが、パイプを縦にすればロッドスタンドにもなるという発想で、1から便利アイテムを生み出そうとなり「マルチスタンド130」が誕生しました。
つまり「ロッドキーパースタイル」はロッドを垂直ではなく角度をつけてキープできるので、前途した内容に加えて、魚やイカからフックを外す時でも、ロッドホルダーに挿入した状態で作業ができ、ティップにもラインが絡まりにくいため、エダスの付いているような、イカメタルやバチコンアジングには特に向いています。
挿入した状態でロッドアクションを付けることも可能
ロッドスタンドスタイル
続いて「ロッドスタンドスタイル」はポイント移動時などに活躍。ロック機能が付いているので、グラつくことも無いですよ。ロックの解除に関しては本体の凹の位置を押し込むだけ。
他にも便利機能が色々!
大きな特長は「ロッドキーパースタイル」と「ロッドスタンドスタイル」の2パターンで快適に釣りを楽しめるというトコロではありますが、細かい所にも色々便利ポイントが秘められているので引き続き紹介していきますね。
「ロッドキーパースタイル」でロッド角度を、上下8段階まで調整可能。
そして首振り角度も自在に調整できます。
ポイント移動時やリグチェンジの時に、ルアーが暴れて不意のロッドティップ折れを防いでくれるラインフックも搭載。まさに便利機能尽くし!
という感じで「マルチスタンド130」の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたか? 価格も思っていた以上にリーズナブル。ぜひイカメタルゲーム&バチコンアジング好きの方はぜひ使用してみてくださいね!
第一精工新製品情報
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