2022年、ZPIより淡水・海水の二刀流で使えるベイトリール、「DualUseアルカンセ」と「DualUse(デュアルユース)ZPⅢ」が登場します。
これまでリールアルカンセといえば、淡水専用のバスリールのモデルでしたが、「DualUse(デュアルユース)」モデルはバスはもちろん、シーバスやタチウオ、ロックフィッシュといったソルトのターゲットも狙うことが可能。
ルアー以外のカワハギ釣りやティップランなんかにも対応した、マルチに活躍できるベイトリールとなっています。
もちろん、リールアルカンセと同様、トラブルレス設計でビギナーの方にも使いやすい性能となっているので、ベテランからビギナーまで幅広く使ってもらえる性能です。
DualUse(デュアルユース)の進化ポイント
DualUse(デュアルユース)の大きなポイントは、メインフレームの表面処理。
新技術の特殊なアルマイト処理が採用されることで、ボディフレームの腐食を引き起こしにくい設計となります。
ボディの腐食を抑え、塗装の剥離を防止する効果も備わっています。
そしてもう一点が、ギアのサイドカバー部分とボディのあわせ面に新設された排水溝。
海水がたまりやすいギアボックス部分から水が抜けやすくしている構造で、ギアを塩害から守ることはもちろん、釣行後の洗浄にも簡単に行うことができます。
ソルトゲームをワンランク上で楽しめる「DualUse(デュアルユース)ZPⅢ」
アルカンセリールをベースにソルト対応モデルが「DualUse(デュアルユース)アルカンセ」に対し、より快適にワンランク上の使い心地を体験できるのが「DualUse(デュアルユース)ZPⅢ」モデルになります。
デュアルユース昨日は共通になりますが、「DualUse-ZPⅢ」では、ZELOS(ゼロス)コアテクノロジーの「ZELOS ZPⅢスプール」を搭載しています。
このZPⅢというのは、Z-PRIDEシリーズの3代目を意味するもの。
出典:ZPI公式「Garage Talk ver2.01」詳細ページ
Z-PRIDEとは、シマノのメタニウムをベースに、ZPIのカスタムパーツであるスプール・ハンドル・ブレーキ等を装着させたオカッパリ専用のリファインリール。
ベイトフィネスクラスの軽量ルアーから20gのハードベイトまで対応した、陸っぱりに求められる自在性と対応幅に優れたリールです。
今作の「ZELOS ZPⅢスプール」は、そのZ-PRIDEシリーズのコンセプトを伝承したカスタムスプールとなります。
「ZELOS ZPⅢスプール」を搭載することで、ソルトゲームにおいてライトリグはもちろん、非常にトラブルレスで快適に楽しめる性能となります。
ロックフィッシュを狙ったショートピッチのアプローチや、ボートシーバスなどでのアキュラシーが求められるシーンにもこの「DualUse-ZPⅢ」は最適!
また、ベイトリールの利点として片手でクラッチが切れるので、ファイト中の操作などスピニングよりも優位になる部分も多数あります。
そのほか、アンダーキャストがしやすいなど、スペースが限られるシチュエーションでのキャストにも優れるなどメリットも挙げられます。
これから淡水・海水どちらのフィールドでもベイトタックルで釣りをしたい方にはぜひともオススメのモデルとなります。
ちなみに「DualUseアルカンセ」のお値段は¥30,000(税抜き)、「DualUse-ZPⅢ」は¥28,000(税抜き)
発売予定は2月末~3月を予定となります。