写真でピンときた方も多いかとは思いますが、MB-1です。
「モンキーブレインベイツ」のハンドメイドルアービルダー・井佐知之さんのオリジナル「MB-1」をカスタムして、昨年ティムコから登場し、話題を呼んだのがMB-1カスタム175F。
しかし、写真のMB-1は175Fではありません。ティムコの2022年ビッグベイト「MB-1カスタム180DSF」です。
MB-1カスタム180DSF
MB-1カスタム180DSF。DSFが意味するところは、デッドスローフローティング。
ボディ前方のウエイトは若干重たくし、MB-1カスタム175Fで好評を得ていたなまめかしさはそのままに、アンダーウォーターでの扱いやすさをさらにブラッシュアップしたモデル。
ウエイトのほかに、「水面下での動き」を意識してチューンされたのが2点。リップとテールです。
リップは潜行深度を稼ぎながらも、操作感・アクションを損なわない形状となり、テールは180DFSが長くなった。ロングテール化したことで、水を受けてもスタビラザー効果を発揮してくれる。
また、このロングテールがスローなアクションでも長さの分アクションの余韻が伝わり、なまめかしさが出るようになっているのも特徴。
もちろん、MB-1カスタムの簡単にジョイントの折れ角を調整できるシステム「NTD」も健在。
ジョイント部に3つのホールが設けられ、NTDとはアクションの頭文字からきたもの。
N=Normal mode
T=Tight rolling mode
D=Dead sticking mode
ノーマル、タイトローリング、デッドスティッキング、3つのアクションを出せるNTDシステム搭載のMB-1に、「デッドスローフローティング」という要素が加わったMB-1カスタム180DFS。要チェックの存在といえるでしょう。
全長:180mm
ウエイト:1.5oz(43g)
タイプ:スローフローティング
価格:4,300円(税別)