金色のロッド。
ダイワ史上最高傑作と評されるシーバスロッド「morethan BRANZINO EX AGS(モアザンブランジーノEX AGS)」。
これまで、もっとも軽かった番手「87ML」で111gという自重。2022年いずれも大野ゆうき氏監修の元、同シリーズに追加となる2本のアイテム。そのうち1本はなんと自重100gという壁を超えてくるという。
morethan BRANZINO EX AGS 87LML 【URBAN SIDE CUSTOM】/94LML 【MATCH THE BITE CUSTOM FOCUS】
品名 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | 適合ライン(ナイロン) | 適合ライン(PE) | カーボン含有率(%) | 価格(¥) |
87LML | 2.62 | 2 | 135 | 96 | 1.5/10.3 | 5-30 | 6-16 | 0.6-1.5 | 100 | 75000 |
94LML | 2.85 | 2 | 147 | 104 | 1.8/10.8 | 5-30 | 6-16 | 0.6-1.5 | 100 | 77000 |
いずれも見た目はかなりシャープになった印象。アンダー100g、驚異の自重96gの「87LML」。9.4ftというレングスながら、それでも104gという軽さが特長の94LML。
バイトがあれば慣れない内はその軽さでロッドを落としそうになる、とも言われる2本のロッドの特長をまとめて。
軽量なのに力強い極細ブランク
しなやかで強いジョイント構造であるV-JOINTαによって、ブランク設計の自由度が大幅に拡大。それにより、ダイワのルアーロッドの最高峰となるSVFコンパイルXナノプラスが真価を発揮し、最大限の軽量化と細身化を実現。
また、ブランクの最外層には、ネジレに強いバイアス構造を最外装に施したX45フルシールドを搭載。それらは5つのメリットに大きく貢献するという。
①:空気抵抗が少なくキャストがとにかく軽快
②:穂先が軽いのでトゥイッチなどの取り回しがラク
③:重いルアーの飛距離はそのままに、軽いルアーがいままでよりも大幅に飛ぶ
④:曲げればその分最適なパワーを発揮する素直なキャストフィールを実現
⑤:感度が大幅に向上
ブランク本来の性能を引き出し、トラブルも抑制する新型ガイド
固定力が非常に強いCWS(カーボンスレッド)によってガイドを固定することで、ガイドの脚部(ブランクに沿う部分)が短縮。さらに、ティップ部分には傾斜型の新AGS「AGS TYPE-O」を搭載。
結果、ガイドシステムがさらに軽量化。また、ブランクのつながりが大幅に向上し、とにかく曲がりがきれいという。加えて、飛距離を損なうことなく、ティップ部の糸がらみが減少するという点も特筆すべき点。
感度とホールド性に研きをかけた新型リールシート
ライトな番手には細身のエアセンサースリムフィットシートを、パワフルな番手には完全新型となるエアセンサーオーバルシートを採用。
シーバスロッド無双となるか。「まずはこの手に持ってみたい」そう思わせるロッド、実釣で早く使ってみたいです!